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ハニーデイズ :杉原理生

4344820819ハニーデイズ (幻冬舎ルチル文庫)
杉原 理生
幻冬舎 2010-10-15

by G-Tools

いい加減諦めて堕ちてしまいなさい!
と、何度も突っ込みました(笑)
【ハニーデイズ/杉原理生/青石ももこ/ルチル文庫(2010年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!

【あらすじ・感想など】
高校生の坂崎国巳は、離れに下宿している12歳年上の佐伯諒一郎に恋をしている。
でも、諒一郎は国巳の気持ちを知っているのに応えてはくれることはない。
いつまでも弟のようにしか思ってくれない諒一郎に、国巳は必死に想いを伝えようとするのだが…。

諒一郎が坂崎家の離れに下宿し始めたのは大学生の時。
それから10年経ち、諒一郎は大学講師の職に就いたのを機に引っ越すことに。
小学生の頃から想いを寄せていた国巳は、諒一郎が遠い存在になってしまうかもしれない事態に寂しさと焦りを感じていた。
でも、国巳はすでに1度諒一郎に振られている。
優しいけれど弟のようにしか思ってくれない。
それでも諒一郎の言動に、国巳の気持ちは振り回されてしまい…。
という、歳の差モノのラブストーリー。
雰囲気やふたりが抱えているジレンマは先生と生徒、年の離れた幼馴染みみたいなところがあります。
国巳は自分の気持ちは諒一郎に知られているのに、一向に恋愛対象として見られないまま引越で距離が開いてしまう事に焦燥感を募らせている。
一方の諒一郎は、幼い頃から知っていて、世話になっている家族のひとり息子である国巳に、例え好意を持っていても手を出せないという気持ちがある。
だけど突き放す勇気もないから、諒一郎は中途半端な優しさで接してしまいます。
どちらの気持ちも分かるんですよね。
国巳視点で書かれているので、序盤は諒一郎の煮え切らない態度にイラッとしていましたが、読み進めると諒一郎の気持ちも理解できます。
が、そんなんじゃ国巳は納得できないでしょー!!と全力で突っ込みたい気持ちでいっぱいでした。

何度も気持ちを確かめようとする国巳への対応は、結局言い訳ばかり。
でも、そうやってはぐらかされながらも、国巳が答を求めていった先にあったのは、諒一郎の真摯で切ない想いでした。
目の前にある恋愛に真正面からぶつかっていこうとする国巳と、年齢を重ねたからこそ臆病になり、自分の気持ちや人の気持ちを信じることが出来ない諒一郎。
自分の年齢的に諒一郎に共感する部分が大きいのですが、そんな中で、国巳の真っ直ぐさと成長がとても眩しかったです。
どうやって自分の気持ちを言葉にして相手に伝えるか。
最初は「好き」という熱をぶつけていただけだったのが、諒一郎に対して自分がどうありたいのか考えている。
これは頑なだった諒一郎も堕ちるはずですよ…。
諒一郎の呪いを解いた、国巳の一生懸命さがよかった!

にしても、諒一郎はいったい国巳が何歳の時から好きだったんでしょうか~。
中学生の頃にしたって、諒一郎は20代半ばなわけですよ。
小学生の頃だったら大学生……。
深く考えてはダメですね(笑)
何にせよ、その時国巳をどう思っていたのかは分かりませんが、小学生2年生に同性とのキスシーンを発見され、キスを迫られた諒一郎の衝撃は相当だったと思います!
そりゃ責任も感じるわけだw

表題作『ハニーデイズ』に加え、書き下ろしの『スイートビターキャンディー』が収録されています。
ふたりが付き合い始めてからの話。
成長したと言ってもやっぱりそこは国巳なので、付き合ってからもいろいろな事でテンパって悩んで、心は落ち着かず。
必死に大人っぽいキャラになろうとしているのが可愛いな、もう!
二度目のエッチを前に、大人キャラはどっかいってしまってますが(笑)
このふたりのエロは控えめですが美味しかったです。
歳の差っていいなぁ…。
落ち着いた顔をしながら、興奮を垣間見せる年上キャラが好き。

ということで、杉原先生の新刊は歳の差モノでした。
お互いに好きなのに噛み合わない想いが焦れったいです展開ですが、最後の着地点がしっかりしていたのでスッキリ。
共感できる部分があり、眩しいくらいの初々しさも楽しめます。
当て馬の立花にも幸せになってもらいたいなぁ。
ツンツンした気になるキャラでした。
私、杉原先生は最初に読んだのが「音無き世界」だったので、橘先生や高遠先生のような体温低い作風の印象だったのです。
でも、「羊とオオカミの理由」や今回の作品を読むと、そうじゃない柔らかい雰囲気の話も書く作家さんなのだなとようやく掴めてきました。
これからも楽しみです。
過去作品も何冊か購入してあるので読まなくちゃ!
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2010.10.26 01:45 | 杉原理生 | trackback(0) | comment(0)
            












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