にゃんこのBL徒然日記

BL:ボーイズラブ本の感想ブログ

イリス 虹の麗人 :山藍紫姫子

4776792656イリス 虹の麗人
山藍 紫姫子
宙出版 2006-01-26

by G-Tools

おそらく4度目の単行本化か…と思うのですが。
1992年白夜書房(ISBN: 4893672703)ハードカバー、イラスト春日聖生
1995年コアマガジン(ISBN: 4877340165)ハードカバー、
2000年コアマガジン(ISBN: 4877344004)ソフトカバー、イラスト安曇もか
今回のカバーのイラストは佳嶋さんです。
挿絵はありませんが、今までの中で一番装丁美しいと思います。
実は、コアマガジンのソフトカバー版を買ってあったのですが、イラストに魅力を感じず(こんな理由ですいません…)、未読の山の中に埋もれていました。
そのうち古本で、ハードカバー版を買おうと思っていたのですが、今回宙出版から新たに出版されたので、そちらを購入してみました。
ちょっとお高いですが、この装丁の出来映えだったら満足。

山藍紫姫子先生の両性具有モノ(他に、冬の星座、アレキサンドライト)のひとつです。
こんなに読んでいるのに、実は山藍先生の両性具有モノは初体験。
【イリス 虹の麗人/山藍紫姫子/佳嶋/宙出版(2006年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!!
あらすじ
美貌の研究者イリスには、両性具有者であるという秘密があった。天才的な頭脳を持ち研究所の室長でありながら、秘密を守るために、周囲を一切拒絶するイリス。
孤独な日々を送るイリスの前に、かつて過って殺してしまったエディの兄・ウィリーが現れる。追いつめられ、秘密を知られたいリスは、クラーク・ダリ伯爵の持つメララク生物学研究所に実験体としていくことを決意するが・・・・。



感想など
未来のお話です。
染色体異常から、人口は極度に減少の一途をたどっています。
実験材料になるのを恐れ、両性具有者であることを隠しているイリスですが、その秘密を知り、自分を犯そうとしたエディを殺してしまいます。
事情とその才能から罪に問われず、地方の研究所に左遷という形で処理されますが、それをよく思わない研究員やエディの兄の出現により、精神的に追いつめられていくことに。
自分の後見人であり、生物学研究所の所長であるクラークを避けていたイリスですが、行き場を失い、クラークの元へ行くことを選びます。
クラークはイリスに執着していますが、イリスは受け入れることが出来ず…。

山藍紫姫子先生の、鬼畜エロしか知らない私だったので、ちょっと驚きました。
全然作風違います。
耽美オーラはありますが。
BLというよりは、萩尾望都あたりの少女マンガの雰囲気?
性描写もおとなしめ。
帯に「耽美ロマンス」とありましたが、まさにそれ。

この作品終盤まで、イリスはずっと自分に対して悲観的。
クラークの元に行くまで、男性として生きてきたわけですが、クラークの元では女性として扱われます。
自分の女性としての性質を否定してきたイリスは、それを受け入れることが出来ませんが、クラークの愛によって徐々に認めていけるようになり、心を開いていく。
このお話のメインはそこですね。

おもしろいか、おもしろくないかと言われると、難しいです。
驚きや、盛り上がりがある作品ではないので…。
ゆるやかに、淡々と話は進んでいきます。
まったりこの作品に浸ったらよいのではないでしょうか。

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2006.03.02 11:58 | 山藍紫姫子 | trackback(0) | comment(0)
            












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