にゃんこのBL徒然日記

BL:ボーイズラブ本の感想ブログ

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真音 (1)-(2) :谷崎泉

4344816528真音〈1〉 (リンクスロマンス)
谷崎 泉
幻冬舎コミックス 2009-05

by G-Tools

ずっと気になっていたのですが、今月末3巻が出るので読んでみました。
面白かった!そして萌えた…!
【真音 (1)-(2)/谷崎泉/麻生海/リンクスロマンス(2009年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!

【あらすじ・感想など】
母親の借金がもとで暴力団事務所に連れて行かれた進藤心音は、そこで出会った諏訪組の幹部・富樫に気に入られてしまった。
無理矢理連れ回す富樫を迷惑に思いながらも、その圧倒的な力の前に抗いきれない。
強引に身体の奪われてしまう進藤だが…。

ある事情を抱え働いていた進藤は、借金を抱えた母親が逃げた事をきっかけに暴力団と関わることになり、仕事も住むところも失ってしまう。
借金を返すために富樫の部下・槙原に紹介されたパチンコ屋で働き始めるが、その生活に富樫が無理矢理踏み込んできた。
何事にも現実感が稀薄で、突然の事態にも動じなかった進藤だが、富樫との出会いによって否応なしに心も身体も翻弄され始める。
その一方で、槙原や料理屋の女将・さめと出会い、新たな生活の中で進藤は居場所を見つけていくのだが…。
という、ヤクザに惚れられ、力尽くで身体を奪われてしまう話です。
とまとめてしまうと、ヤクザモノでは良くあるパターンかと思ってしまいますよね。
実際、私は1巻の表紙裏のあらすじを読んで、綺月先生の「獣」あたりを思い出していました…。
まぁ「獣」は極端ですが、でも大概この手のヤクザは傲慢で、相手が抵抗しようと関係なく無理矢理自分のものにするのがパターン。
自分の力を見せつける目的もあるので、舎弟の前でやってみたり、ものを使ってみたり、酷いことをする場合が多いと思います。
でも、富樫はそれとは少し違うタイプ。
強引さはあっても、基本的に相手を悦ばそうとするし、一応段階は踏んでいます。
雁字搦めに自由を奪って追い詰めるのではなく、逃げ道を与えてもいる。
そして、進藤についても、予想よりもしっかり自分の足で立っている男らしいキャラで、一見受っぽくありません。
そんな設定にまずは新鮮さを覚えて読み始めましたが、このふたりのキャラがとても魅力的で、どんどん話に惹き込まれていきました。
進藤には、人に言えない過去があります。
でも、周囲の人たちも同じ様に傷を抱えているから何も聞かない。
元々頭も良く、真面目な進藤は、そんな人たちの中で居場所を見つけていきます。
一方で、富樫に対してはずっと抵抗している。
男同士だし、一方的な要求に対してそれは当然の反応ですが、進藤が拒む一番の理由は、富樫が自分の中に入ってこようとするからです。
感情を表に出さず、欲もない進藤は淡々と日々過ごしているけれど、富樫は強引に神童の心を乱してくる。
力では敵わないから、抵抗しても最終的には受け入れざるを得ない。
納得しているわけではないけれど、諦めている部分もあって関係を持っている進藤ですが、富樫が指摘するとおり、逃げ出す事が出来ない訳じゃないのです。
進藤自身、そんな自分の心に戸惑っている。
もちろん反発する気持ちはあるのだけれど、進藤にも、愛情とか、人との繋がりに飢えていたという所があるんだろうなと思います。
経験がないからそんな自分の心を自覚できていないだけで。
いや、経験があっても、こういった心の揺れの前には為す術がないのかな。
普段自分を抑えている進藤が、富樫の事で感情を高ぶらせたり悩んだりしていて、それでも逃げ出さず向き合っている姿がいいなぁと思います。
2巻の最後で、富樫に弱さを見せた進藤に心奪われました。
そして、飢えているのは進藤だけでなく、それは富樫も同じ。
富樫の過去についてはまだ分からないことがたくさんありますが、重い過去があるのは間違いない。
進藤と関わることで、富樫の心にも変化が訪れています。
ふたりの心が近づいていく過程が、じっくりと描かれていて読み応えがありました。

