にゃんこのBL徒然日記

BL:ボーイズラブ本の感想ブログ

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闇夜の情動 :宇宮有芽

4904835301闇夜の情動 (リリ文庫)
宇宮 有芽
大誠社 2011-05-13

by G-Tools

宇宮先生の作品は初読みでした。
思いがけず萌えを発見してテンション上がりまくり!
【闇夜の情動/宇宮有芽/香坂あきほ/リリ文庫(2011年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!

【あらすじ・感想など】
代々続く地方の大地主であり、政治的にも経済的にも力を持っている高盛家。
その力の裏には、先々代から受け継がれてきたある能力が関係していた。
生まれた時からその能力を持つ従兄弟・高盛宗夜を支えるため、幼い頃から一緒に暮らしてきた紬。
宗夜を大切に想う気持ちはあるが、自分に執着する宗夜に不安も感じていて…。

一族の中でも僅かしかいない、ある特殊な能力を持った人間。
生きていくにはパートナーとなる人間が必要となる。
能力を受け継いだひとりである宗夜と、パートナーである従兄弟の紬は幼い頃から一緒に育ち、東京と大阪で大学が離れた今でも月に1度は会っている。
しかし、成長するにつれ互いの関係に戸惑いを覚えるようになった紬は、宗夜との距離をとろうとしていた。
その態度に宗夜の態度もおかしくなっていく。
そんな中、秘密を探ろうとする動きなどで周囲が騒がしくなっていき…。
という従兄弟同士の話。
2歳の年齢差があり、先に東京の大学に進学した宗夜に対して、遅れて大阪の大学に紬は進学しています。
東京の大学を狙っていた紬が大阪に進学したのは、宗夜と距離を置かなければという意識が内心あったから。
幼い頃から特殊な能力のために秘密を共有してきたふたりは、その延長で子供の頃から性的な関係を持っています。
深く考えずその欲求を互いに処理していた頃はよかったけれど、次第に宗夜を意識するようになり、紬は抵抗を感じるようになる。
一生近くで生きて行かなくてはいけない繋がりがあるけれど、それとは別に宗夜は結婚し、普通の幸せを手に入れて欲しい、そうあるべきだと紬は考えるように。
だからこそ、宗夜とは距離を置いて、自分に向けられている執着を他者に向けさせようとしています。
が、そうすればするほど自分の気持ちも、宗夜との関係も上手くいかなくなり、紬は追い詰められていく。
状況的に考えて、宗夜のことが大切だけど、距離を置かなくてはと考える紬の気持ちは分からなくもないです。
でも、紬も宗夜も、互いが欲しているひと言を伝えればよかったんですよね。
紬がかなり逃げ腰だったのですが、宗夜が多少強引でもしつこく追いかけてくれてよかったです(笑)

以下、ネタバレ含みますのでご注意くださいませ。
序盤で分かる設定ですが、あらすじには書かれていないので一応ここでお断りを入れておきます。

宗夜は特殊な能力を持っていますが、この話に重要なのは、能力者は同時に特殊な体質をしているという所です。
定期的に血液を摂取しないといけないという体質で、所謂「吸血鬼」。
そのために血を与える「供血者」は年の近い血縁が選ばれ、宗夜にとっての「供血者」は紬です。
そして何故ふたりが子供の頃から性的関係をもっていたかと言うと、吸血の際に性的欲求が刺激されるから。
私、この展開を読んで、突然自分の萌えを自覚しました。
どうやら、吸血行為でいやらしい気持ちになってしまう設定が大好きなようです!
必死に快感を悟らせまいと我慢する姿に萌えてしまう…。
さらに、幼い頃から触りあっこしたりしていたのがどんどんエスカレートし、恋愛感情を自覚する前に関係を持ってしまった事に対して、冷静になってから戸惑う展開も大好きだ!!
心が揺れる中、血を吸われてどんどん興奮していく自分の身体を抑えられず、乱れていく紬に萌えまくりです…!!
媚薬はあからさますぎるけれど、こうした崔淫効果のあるものの効果で普通は性的ではない行為が淫靡なものになるという設定が好き。

脇で登場する他の能力者たちがまたいい味出してますね~。
吸血鬼である笙と、供血者である弟の貢。
こちらのふたりは兄弟!
会話の流れからすると何かこちらも美味しい匂いがしています。
そして、現当主である劉生も…。
双子の吸血鬼と供血者なのですが、一体どんな事情があるのやら。
特に、存在感が話の中で大きかった事もあり、笙がとても気になる存在でした。

