にゃんこのBL徒然日記

BL:ボーイズラブ本の感想ブログ

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434481620Xスキャンダル〈上〉 (リンクスロマンス)
水壬 楓子
幻冬舎コミックス 2009-03

by G-Tools

新装版のあとがきを読んで、旧版を速攻探してしまいました(笑)
だって気になるじゃない!
【スキャンダル(上下巻)/水壬楓子/高座朗/リンクスロマンス(2009年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!

【あらすじ・感想など】
養護施設で育った中野佑士は、ある日、視察に来ていた代議士・秋津祥彰に財布を盗むところを見られてしまう。
秋津はそれをネタに、表向きは養子として、肉体関係を持つことを要求してきた。
特殊な環境ではあっても何不自由のない生活を手に入れることが出来た佑士。
しかし、次第に秋津との関係に変化が現れた頃、秋津に敵対する代議士によって佑士は誘拐されてしまい…。

旧版は1999年にバニラ新書から出ています。
初出は1997年なので、もう10年以上前ですね。
新装版のあとがきを買う前に覗いてみたところ、時代的な背景などもあってかなり改稿され、なにやら周囲の反対もありとある場面を削ったと書いてあるではないですか。
これは旧版を読まねば!と、速攻探しました(笑)
そして手に入れた旧版。
とにかく、これでもかというくらい受の子が酷い目に遭っていて、確かにこのままでは今はムリですよね…と流石の私も思う内容でした…(^_^;)
いえ、旧版も面白いんですけどね。
ちょっとチャレンジャー過ぎますよ…。
そんなわけで新装版は改稿されていますが、軸となっている部分はそのままです。
スピンオフの「リスク」もこの新装版の設定で繋がっているので、感想は新装版で書こうと思いますが…。
先に旧版を読み、新装版はザッと目を通しただけなので、感想が少しずれているかもしれません。
すみません、前置きが長くなりました。

ほんの出来心で財布に手を出してしまった事で、秋津の養子兼愛人としての生活が始まる事になる佑士。
でも、意外とその生活は落ち着いています。
それは、元の環境が恵まれていなかったせいもあるけれど、秋津とその妻で同じく代議士の瑞妃が優しかったから。
瑞妃は秋津がゲイだと知った上で結婚していて、秋津とは別に恋人もいるのですが、夫婦仲は悪くありません。
佑士の事も受け入れていて、「母親」という立場を楽しんでもいる。
この夫婦に子供が出来ることはないのですが、佑士が来たことで疑似家族的な繋がりが出来ているのかな。
秋津にはそんな意図はなかったけど、結果として自分自身佑士の存在に影響され、心が揺れ始めます。
佑士も次第に秋津との関係を受け入れている自分に気付き始める。
しかしそんな時に起こった誘拐事件により、事態は一変。
陵辱され続けている佑士を助けることが出来ず苦悩する秋津は、陰の実力者である政治家・久賀に助けを求めますが…。
何はともあれ佑士が助かりハッピーエンドかと思いきや、この先にまだハードルが残っていました。
お互いに中途半端な気持ちのまま事件を迎えてしまい、そこで自分の気持ちを自覚することになったために、いざ顔を合わせるとどうしたらいいのか戸惑ってしまう。
そんな気持ちは分からなくもないです。
でも、足掻いて墓穴を掘りまくったのが19歳も年上の秋津というのがね…(笑)
大人だから余計に軌道修正が出来ないということは多々ありますが、もうちょっとしっかりしましょうよ!
佑士の方がよっぽど自分の気持ちに素直です。

えー、こうやって書くとよくある誘拐ネタ?という感じですが、この作品の何がすごいって、陵辱シーンが容赦無いことですよ!
水壬先生の作品は「コルセーア」しか読んだことがなかったので、ちょっと吃驚でした(あくまでこちらの作品が異色なだけですが)
まぁ、佑士視点じゃない部分もあるし、細かい描写がない所もあるので、文章になっている分量はそこまでじゃないかもしれません。
が、やられてることが半端無い…。
いくら脅すためとは言え、ちょっと頑張りすぎなのではー。
私は鬼畜なの好きですが、今回「萌え」とは少し違うかなぁ。
いっそ清々しい潔さ?(佑士には申し訳ないが…)
過程に萌えるので、結果だけ垣間見るだけでは満足できません!
あ、でもピアスのとこは好きw

一見陵辱シーンが満載でイロモノかと身構えるかもしれませんが(私は逆にテンション上がりましたけど…)、中身はとっても純粋な恋愛です。
そして、家族愛。
瑞妃がとても漢前で、魅力的な女性でした。
佑士にとっては母親と言うよりお姉さん的存在なんだろうけど、瑞妃の愛情は佑士に必要なんですよ。
瑞妃が秋津と佑士を微笑ましく感じているシーンで最後締められていますが、読んでいる私も同じようにあたたかい気持ちになれました。
旧版の方には「家族」的な要素が盛り込まれた番外編が収録されていて、それもすごくよかったです!

