にゃんこのBL徒然日記

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未成年。 :かわい有美子

4344817435未成年。 (幻冬舎ルチル文庫 か 2-1)
かわい 有美子
幻冬舎コミックス 2009-08-19

by G-Tools

元が1996年の作品なので今と雰囲気が違いますね。
この続きが読みたいような、それは蛇足なような…。
【未成年。/かわい有美子/金ひかる/ルチル文庫(2009年)】

オススメ:  でもこれはこれで味がある

↓ネタバレあり、caution!

【あらすじ・感想など】
私立の中高一貫男子校の高等部に進学した水瀬智宏。
ある日声をかけられ、それ以来一緒にいるようになった3人の友人・伊集院篤彌、浅井亨、東郷馨は、学校内でも目立つ存在。
次第にその中のひとりに惹かれていく水瀬だが…。

水瀬は整った容姿をしていますが、明るくて人懐っこい性格で、子供っぽさがまだ残っています。
中学からの持ち上がり組でずっと一緒にいたけれど、心は許していても深入りしないような付き合い方をしていた3人。
そこに水瀬が入ったことで、高校生らしい健全で充実した毎日を送るように。
高校生活を通して4人の関係が少しずつ変わり、そして…。
という話なのですが、表紙も口絵も4人なので、一体誰が水瀬とくっつくんだろう?という疑問を持ちつつ読み進めました。
水瀬は東郷、伊集院は水瀬に好意を寄せていて、いわゆる三角関係なのですが、3人は友達としてもお互いに大切に思っているので、微妙なバランスを保っています。
浅井はそれを第三者として冷静に見ている。
視点がふわふわしていて、序盤は少し戸惑いました。
一応水瀬が主人公だけど、水瀬に感情移入しづらい。
最初はツンとしていて、冷めた所のある高校生かと思っていたら、スキンシップ過多な寂しがり屋だったり、テンションの高い少年っぽさがあったりとキャラが不安定に感じる。
でも、こういう不安定さが思春期の男の子らしいといえばらしいのかもしれません。
他の3人のように落ち着きがある方が不自然なのかな。
序盤は淡々と高校生活や4人の中での水瀬の立ち位置みたいなものが書かれていて、水瀬が東郷に心を動かされる過程は割とあっさりしています。
一体これはどこに話が向かうのかと心配になっていましたが…。
ちゃんと中盤からは水瀬が気持ちを抑えきれず暴走して、物語全体が動き出し、ホッと一安心。
その辺からようやく私の気持ちも乗って、キャラへの愛着も増してきたので、後半はサクサク読み進める事ができました。
しかし恋愛の決着が付かないまま結末…。
流れは見えるけど曖昧なままです。

話もスッキリとは終わってませんが、エッチも結局完遂できず(笑)
でもスマタも美味しい~。
それにしても、こんなに必死に相手を求め、半ば泣き落としでエッチに持ち込んだ受って、私今まで出会ったことあったかなぁ。
小悪魔的に誘うならあるけど、水瀬の場合計算とか全く無しで、とにかく想いが先走って一直線に相手にぶつかってる。
こんな風に迫られたら、もう戴いちゃうしかないですよね!
東郷、早くハッキリしてあげなよ。
でもそうなると伊集院は可哀想…。
こ、この際3人で幸せになるってのはどうだろう。
水瀬がふたりから愛されるっていう構図は、結構アリなんじゃないかなぁ。
うん。それがいいと思います(笑)

新装に伴って書き下ろしが2編入っていますが、やっぱり今と昔じゃ作風が違いますね~。
視点がぼやけてなくて、文章が安定してる。
東郷視点の『空のプリズム』が入ったことで、話の輪郭がより鮮明になっていると思います。
もうひとつの書き下ろし、『神聖浅井帝国』はすっごく斜めに突っ走っていて吃驚しました(笑)
いやまぁ浅井はそういう役回りなんでしょうけど。
でもこういう浅井がいなくなったら、水瀬は寂しいんだろうなぁ。
一緒にバカやってくれる人がいない(笑)

ということで、10年以上前の作品の新装版です。
古い作品という事もあって、いろいろと新鮮でした。
文体も話のまとめ方も。
私が最近読んでいる本ではあまり見かけない雰囲気。
最近こういう、登場人物からちょっと離れた視点から見ている作品に出会わないのは、私が読む本が偏っているからなのかな?
BLというより、昔読んでいたルビー文庫とかにありそうな雰囲気だなぁと思ったのですが、それは1996年という時代的な所からきてるのか、それともかわい先生があとがきで書かれているように拙いということなのか…??
私には上手いか下手かは判断できませんが、好みは分かれそうです。
私は嫌いじゃないですよ。
水瀬の不器用さが、この不安定さと相まって愛おしくなってきます。
終わりが曖昧なのも、妄想の余地があるということで…。
私は3人で幸せになってくれるんじゃないかと、勝手に期待してます(笑)
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