にゃんこのBL徒然日記

BL:ボーイズラブ本の感想ブログ

銀月夜 :夜光花

4812441943銀月夜 (ラヴァーズ文庫)
夜光 花
竹書房 2010-05-25

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シリーズ第6弾の今回は銀メインのスピンオフ。
獣人同士のカップリングが新鮮でした!
【銀月夜/夜光花/高橋悠/ラヴァーズ文庫(2010年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!

【あらすじ・感想など】
獣人に両親を殺され、それを切っ掛けに獣人に目覚めた銀颯人。
獣人を憎む銀は、須王率いる獣人組織を滅ぼそうとしていた。
しかし、大きな組織を前に、銀たちのグループには立ち向かう力が足りない。
そこへ佐倉遼という男が現れ、手を組まないかと声をかけてくるのだが…。

獣人を憎んでいる銀は、同じような境遇の人間たちと手を組み、組織を壊滅させるために『獣人狩り』をしている。
しかし、獣人相手に人間は非力すぎる。
銀は獣人だけれど、獣になる事を拒んでいるためにその力は抑えられたまま。
須王率いる組織の前に、銀たちのグループは立ち向かう術を失っていた。
そんな時、銀の前に佐倉という獣人が現れる。
組織に属しながらも組織を憎んでいる佐倉は、内部の争いにより疲弊している今がチャンスだと告げ、手を組むことを提案してきた。
佐倉を信用できずにいた銀だが、強引な佐倉の策略によって協力せざるを得ない状況になってしまう。
そして、佐倉は銀を獣化させるために襲ってくるのだが…。
という、今回は獣人同士の話。
銀は「凍る月~灰色の衝動~」で登場していた人ですね。
獣人と言っても、銀は獣人の組織には属さず、梁井たちとは違う立場で、組織に対抗するグループにいます。
獣になることを拒んでいて、人間の姿で戦っている。
でも実は、銀は須王に引けを取らない力を持つ獣です。
それを知っている佐倉は、なんとか銀を獣化させ、その力を得て組織を壊滅させようと必死になっていて、肉体関係もその延長で至っています。
こうしてあらすじを書くとなんだか佐倉がすごく傲慢な攻のように感じるかもしれませんが、実際はそうじゃないんですよ。
最初こそ銀を翻弄していたけれど、銀が獣化するようになってからは力の面でも銀に負けていて、かなりのヘタレっぷりを披露しています。
肉体的な力はともかく、精神的に逆転したのは佐倉が銀に惚れてしまったから。
最初は動物的な征服欲なんですが、それがどんどん変わっていくんですよ。
一方の銀は、流れで肉体関係は受け入れてるけれど、それは恋愛感情ではない…というか、そもそも銀にはそういった感情に疎い。
そんな状況を受け入れているということは、きっとそれなりに佐倉は銀にとって特別な存在なんだろうとは思いますが。
とりあえず今の時点では、必死なのは佐倉ばかりです。
佐倉は途中からひたすら下手に回ってる(笑)
元々銀と行動を共にしている未来と洋二にも愛されているし、銀は取っ付きにくそうな男なのに愛されキャラなんですよね~。
最初はこのふたりでどうやって恋愛に発展するのか謎だったのですが、読むにつれふたりの不器用なところが可愛く思えてきて楽しくなってきました♪

ふたりが獣人であるからこそ成り立つこの絶妙なバランス。
獣人としては銀の方が強いけれど、その銀が受で、押しかけてきたヘタレな佐倉に組み敷かれているという構図が新鮮だなぁと思いました。
思考が動物的になっているから、佐倉の行動も銀の行動も納得できます。
銀がメインって…一体どうやって相手と絡めるんだろうと思っていたら、こんな攻とのカップリング!
エロも美味しかったです!
銀が快楽にのまれて喘いでいるんですよ。
不本意だろうけど、身体は素直なんですよね~。
色事に興味ありませんという雰囲気なのに。
あくまで佐倉の我が儘を受け入れるという形で、自分から積極的にいくわけではありませんが、銀が乱れるだけで萌えます。
命がけだけど佐倉には頑張って欲しいわw

ということで、凍る月シリーズの新刊は銀のスピンオフでした。
銀と佐倉の話にも絡んで、梁井と光陽も登場し、須王たちの組織に対する包囲網が出来ています。
徐々に最終決戦に近づいている気配がするけれど、次は梁井と光陽の話に戻るのか、銀と佐倉の続きになるのか。
今回のふたりはまだこの先進展がありそうですよね。
というか、このままじゃ佐倉可哀想なのでもう少し銀にデレて欲しい(笑)
個人的には銀と佐倉メインの続編を期待しています!

因みに、毎年恒例の企画でラブコレが同時発売されています。
そちらに佐倉視点の後日談と挿絵の高橋先生の漫画が収録されていて、本編が補完されているんですが…これは読むべし!!
なんだかんだ文句言いながらも、銀はかなり佐倉を受け入れているんだなぁという事が伝わってくる話でした。
そして高橋先生の漫画が秀逸ですね。
佐倉が益々可愛く思えてきました(笑)
4812441951ラブコレ 6th anniversary (ラヴァーズ文庫)

竹書房 2010-05-25

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■シリーズ
スピンオフ含めてひとつの話になっています。順番にどうぞ。
「凍る月~漆黒の情人~」(梁井×光陽)
「凍る月~紅の契り~」(梁井×光陽)
「凍る月~灰色の衝動~」(梁井×光陽)
「花の残像」(須王×巴)
「花の慟哭」(須王×巴)
「銀月夜」(佐倉×銀)
「凍る月~七色の攻防~」(梁井×光陽)
「凍る月~瑠璃色の夜明け~」(梁井×光陽、須王×巴)
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2010.06.04 01:09 | 夜光花 | trackback(0) | comment(1)
            

やっぱり良いですね(⌒∇⌒)

2010.06.08 11:05 URL | SEOリンクスカイ #z8Ev11P6 [ 編集 ]













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