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いとし、いとしという心 (2)  :かわい有美子

4862636837いとし、いとしという心〈2〉 (ビーボーイノベルズ)
かわい 有美子
リブレ出版 2009-11

by G-Tools

待っていました続編!
まさに「狡くて 一途な男」。千秋がすごく好きです。
【いとし、いとしという心 (2) /かわい有美子/南田チュン/BBN(2009年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!
前作の感想はコチラ→「いとし、いとしという心」

【あらすじ・感想など】
京都にある老舗旅館・井筒屋に次男として生まれた井筒千秋は、若くして亡くなった長男・壮一の後を継ぎ、井筒屋の当主となる。
想いを寄せ居ていた隣に住む幼馴染み・観月侑央との関係も、次第に穏やかなものへと変化していた。
そんな中、千秋の結婚話があがるのだが…。

大学進学以降は家族から離れ東京で暮らしていた千秋。
壮一が亡くなったことで、突然跡継ぎ話が持ち上がります。
売却をちらつかせた千秋を説得するために白羽の矢が立ったのは幼馴染みの侑央。
でも、侑央の心中は複雑。
壮一への想いを千秋に知られてしまっていた侑央は、それをネタに高校時代に千秋を関係を持っていて、千秋と再会してもどう接していいのか分からない。
それでも井筒屋を守りたい侑央は、「侑央が自分のものになるなら継ぐ」という千秋の条件を飲み、千秋と関係を持つことに。
その壮一は既に亡くなっていますが、侑央は想いを引きずっています。
千秋は侑央の目が兄に向いている事を知りながら、侑央に想いを寄せ続けている。
この機会を利用して侑央を手に入れようとした千秋は強引な手段に出ますが、当然そんな簡単に上手くいくはずもなく、侑央はなかなか堕ちません。
それでも、季節の移り変わりと共に、次第に心が近づいてきたふたり。
前作の終了時点では、まだ侑央は千秋にハッキリとした好意を自覚しているわけではありません。
ようやく千秋が侑央の感心を得たというところで、この先将来の事を含めてどう展開していくのか気になっていました。
続編である今作は、その続きと高校生編が収録されています。
先に高校生編なのですが、これを読むと千秋がいかに長い間侑央を想っていたかがすごく伝わってきて切なくなります…。
もちろん千秋のやり方が正しいとは思わないけれど、そうでもしない限りチャンスは訪れない事も確か。
千秋が思っていたようには事は進まず、侑央の心は閉じていくばかりだったこの高校生の時のエピソードを読むと、頭がよく、何事も要領よくこなしていく千秋にも若さがあったのだなぁと感じられます。
侑央が千秋にとってどれだけ大切な存在だったのか、痛いほど分かる。
高校生編の最後、侑央への気持ちに区切りをつける場面が切なくて泣けてきました。
どれだけ想っても手に入れられない。
告白すれば何か変わっていたのかもしれないけれど、どちらにせよ、侑央が千秋の気持ちを受け入れるとは思えません。
侑央の頑なさが好ましくもあり、憎らしくもある。
高校時代の二人の心はすれ違ったまま、千秋の大学進学を機に離れてしまいます。
でも、そんな過去があって、現在のふたりの関係があるんですよね。
例え千秋が壊してしまっても、それまで長い時間をかけてふたりが築いてきた信頼がすべて無になったわけではない。
侑央が千秋に心を開くようになったのは、裏切りを警戒しつつも、やはり千秋という人間に対する安心がどこかにあったからだと思います。
無くした信頼を取り戻すために、千秋は侑央の知らないところで必死になっている。
オビのあおり文句が、前作は「狡くて、酷い男」今作は「狡くて、一途な男」となっていて、読み終わってから考えると、この短い言葉がまさに内容を端的に表しているなぁとしみじみ感じます。
一見強気なのに実は健気な千秋のキャラに、前巻に引き続き好感度大!
そして今回、侑央の壮一への気持ちが、ちゃんと整理されたうえで話が進んでいたのがよかったです。
思い出はえてして美化されてしまうものだけれど、侑央は壮一への気持ちを冷静に受けとめ、昇華している。
侑央が自然にこの変化を受け入れていてホッとしました。

穏やかな雰囲気の中にも萌えがいっぱい!
濡れ場は少ないですが、侑央の普段とエッチのときのギャップにやられます…。
しかも着物。
P213の挿絵に萌えまくりでした。
足袋エロいな…!
京都弁も効いてます。
ふたりがお互いにちゃん付けなのが、エッチの最中は益々可愛い~。
「ユキちゃん」と甘い声で言いながら意地悪している千秋がステキすぎる!
しっとりとしたエロでしたw

ということで、続きが気になっていた続編です。
結局、このふたりが将来具体的にどうするのかといったところまでは踏み込んでいませんでした。
でも、落ち着くまでは家族との修羅場もありそうですが、千秋はしっかり周囲を固めてうまく話をまとめそうですね。
侑央も見た目よりずっとしっかりしているし、頑固なので、一度決めたら押し通すだけの強さがありそうです。
もちろん、千秋といるからこそその力は発揮できるわけですが。
前巻のようは大きな展開はありませんが、ゆっくりとふたりが関係を築いていく過程を楽しむことが出来て私は満足です!
ふたりともある程度歳を重ねているのに、恋愛に対してまっすぐなのがいいですね。
侑央はともかく、千秋の思いがけない純情さには吃驚させられます。
侑央も好みですが、千秋のような攻が大好きだ!!ということに、この本で気付かされましたよ。いい!
千秋が都々逸を口ずさんでいる場面が好きです。
その歌詞がとてもしっくりくる話でした。

前巻ではモヤモヤが残りましたが、この続編でスッキリ!
面白かったです♪
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