にゃんこのBL徒然日記

BL:ボーイズラブ本の感想ブログ

スポンサーサイト :スポンサー広告

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- --:-- | スポンサー広告 | TB(-) | コメント(-)

春の泥 :水原とほる

4199005366春の泥 (キャラ文庫)
水原 とほる
徳間書店 2009-08-27

by G-Tools

うーん、兄弟ものの葛藤は嫌いじゃないんですが…。
今回は気持ちが乗りませんでした。
【春の泥/水原とほる/宮本佳野/Chara文庫(2009年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!

【あらすじ・感想など】
中学受験の失敗、そして優秀な弟の存在で家族と距離を感じ続けていた相原和貴。
大学に進学後家を出る事を決めた和貴だが、その直前、長年ろくに口もきいていなかった弟・朋貴に突然襲われて…。

和貴は周囲から優秀だと期待されていたのに、中学受験を失敗。
気を遣うあまりよそよそしい態度をとるようになった両親との関係、そして優秀であっさり中学受験に成功した弟との関係。
鬱屈した思いを抱え成長し、家族ともうまくいかない。
そして自分がゲイだと気付いた和貴は、ますます家の中で息苦しさを感じるように。
大学二年となり、ついに家を出て友人とルームシェアをすることに決めた和貴だが、その直前、親が家を空ける為に弟とふたりで一週間過ごすことに。
しかし初日の夜、ろくに口もきいていなかった弟・朋貴に突然襲われた和貴。
和貴は反発しながらも次第に弟を受け入れるようになり、家を出た後もふたりの関係は続いていくのだが…。
すべてを捨てて一直線に自分に向かってくる朋貴の想いを、和貴は怖く感じていますが、弟と一緒にいて今までにない平穏も感じてる。
酷いことをされたのに、その後も関係を続けてしまいます。
でも、男同士でしかも兄弟で関係を持っていることに対して、両親への後ろめたさを感じているし、誰にも言えないという苦しさもある。
和貴は朋貴との関係を受け入れつつも認められないでいるのに、一方の朋貴はためらいもなく気持ちをぶつけてきて、和貴は悩み続ける事に。
もう延々とグルグルしてます。
まぁこういった悩みは兄弟モノの定番なわけですが、私はそもそも和貴が朋貴を受け入れる過程がいまいち理解できず、話に入り込めないままでした…。
朋貴にも共感できず。
兄への気持ちをずっと抑えてきた事もあって、爆発した後の執着はすごい。
和貴がハッキリしないから焦るのは分かります。
でも、「自分はもう心が壊れているからどうしようもない」とか、自分でその暴走を抑えようとしていないように思えて、それが私は嫌だなぁと感じてしまう。
心が壊れているからって、相手に理解して貰おうという努力を放棄するの?
相手が兄だろうが誰だろうが、恋愛したいんだったらそれなりの態度ってものがあるんじゃないの?
そしてそんな弟に、自分が理解してあげられなかったからダメなんだ…とか思っている兄も兄。
いや、普通それ理解できなくて拒むのは当然ですから!
和貴の流され具合に苛々してしまいました。
うーん、しかし兄弟モノでこういう突っ込みはナンセンスなんだろうなぁとも思うのですよ。
思い返すと、作品によってはその思考を受け入れていたりするわけですし。
元々の関係がもう少しクローズアップされているとよかったかもしれません。
それにしても、朋貴はやっかいな男ですねー。
私だったら確実にぶち切れます。(BLにはこんな男くさるほどいるけどね!)

さて、水原先生で暴力の匂いがするとなれば、エロに期待しちゃいますw
初っ端の我慢させてるシーンで私の腐った心は打ち抜かれました。
うー生理現象に負けて泣きが入るという行為って萌えるわ…。
あと、もう少し過程と効果が知りたかったですが、私の好きな剃毛シーンが登場して楽しかったです。むふふふw

ということで、水原先生の近親相姦モノ。
期待通りのエロとドロドロ具合は楽しめますが、恋愛という面ではかなり物足りなさを感じてしまいました。
前半が雑誌掲載分『春の泥』で監禁されていた一週間の話、後半が書き下ろし『夏の暁』でその後が書かれています。
『春の泥』については、この分量ならこういうモヤっとした終わり方でも味があっていいと思うんです。
でも、その後を合わせると物足りない読後感。
和貴にも朋貴にも共感できません。
最後あっさり受け入れすぎな感もあり。
朋貴はともかく、和貴の心の変化をもう少し丁寧に追って欲しかったです。
残念。

なんだか最近、萌えの期待に胸膨らませて読んだのに消化不良…!という作品によく出会っている気がします…。
萌え悶えるような興奮をください!!
関連記事
2009.09.02 00:43 | 水原とほる | trackback(0) | comment(6)
            

