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No.99 : 人間玩具 :池玲文

4862637906No.99:人間玩具 (スーパービーボーイコミックス)
池 玲文
リブレ出版 2010-06-10

by G-Tools

この溢れんばかりのフェティシズム!
最後の話が大好きです!!
【No.99 : 人間玩具/池玲文/SBBC(2010年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!

【あらすじ・感想など】
『No.99 : 人間玩具』
両親に先立たれ、ひとりきりになってしまった侯爵家の跡継ぎ・レナード。
まだ子供のレナードを世話する執事・グレアムは、ある日見世物小屋で飼われていた少年・フィンを、レナードの玩具として買い上げた。
フィンを気に入ったレナードは、次第に行為をエスカレードさせ…。

雰囲気が「黒○事」っぽいですね~。
レナードとフィンの話ですが、視点はグレアムです。
フィンとの関わりを通して、我が儘で小さな暴君だったレナードが肉体的にも精神的にも成長していきます。
手助けをしつつグレアムはそれを見守っているわけですが、心の中では…ムフフフ。
忍耐を試されてますね(笑)
レナードとフィンのじゃれ合いから性的な行為に至るまでも萌えるし、グレアムの悶々とした気持ちが伝わって来て、1話目から萌え心を掴まれました!

『黄金島』
ある島で神の使いを護っている少年たち。
立仙は、自分に熱い視線を送る蘭に苛立ちを覚えていたのだが…。

蘭に好かれていて、自分も本当は蘭に惹かれているのだけれど、立仙はそれを自覚していません。
その心のモヤモヤが蘭に対して冷たい態度を取らせているんですが…。
人を好きになる事を知ってる蘭とまだ知らない立仙は、関係上立仙が蘭を支配しているように見えるけど、精神的には蘭の方が大人なんですよね。
年齢的に多分15歳前後だと思うんだけど、その年頃の不安定さがすごく出ていていいなぁと思うし、この舞台設定が短編にしては複雑だけどそれがいい味出してる~。
因みに、あとがきの後にあったイラスト…。
最初この後収録されている『幻想黒子』のふたりなのかと思っていたのですが、よく見たら立仙と蘭なんですね。
ってことは…そうですか~むふふふふ。
その頃のふたりの話が読みたいですv

『王と魔神と魔法使い』
五百年前にあった祖先同士の争いから始まった、王の一族と魔法使いの一族の因縁。
魔法使いの最後のひとりとなったアシュラフもまた、王であるカミールに一矢報いようと日々研究を重ねるのだが…。

アシュラフは未熟な魔法使いなので、カミールへの攻撃は全然功を奏していなくて、既にそのやりとりは日常の一コマになってます。
アシュラフのダメ魔法使いっぷりが可愛い!

『花降る地下街』
地下街で姉と暮らすペト。
ある日地上から来た黒野を助け、親しくなるのだが…。

地上から逃げてきた人たちが暮らす、地下に作られた都市での話。
ペトは精神的な理由で口がきけないけれど、黒野はペトに優しくて、姉と黒野と3人で穏やかな日常を送っています。
いやぁ、ペトがBLの主人公としてはかなり珍しいキャラなんですよ。
可愛いけど、どう恋愛に繋がるの?と思ったら、黒野ー!!
私もペトをギュッとしたいv
これ、不細工特集に収録された話なんですね。納得!

『肉は思考品』
肉屋で屠殺の仕事をしている呂韻は、肉体についての価値観が変化してきたことを主人に告げるのだが…。

最初特に何も思わず気持ちがスルーしていた短編だけど、あとがきの作品解説を読んで少し見方が変わりました。
上手く説明出来ませんが…肉欲は原始的な感覚だよね!と思った話。
最近規制云々で「エロって何だろ?」と考える事がよくあったので、短いけれど深いなぁと何度も読み返しました。

『幻想黒子』
ある雑貨屋で気紛れに買った「人を誘惑する付け黒子」。
榎川は、同じバスで見るだけで精一杯だった常森とそれを切っ掛けに知り合うのだが…。

高校生の話。
付け黒子のせいでやたらと人を誘惑してしまう体質になった榎川は、惹かれていた常森もそれによって自分に向かせることが出来たけれど、心中は複雑です。
そんな恋愛の話に加え…この話、すごく乳首www
榎川は自分の胸にコンプレックスがあって、それは所謂陥没乳頭なわけです。
BLで初めて遭遇した!!
何気なくwikiを読んだら、これってフェチのひとつなんですね~。
考えたことなかったけれど、確かにエロい!
常森がハァハァしてるのがすごく変態でよかったです(笑)

『雪ぐサディズム』
寺子屋の師・黃川田に身受けされた桐は、閉ざされた世界で倒錯的な肉体関係を持ち続けているのだが…。

和テイストのSMもの。
すごく好きです……!!!!!
漫画でこんな耽美なエロティシズムを目の当たりにしたのは久しぶり。
緊縛、尿道責めなどなど、好きだけどなかなか出会えないプレイ満載で、序盤から高かったテンションがここで最高潮に達しました(笑)
縄目とか身体の皺とか、細かいところまでしっかり描写されてるのがさらに話のフェティシズム度を上げてます。
黃川田先生の腰が心配ですが、このふたりにはどこまでも閉ざされた世界で堕ちていって欲しいと思うのでした。
ビバSM!!

--
ということで、池先生の新刊はとても個性的な短編集でした。
アンソロでテーマがあった作品を集めたからという事もありますが、池先生は元々こういったファンタジーとかフェチな話を描かれる印象があるので、それが集約された1冊ですね。
どの話も話の展開自体はシンプルなんだけど、設定や描写がしっかりしているから読み応えがあって魅入ってしまいます。
背景とか描き込みがすごく丁寧で緻密!
BLでこんなに描き込んでる作家さんなかなかいないですよ~。
画が上手いのは知ってましたが、ホントにすごい画力のある作家さんだなと、改めて惚れ惚れしました。
兎にも角にも、この溢れんばかりのフェティシズムに惹かれまくり、萌えまくりな1冊!
表題作の『No.99 : 人間玩具』と『雪ぐサディズム』が面白かったです。
私の萌え心鷲掴み!
特に『雪ぐサディズム』は「キターー!!」と心で叫び、胸を熱くしながら読みましたw
言葉にしきれませんが、すごく好み。
BL漫画は軽めの話が多いけれど、私はこういう耽美な話をもっと読みたいです。
はふぅー、大興奮させていただきました。
池先生大好きだ!
フェチ好きな方は是非どうぞ♪

■シリーズ
「バンフォード侯爵家の執事」 グレアム×アレックス
バンフォード侯爵家の執事 (スーパービーボーイコミックス)
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2010.06.13 11:55 | 池玲文 | trackback(0) | comment(0)
            












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