硬派な雰囲気ですが、エロは程良くあります。
しかし、ここには分量以上の萌えが詰まっている…!!
進藤が悶える姿がたまらんです…。
控えめな喘ぎがまたいいんだ。
抑えようとして抑えきれないその様子に萌え。
一見受っぽくない進藤ですが、回数を重ねる事に色気が増してるのですよ。
その変化がとても美味しいです。
普段とのギャップと、控えめな喘ぎ声が私の萌えツボに嵌りました。
萌え滾る心が抑えきれませんよ!!
進藤が開発されていく過程をじっくり楽しめました。むふふふww

ということで、前から気になっていた「真音」をようやく読みました。
谷崎先生初読みだったこともあって、序盤は文体に慣れなくてどうかなと思ったのですが(何たって新書で2段組で字が小さいので文章量がかなりある)、進藤と富樫のキャラに途中から一気に嵌ってしましました。
特に進藤については、普段のそっけなさからは想像できない色気が…!!
人と人との関係を重視した話の作りもよかったですが、その過程で漏れ出てくる萌えに私の心が跳ね上がりましたww
面白かったー!!
今月末に出る3巻で完結ですよね?
まだまだ核心の部分が残っているので、続きが気になります!
進藤と富樫のさらに熱いエッチが読める事を期待して待ちたいと思います♪
まだ読んでいない方は、是非この機会に既刊本をどうぞ~。

4344818083真音〈2〉 (リンクスロマンス)
谷崎 泉
幻冬舎コミックス 2009-11

by G-Tools

関連記事
2010.03.13 02:06 | 谷崎泉 | trackback(0) | comment(4)
            

さめさんがいいよね。暖かいよね。谷崎さんは。
みんな、人生にいろんなことがある。
でも、一所懸命生きるんだよという、
応援歌が聞こえるような小説ですよね。

谷崎さんの小説はキャラが個性的で、
それでいてたとえ屈折していても、
とても優しくて、日常があって好きです。
生活をきっちり書ける作者さんは少ないですからね。最近は。

2010.03.14 21:20 URL | mudanahibiwokasanete #Z8VURax2 [ 編集 ]

mudanahibiwokasaneteさん、こんばんは~

さめさんいいですね!
私も好きです。

登場人物はBLにしては多めかなと思いますが、どのキャラも息が通っていて、話に深みがありました。
谷崎先生初めて読みましたが、読み応えがある作品を書かれる作家さんですね。
これからはチェックしていこうと思います!

コメントありがとうございました(^^)
今月末の3巻が楽しみで仕方ない~♪

2010.03.16 00:26 URL | にゃんこ #fwkSvwQ6 [ 編集 ]

初めまして。ブログを拝見させていただくようになって、早一年がたちました! 最近は、書店に行く前に必ずブログで予習するまでに……。

谷崎さんの作品は、文体があまり好みでなく少し理屈っぽいところが苦手だったのですが、にゃんこさんのオススメだったので迷わず購入。すごく面白くて嬉しい驚きでした。抑えた色気と開発途上の感じがたまりませんよね~。

『高潔であるということ』も、書店で見かけたとき、あまりの表紙のインパクトにヒヨってしまったのですが、にゃんこさんの「表紙に負けないで」メッセージに励まされ、購入しました(笑)。ただいま、絶賛読み進め中です。

三浦しをんさんオススメの漫画『嘘つきは恋をする』(大洋図書 上田規代著)もおもしろかったです。大洋図書は、たしかにゃんこさんお好きだったような記憶が。可愛らしくも王道すぎない感じで楽しく読めました。

これからも的確な書評、楽しみにしています!

MOGU

2010.03.21 00:07 URL | MOGU #- [ 編集 ]

MOGUさん、こんにちは!

>抑えた色気と開発途上の感じがたまりませんよね~
受っぽくないキャラですが、その無垢な部分が萌え心をくすぐりますよね!
この先どう変わっていくのか気になります。
月末が待ち遠しい!

「高潔~」はいかがでしたか…?
表紙のインパクト強すぎですよね(^_^;)
オススメしていただいた『嘘つきは恋をする』は未読です!
大洋図書さんは手堅い印象で、装丁もキレイでいいなぁと思います。
今度探してみますね♪

コメント&オススメありがとうございます!
萌えツボは人それぞれかとは思いますが、参考にしていただけてとても嬉しいです。
これからもマイペースに続けていけたらいいなぁと思うので、これからもよろしくお願いします~。
それではまた!

2010.03.21 11:06 URL | にゃんこ #fwkSvwQ6 [ 編集 ]













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