にゃんこのBL徒然日記

BL:ボーイズラブ本の感想ブログ

4344813723あの日のきみを抱きしめたなら 1 (バーズコミックス ルチルコレクション)
山本 小鉄子
幻冬舎コミックス 2008-07-24

by G-Tools

「あしたのきみはここにいない」のスピンオフ。
こちらのほうが崎谷先生色が出ていますね。肌色率的に(笑)
【あの日のきみを抱きしめたなら(全2巻)/山本小鉄子(原作:崎谷はるひ)/バーズコミックス(2008,2009年)】

オススメ:  前回と比べると…

【あらすじ・感想など】
沢木秀利と六浦健吾は、地元を離れ上京し、社会人になった今でも付き合いが続いている幼馴染み。
ゲイである秀利の男関係に口を出したりするけれど、健吾は10年前、高校の卒業式の日以来、秀利に対する気持ちを整理しきれずにいた。
しかしある日、健吾は秀利が彼氏に殴られる場面に遭遇してしまい…。

秀利は健吾の2歳年上で、秀利が高校を卒業したとき健吾は高校1年生。
まだ恋愛に疎かった健吾は、秀利が「好きだ」と告白する前に「これからも友達だ」と返してしまい、秀利の告白を先回りしてなかったことにしてしまう。
すぐに秀利が告白しようとしていたのだと気づきますが、時既に遅し。
その後、ふたりは何事もなかったかのように友人関係が続くことになります。
でも、関係が続いたのは、健吾自身が秀利と離れたくなくて追いかけた結果であって、秀利はそうじゃなかったら健吾とは進学を機に離れるつもりだったはず。
健吾は、そんな秀利を自分から引き留めるくらいに大切に思っているし、いつも恋人に悩まされている秀利を放っておけずにいるけれど、その気持ちが恋愛感情なのか判断できないまま10年が経っています。
秀利はずっと健吾のことが好きで、やさしい健吾に期待しないように心をガードしていて、他の男と付き合ってる。
もー、そんな生殺し状態で秀利はよく頑張ってるよ。
健吾は秀利の気持ちに気付いているのに、そんな中途半端に優しくするのはどうなんだろう。
まぁ、その自分の執着が恋愛感情なのか友情なのか判断付かないという事はあるだろうけど、それにしても10年は長い!
1巻は、健吾がようやく自分から決着をつけようと動くところまでで、正直なところこの時点では私は微妙な印象でした。
話の流れはともかくとして、健吾が強気すぎてイラッとしてしまうんですよ…。
今までの自分を振り返り、いろいろ反省したなら、「俺のこと好きだろ」という態度じゃなくてもっとやり方があるのでは?
強気で行かないと秀利が逃げてしまう、という理由はあるかもしれないけど。
と、そんなわけでちょっと微妙な気持ちで1巻を読み終わったのですが、2巻を読んだらスッキリしました!
健吾から先に「好き」だとちゃんと伝えてくれてよかったです。
にしても…。
吹っ切れた健吾の嵌り具合がさもありなんという感じですよ。
今までの執着が、さらにストッパーがなくなって爆発してます。
調子いい男だなオイ!と突っ込みのひとつも入れたくなるってものです(笑)
ガードが抜けきらない秀利にはこのくらいが合っているんでしょうけどね。

「あしたのきみはここにいない」とは、朝陽(「あしたの~」の受の男の子)の姉と健吾が同僚という所で繋がっています。
この姉が前回以上に存在感があって、いい味出してました。
実は影の苦労人…。
弟からも同僚からも、やたらと男同士の惚気話を聞かされて大変だなぁ(笑)
誰かいい男を紹介してあげてください!
こういった女性の介入もそうですが、今回は「あしたの~」よりも原作の崎谷先生色が感じられる話でした。
特にエッチシーン(笑)
それ以外の部分にも、例えば渋谷先輩に対する健吾の言動とか、上記に書いたような健吾の強気な言動とか、端々に崎谷節があったように思います。
前回より年齢が上がった分山本先生の可愛らしい作風が抑え気味になり、崎谷先生色が表に出て来たといったところかな。
どちらの作風も好きですが、個人的には前回くらいのバランスが好きです。

ということで、崎谷先生原作、山本先生作画のコミックス第2弾は、前回より大人テイストのお話でした。
でも、振り返ってみると話は結構シンプルですよね。
健吾が自分の気持ちを受け入れる過程に重心があるものの、結局そこを乗り越えたら一気に甘いモードに突入してますから…。
元々秀利に執着はしていたけど、関係が「恋愛」になって遠慮が無くなってます。
この攻の執着体質はこのシリーズの特徴ですか(笑)
何にせよ、秀利の気持ちが報われてよかったです。

あ、満足度2になってますが、別に面白くなかったわけではないですよ。
ただ、前回がとてもいいバランスでコラボしていたので、それと比べると…というところで2つにしてみました。
これも崎谷先生の小説版がそのうち出るのかな?
とりあえず、今のところ2009年のルチル文庫の予定にはなさそうですね~。

4344816749あの日のきみを抱きしめたなら 2 (バーズコミックス ルチルコレクション)
山本 小鉄子
幻冬舎コミックス 2009-06-24

by G-Tools

関連記事
2009.07.03 00:15 | 山本小鉄子 | trackback(0) | comment(0)
            












管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://macnyanko.blog22.fc2.com/tb.php/725-594d049d

最近の記事

プロフィール

Author:にゃんこ
漫画も読むけれど、やっぱり小説が好き! 小説を中心にBL本の感想を書いています。

このBlogについて:Read me

日記&一言感想
→ にゃんこ雑記
お知らせ用twitter
お知らせ
中の人はこちら
つぶやき

Twetter

RECOMMEND

参加させていただいています!

【このBLがやばい!2019年度版】
(漫画中心に小説、CD含めBL全般)

【はじめての人のためのBLガイド】
(ほぼ漫画のみ)
はじめての人のためのBLガイド

作家さん別感想記事リスト

Comment

Trackback

サイトリンク

BL Novels TB

BL Comics TB

BL×B.L.People


お役立ち


with Ajax Amazon

メールフォーム

基本的にレスは雑記の方でしています。数日経っても応答がない場合は送信エラーの可能性があります。「取扱説明書」を参照してください。

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSフィード

| ホーム |