ということで、新装版「スキャンダル」。
意外にも純愛路線ですが、新装版で多少まろやかになったとは言え、内容的には結構濃いです。
私は楽しめましたが、他人にやられちゃうのは嫌!という方にはオススメしません。
そこを乗り越えられれば、恋愛ものとして楽しめる内容だし、そして政治ものとしても読み応えがあるんじゃないかと思います。
因みに、この作品のスピンオフになる「リスク」を読む前に、この「スキャンダル」を読むことをオススメします。
下巻に「リスク」のプロローグが収録されてますしね。
「リスク」は久賀と秋津の同級生で刑事の城島(感想に書いていませんが、今回の事件にも絡んでます)がメイン。
次回は「リスク」の感想を書きたいと思います!

--
旧版からの大きな変更点は
・年齢(14歳→16歳):そりゃ今のBLでこの内容で、中学生はムリですよね…。
・名字(天野→秋津):旧版に書いてあった理由かな?
・父親の行為:愛があればよかったのかも?
・秋津と久賀の詳細:まぁダメな人も多そうですからね。
くらいかな。
これ以外にも細かい部分や時系列が少し変更されているようです。
とにかく激しいのが好き!という猛者や(←私のことか?)、久賀×城島含め、新装版に収録されていない番外編もあるので、それが読みたいという方は旧版もどうぞ。
ただし、バニラ新書なのでかなりレディコミっぽい仕様ですよ…。

スキャンダル〈上〉 (リンクスロマンス)スキャンダル 下 (2) (リンクスロマンス)
イラストが繋がってる~♪

■シリーズ
「スキャンダル」 秋津(政治家・35歳)×佑士(16歳)
「リスク」 久賀(政治家・53歳)×城島(刑事・35歳)
「ルール」 篠宮(政治家秘書・37歳)×高森(刑事・28歳)
関連記事
2009.05.24 00:10 | 水壬楓子 | trackback(0) | comment(4)
            

にゃんこさん
こんばんは

「リスク」の当て馬救済作が今月の「小説リンクス」に載ってます。
ラブの面ではこちらのカプが一番安心出来ますし、ラブラブです(笑)

2009.05.24 21:45 URL | たま #52IR0TwY [ 編集 ]

たまさん、こんにちは~

高森さんの話ですよねww
「リスク」のあとがきを読んで、テンション上がりました!
ラブラブ…v
すごく存在感のあるキャラだったので、どんな話なのか気になります!
でも私は普段雑誌を買わないので、ノベルスになるのを待つつもりなのですが…早く出るといいなぁ。

コメントありがとうございました(^^)
それではまた~

2009.05.25 14:44 URL | にゃんこ #fwkSvwQ6 [ 編集 ]

この作家を読めなくなったのはこの作品のせいです。何でも好きで読みますが、14歳をレイプするような作品は吐き気がしました。

これ以降、高校生以下のものは読みません。学園ものすら読めません。これはいくら私が何でもOKといっても、性暴力以外のものを感じられなかった。勿論、古い方を読んだのですが、エロスも愛も耽美も何も感じませんでしたよ。たくさん読んでいる木原先生や山藍先生のグロやエグサとも違った。。。

とにかく14歳の孤児をレイプするなんてものを萌えて読めやしませんよ。

2009.05.25 21:02 URL | mudanahibiwokasanete #- [ 編集 ]

mudanahibiwokasaneteさん、こんにちは~

萌え…ではないですね。
耽美では確実にない。
例えばこれがねじれた愛情とか言うのであればまだありかなと思うのですが、今回はただの暴力ですものね…。
被害者のためとはいえ、これだけしといて誘拐の罪にしか問われないなんて!

BLはファンタジーですが、さすがにこれは嫌悪感を持つ人も多そうです。

コメントありがとうございました(^^)
それではまた!

2009.05.26 10:04 URL | にゃんこ #fwkSvwQ6 [ 編集 ]













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