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4861343755くちびるに蝶の骨~バタフライ・ルージュ~ (DARIA BUNKO)
崎谷 はるひ
フロンティアワークス 2009-10-13

by G-Tools

『とにかくエロ』という崎谷先生のコンセプト通りとってもエロ濃厚~。
内容もしっかりしていて面白かったです!
【くちびるに蝶の骨 ~バタフライ・ルージュ~/崎谷はるひ/冬乃郁也/ダリア文庫(2009年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!

【あらすじ・感想など】
大学時代に出会い、強引に同棲させられ12年。
柳島千晶は、出会った頃から「王将」という源氏名でホストをし、今ではホストクラブのオーナーとしてカリスマ的な存在になっている柴主将嗣の事を理解できないままでいる。
将嗣の仕打ちに耐えきれず、千晶は今度こそ逃げ出そうとするのだが…。

元々地味だった千晶は、将嗣と出会った事で今まで知らなかった世界に触れることになります。
傲慢で強引な将嗣の要求に、反発しつつも従っていた千晶。
それは圧倒的な存在感に抗えないからだと思っていた千晶ですが、ある時、将嗣によってそれは将嗣に好意を持っているからだと気付かされ、身体を奪われてしまう。
有無を言わせぬ強引さで一緒に住むことになっても、将嗣に溺れていた千晶には夢のような甘い時間だった。
しかし、将嗣はしばらくすると他の女を連れ込んだりするようになり、千晶は何度も別れようするのだけれど、その度に酷い『お仕置き』をされ、結局離れることが出来ないまま12年が過ぎる。
心も身体も疲弊した千晶は、会社の移転を機に、真剣に別れようとするのですが…。
うーん…あまりに言葉の通じない将嗣に、千晶が不憫で仕方ない。
住む世界が全く違う相手なのに、目を付けられたが最後、逃げ出す事が出来ずにいる千晶に同情してしまいます。
いくら好きになった相手とは言え、そんなことされて傷つかない人なんていません。
怒って当然なのですが、その怒りさえかわされてしまい、セックスで誤魔化されて、そんな状況で恋愛が成り立つわけがない。
でも、心がすれ違ってしまった理由は、千晶にもあるんですよね。
将嗣の行動に反発しするのは当然ですが、理解することを諦める前に、将嗣を知ろうとする積極的な姿勢が足りなかったのは否めないし、真っ直ぐに向き合う事をしなかった千晶にも非はあります。
本気で嫌なら逃げ出す事は出来たのに、それをせず、殻に籠もっていた千晶が本当に欲しかったのは一人になる事じゃない。
それを千晶が直視しなかったから、ここまでこじれちゃったんですよ。
後半はそこがどんどん見えてきて、将嗣を一方的に悪者に思えなくなりました。
いや、でもやっぱり将嗣の行動の方が問題あると思いますけどね!
言葉も足りないし…。
この状態で分かれと言われても無理ですから!とは思いますが、そんな将嗣の事がやっぱり好きで、欲しいと思うなら、千晶はしっかり向き合わないとダメですよね。
聞く姿勢を取らない千晶に、将嗣が強引なセックスでしか対応できなかったのは仕方ないのかもしれない。
それにしても、こんな男の事が好きだなんて…千晶は相当ドMだなぁ。

キャラの個性が強すぎて見えづらくなっていますが、この話は結局、12年という年月をかけた壮大な痴話喧嘩だったのかと思わないでもありません。
痴話喧嘩というとちょっと語弊があるかもですが。
相手の行動に切れて突っぱねてるけど、相手の温度がはかりたくて別れ話切り出してみたり、友人に状況を打ち明けてみたり。
千晶本人は苦しんでいるからこんな言い方をしては可哀想かもしれませんが、端で見ていた春重なんかはもどかしかったでしょうね~。
前述したとおり、千晶に聞く姿勢がないので春重は何も言わないけれど、この喧嘩のとばっちりを受けていたのは春重だろうから、最後にひと言言ってやらないと気が済まなかったんだろうなぁ(笑)

とまぁ、話的にもしっかり手応えのあったこの作品ですが、それより何より、一番のインパクトはそのエロの濃さでしょう…!
初っ端から飛ばしまくってます。
心の準備が出来てなくて、読みながらひとりで「うわぁぁ」となってました(笑)
感想で何度か書いたんですが、崎谷先生のエロは基本的にモノとか使わなくて、プレイ的にはノーマルな事が多いです。
でも今回は目隠ししたり、露出プレイしたり、プレイ的にもはじけてる。
どんな酷いことされても結果的に千晶は快楽に溺れるけれど、心は開いてくれない。
その状況に、将嗣がどんどんエスカレートしていった結果なんでしょうね(笑)
まぁ、基本ドSとドMなので、割れ鍋に綴じ蓋。
濃いプレイを堪能させていただきましたw

ということで、あとがきで崎谷先生が書かれているように、『とにかくエロ』な一冊でした!!
でもちゃんと内容もしっかりしていて、エロの濃さとバランスが取れているので読み応えがあります。
それにしても、こんな傲慢で酷い男にも同情してしまい、あまつさえ不器用で可愛いところがあると思うなんて…かなり予想外です。
個人的にはこんな男絶対嫌ですが、ドMな千晶は無自覚に惹きつけられてしまうんでしょうね。
うーん、そんな男に惚れてしまったら、相手の行動を非難するよりも、理解するために全力で向き合わないとダメって事でしょうか。大変だ…。
兎にも角にも、面白かった!
ガッツリエロだけど話はコンパクトに収められていて、とにかく濃厚な話が読みたい!という時にはぴったりだと思いますw
実は冬乃先生の画に苦手意識があったのですが、今回は大丈夫でした。
コミックスの方も手に取ってみたいと思います!
コレを読めば目隠しプレイの裏事情が分かるのかな?むふふ。

4861343429ぼくらが微熱になる理由~バラフライ・キス (Dariaコミックス)
冬乃 郁也
フロンティアワークス 2009-06-22

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2009.10.13 01:15 | 崎谷はるひ | trackback(0) | comment(0)
            












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