ということで、宇宮先生の新刊です。
宇宮先生の作品は初読み。
実は私、この作品は全サのために買っていて、読むまで宇宮先生にもあらすじにもピンとこないままでした。
でも、予想外に萌えを発見して大興奮!
話の内容的には、突っ込みどころもあると思います。
吸血鬼たちが能力が具体的に一体どんなものなのか、一族がそれをどう利用しているのか。
設定が練られているにもかかわらず、そういった重要そうな部分には触れられていなかったりします。
志水先生の「是」のように依頼を受けていろいろやっているのかしら?
劉生の双子設定といい、その設定必要でしたか?!となる所がいくつかあり気になりました。
そして、兄弟カップルは一体どうなってるのか教えてください…!!
ネタは仕込んであるように感じましたが、シリーズになるのでしょうか?
評判次第?
是非、笙と貢の兄弟カプでスピンオフが読みたいです。
何はともあれ、話は楽しめたし、自分の萌えを自覚する事が出来て、個人的にはとても有意義な1冊でした♪
同士の方が果たしてどのくらいいらっしゃるのかは分かりませんが……これが萌えツボ!という方には美味しい作品だと思います!
2011.05.27 01:14 | 宇宮有芽 | trackback(0) | comment(4)
            

にゃんこさん、こんにちは!

ツボ発見おめでとうございます~。
よかったですねv こういうとき、うれしいですよね。こんなに長くBLワールドに滞在しながらも、まだ自分についての新たな発見というか、なんだか把握しきれなかったものがハラリと一枚モヤ晴れたみたいに自覚できて。
この記事を読んで大至急わたしも取り寄せ中です。にゃんこさんとはツボエリアがかなり隣接していると思っているので、(勝手に)自分専用のbest BL guideです。

私も自分のツボの具体例を思いつつ、まだもやもやしている部分があるので、体系自覚したいなぁと思っています。
そもそもなぜBLなのかということも、いまさらうすぼんやり考えることも多くて、オトナ思春期です。

酒井順子さんがいうように「いくつになっても(精神的には)乙女の女性が現実の男性に幻滅しないためのファンタジー」だとも思いますし、
にゃんこさんが教えてくださった山藍さんの著作集にCREAのライターさんが書いていた「女性である自分は恋愛当事者にならない高み、もしくは別世界におかないと、性感事情を楽しめないくらい、BL好きの女性たちには分厚いタブー感がかけられている」みたいなこととかも一理あるような気もするし、

よしながふみさんがいう「モテない女子の楽しみであることも否定できない」みたいな若干身も蓋もない意見もあるし、

なんか考えすぎてちょっとよくわからないんですが、ともかく、「自分のツボを探す」旅ににゃんこさんブログの地図を片手に航海中なのです…。

なんだかすごく長くなってしまいました。
先日にゃんこさんがおすすめされていた遊郭モノも取り寄せ中ですし、出張先から帰ってきたら、宅配ポストがアマゾン便であふれかえっていそうです!

これからもアップよろしくおねがいします。

モグ


2011.05.29 09:09 URL | #- [ 編集 ]

こんにちは~。

最初に思ったより面白いと嬉しくなりますよね~♪
宇宮さんは同人でも短編で番外を書かれる事があるので、夏に期待ですw

異種族設定でも大丈夫なら、幻冬舎(リンクス)の桐嶋リッカさんの聖グロリア学院シリーズや花丸文庫、犬飼ののさんの「ふたりの悪魔」、プラチナ文庫、神楽日夏さんの「彼に棲む獣」なんかも個人的にはお薦めです。
特に犬飼さんと神楽さんの作品は絵師さんが葛西リカコさんなので、大変美麗です(笑)

聖グロリア学院シリーズのイラストはカズアキさんで、こちらも私は大好きな絵師さんなので、大満足なのです~♪

宇宮さんのこの作品、わりと好きな話だったので、気に入っていただけたようなのが嬉しくてつい書き込んでしまいました。

お邪魔しました~(ペコリ)

2011.05.29 10:57 URL | みけ #- [ 編集 ]

モグさん、こんばんは♪

嬉しいですよね~。
こんなに読んでいても自覚していない自分の萌えってあるんだ!と、なんだか新鮮な気持ちになれました。
まだまだこれから探っていかなければ。

萌えの体系化や何故BLというところを考える事、私もあります。
モグさんに出していただいた作家さんたちのご意見も分かる部分はありますが、それだけじゃないと思う部分もあり。
未だ納得出来る答えは見つかりません…。
きっと答えはひとつじゃないし、その時々の自分の状況などによっても左右されそうです。
BLは奥深いですね…!

コメントありがとうございました(^^)
これからも、モグさんにも萌えにヒットする作品を取り上げていけたらいいなぁと思います!
ではでは。

2011.05.30 03:01 URL | にゃんこ #fwkSvwQ6 [ 編集 ]

みけさん、こんばんは

勧めていただかなかったらきっと手に取りませんでしたよ~。
ありがとうございます!
そして本の紹介もありがとうございますー!
葛西先生の挿絵となると、萌え倍増でワクワクです。
どちらも読んだことのない作家さんですが、今度本屋で見てみますね。
楽しみw

コメントありがとうございました♪
なんだか実際に顔を合わせている人とここでやりとりするのはとても恥ずかしいです…(照)
またリアルでも萌えBL話しましょうー!ではでは。

2011.05.30 03:07 URL | にゃんこ #fwkSvwQ6 [ 編集 ]













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