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4576050834ブロードキャストを突っ走れ! (シャレード文庫)
神奈木 智
二見書房 2005-05-31

by G-Tools

ドラマCDを聴いて話は知っていたのですが、続編が出ると言うことで改めて。
スピンオフの方が気になります…!
【ブロードキャストを突っ走れ!/神奈木智/祭河ななを/シャレード文庫(2005年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!

【あらすじ・感想など】
民放キー局のBNSの新人アナウンサー・早川拓。
新人ながらもレギュラー番組を持っている早川だが、研修で教育担当だった先輩アナウンサー・北岡観月にいつも怒られっぱなし。
ある日、早川が担当するトークコーナーに若手の狂言師・久納卯月が来るが、何故か卯月は早川に好戦的な態度をとってきた。
そんな卯月と北岡が顔見知りと知って苛立つ早川だが…。

口うるさい小言にはうんざりしているけれど、北岡の仕事に対する姿勢や才能は尊敬している早川。
トークコーナーの為に卯月の資料を集める際にも、北岡はさり気なく助けてくれた。
それなのに、初対面の早川に好戦的な態度を取った久納卯月と北岡はどうやら昔からの知り合いで、卯月の態度は自分への嫌がらせだったと偶然知ってしまい、早川は複雑な気持ちに。
しかも、その日から何故か北岡が自分を避けるようになった事で、早川は今までどれだけ北岡が自分を気にかけてくれていたかを知り、北岡の本心を知りたいと思うようになっていく。
だが、北岡の口から告げられたのは、出会う前から嫌っていたという思いがけない言葉で…。
というアナウンサー同士の話です。
それまで先輩後輩の仲でそれなりに上手くやっていたのに、卯月の登場で関係が変わっていく早川と北岡。
どうやらその原因はふたりの過去にあるようなのですが、早川は就職前に北岡と出会った記憶はない。
戸惑いながらも、そんな中で自分が北岡に惹かれていたことに気付き、北岡にアプローチをかけるものの、あえなく玉砕してしまいます。
北岡は美形だけど真面目な堅物で、早川の好意を受け入れようとしないのですが、でもその態度は素直になれない気持ちの裏返しなんですよね。
早川を受け入れられないのには、過去の出来事が関係しています。
紆余曲折を経て早川もそれを思いだし、北岡の本心にも気付くことで無事解決!
一応このカップルの見所はその過程なのですが、話自体が短いのにいろんなエピソードが詰め込まれていて、消化しきれていない印象です。
過去の話もちょっとムリを感じてしまうなぁ…。
説得力持たせるためにはもっと周りを固めないと厳しい。
早川×北岡編は雑誌掲載分が2話収録されているのですが、1話目が誤解が解けて気持ちが通じ合うまで、後半がその後のドタバタみたいになっています。
…これなら2回分使って1話目の部分をじっくり書いて欲しかった!!
せっかく設定が美味しいのに勿体ない~。
ツンデレな年上美人受北岡を、もっと生かしてもらえるとよかったなぁと思います。

濡れ場については…うーん。
私、神奈木先生の作品他にも読んだことあるのですが、私が萌えるエロを書かれる作家さんではないなという印象ですね。
割とあっさりしていて、肉々しい描写ではないです。
個人的には食い付き所の少ないエロでした。

ここから少しネタバレ。
大した事ではないですが、一応あらすじにはない部分なので断っておきます。

この話で美味しいのは、北岡のキャラもありますが、狂言という古典芸能の世界が出てくるところだと思います。
そして京都弁!!
北岡は実は卯月の弟で、代々続く久納流の家元に生まれた三男です。
ただ、自分の才能に限界を感じた北岡は高校生の頃に自ら引退していて、アナウンサー活動は母親の姓でしているから、素性を知っている人は限られている。
北岡は仕事柄もあって普段標準語なのに、興奮したり気を許したりすると京都弁が出るという…天然の誘惑フェロモン出まくりでしょ!
そんなわけで、この話には狂言だの京都弁だのといった萌え要素がたくさん盛り込まれていて、設定自体はとても美味しいものになっていました。

さらに、長男の葉月&次男の卯月の存在がまたいい味出しているんですよね~。
そんなふたりの短編が最後に収録されています。
卯月が葉月への想いを我慢できずに暴走してしまったというエピソード。
本編でも卯月がブラコンなのは基本設定で、後半この襲いかかった話も出ているのですが、短編はその詳細。
葉月は全然相手にしていないんですけど、なんだかもう、卯月からの愛が当たり前になっている状態になっているのが微笑ましい(笑)
なんだかんだ言いつつ拒絶せず赦してしまうのは、その愛に慣れすぎていて自分の気持ちに自覚ないだけですよね!
本編カプよりこちらのが好きだ~。
このふたりの続編が今月出るようなので(何度か延期されているので本当に今月出るのか不明だけど)、とても楽しみです♪

ということで、続編が出る前の予習で読んでみたこの作品。
私は先にドラマCDで聴いていて、北岡@遊佐さんの京都弁に酔いしれ、兄カプに惹かれて印象に残っていた作品でした。
因みに、ドラマCDはこの原作に収録されている最初の話と、上記とは違う葉月&卯月の短編。
本編の方の話が急ぎすぎだなぁと感じたけれど、それは時間に制限のあるドラマCDだからなのかもしれない…と思っていたのですよ。
でも、今回原作を読んでもやっぱり同じような読後感でした。
元々短い話ですしね。
何なら、原作よりドラマCDの方が音がある分過去の話に説得力があるように感じられるくらい。
ただ、いろいろ物足りなさはあってもドラマCDの時点で妙に印象に残っていた作品なので、キャラクターには愛着を感じながら読むことは出来ました。
あ、兄カプについてはこの原作を読まないとネタでしかなかったので(それはそれでそのドタバタが面白かったけど)、その点では読む価値アリだと思います!
これを読んで益々これから出る続編が楽しみになってきました。
どこまで、どうやってこのふたりの関係が進展するのか…ワクワク!!
あ、本編カプについては2巻にまだ続きがあって、そちらの方が面白かったです。
2巻の感想はまた後日。
関連記事
2010.05.14 01:21 | 神奈木智 | trackback(0) | comment(0)
            












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