私もこれ読んじゃいました。
兄弟ものとくれば、じっとしていられないんです。発売日に速攻で読んでしまいました( ̄∇ ̄;)
しかし私も同様に話に入り込めませんでした。
私はとにかく朋貴の暴力的なところがダメで…。
想像しちゃって「いてて」ってなるんですよね。
和貴はよく付き合えるなあって思います。
何か共依存みたいな関係ですよね、この二人って。

2009.09.02 21:49 URL | よいどれうさぎ #- [ 編集 ]

和貴ってなんだか最終的にいいお兄さんって感じでしたね。
ちょっとグレてたからって、そこを反省してすんなり弟受け入れちゃうの!?と、兄弟ものにツッコんじゃダメっと思ってるんですけど、私もついツッコんじゃいました。
いっそ、磐国さんとくっ付いても良かったんじゃないの?って思うぐらい朋貴も暴れて、バイオレンスとエロは楽しめましたけどね~

あと、私事なんですがちょっと引っ越ししたので、ブログのURLが変わりました。前のブログの方は閉めるつもりですので、リンクの変更してもらえるとありがたいです~

2009.09.03 23:17 URL | ホスニ #n4jaW67w [ 編集 ]

よいどれうさぎさん、こんばんは!

水原先生で兄弟モノというと、「青水無月」が頭に浮かんでしまいます。
今回はそれに比べたら暴力は控えめだと思うんですが、朋貴の暴力はなんかスッキリしないんですよね…(暴力肯定するわけじゃないですが)
子供が駄々こねてるだけに感じてしまう。
それを責めずに受け入れてる和貴がよく分からなくて、入り込めなかった…。
確かにこのふたりは共依存しているんだと思うんですが、その辺の書き込みが足りないように思いました。
肉体的なハードさは好みだっただけに、ちょっと残念!

コメントありがとうございました♪
それではまた~

2009.09.04 01:09 URL | にゃんこ #fwkSvwQ6 [ 編集 ]

ホスニさん、こんばんは~

和貴、とってもいい人ですよね。
こんな弟の我が儘&駄々をこねて暴力振るうのを受け入れちゃうなんて…私にはいまいち理解できないままでした…。
兄弟モノで冷静に突っ込んだらダメですね(笑)
それをさせないくらいの勢いが欲しかったです~。

URL変更了解しました!
移転先にも遊びにいかせていただきますね~。
コメントありがとうございました(*^_^*) ではでは。

2009.09.04 01:13 URL | にゃんこ #fwkSvwQ6 [ 編集 ]

にゃんこさん、こんにちは!。
お久しぶりです。


はー…、私もにゃんこさんと同意見です。
何か乗りきれない、話に入り込めないまま終わってしまいました…。

水原先生で、兄弟モノで、イラストレーターの方も好きだし、タイトルもステキだわ!!。

って期待して読みましたのに(泣)!。


ホモな上に近親相姦の二重苦を乗り越えてしまうのだから、それなりの苦悩と説得力が欲しかったです。

受の心身ともに苦しむ姿に萌えるのに!!。

兄の流され過ぎも弟の諦め過ぎも、どっちも話を面白くしてくれないし、萌えに導いてくれない…。

登場人物に萌えないから、好物の羞恥プレイも私にはイマイチでした。

勿体無い!!。


次こそは説得力のある暗い話を期待したいです。


辛口ですみませんでしたm(__)m。

2009.09.06 15:17 URL | 雪兎 #- [ 編集 ]

雪兎さん、こんにちは~

>それなりの苦悩と説得力が欲しかったです。
ですよね!
兄弟ものはそこが大切なのに…兄の諦めのよさが理解できない…。
このふたりには、もっと修羅場を乗り越えて欲しかったなぁと思います。

水原先生ならきっと心身ともにハードで萌える話を書けると思うので、また次回期待ですね。
辛口コメントでも全然構いませんよ~
コメントありがとうございました!

2009.09.08 18:15 URL | にゃんこ #fwkSvwQ6 [ 編集 ]













管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://macnyanko.blog22.fc2.com/tb.php/750-967d6a49

最近の記事

プロフィール

Author:にゃんこ
漫画も読むけれど、やっぱり小説が好き! 小説を中心にBL本の感想を書いています。

このBlogについて:Read me

日記&一言感想
→ にゃんこ雑記
お知らせ用twitter
お知らせ
中の人はこちら
つぶやき

Twetter

RECOMMEND

参加させていただいています!

【このBLがやばい!2019年度版】
(漫画中心に小説、CD含めBL全般)

【はじめての人のためのBLガイド】
(ほぼ漫画のみ)
はじめての人のためのBLガイド

作家さん別感想記事リスト

Comment

Trackback

サイトリンク

BL Novels TB

BL Comics TB

BL×B.L.People


お役立ち


with Ajax Amazon

メールフォーム

基本的にレスは雑記の方でしています。数日経っても応答がない場合は送信エラーの可能性があります。「取扱説明書」を参照してください。

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSフィード

| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。