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BL:ボーイズラブ本の感想ブログ

4344816374茅島氏の優雅な生活〈1〉 (幻冬舎ルチル文庫)
遠野 春日
幻冬舎コミックス 2009-04-15

by G-Tools

やっぱり茅島さんは可愛いなぁ。
益々嵌りました。続きが楽しみです!
【茅島氏の優雅な生活/遠野春日/日高ショーコ/ルチル文庫(2009年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!
コミックスの感想はコチラ→「茅島氏の優雅な生活」

【あらすじ・感想など】
両親が残した遺産によって、働く必要もなく優雅な生活を送っている茅島澄人。
何に対しても無関心な茅島氏が心を揺らすのは、唯一庭師だけ。
密かに関係を持っているふたりだが、庭師は茅島氏の心が掴めずにいて…。

小説では珍しく、コミックスのように短編で構成されています。

『茅島氏の優雅な生活』
茅島のとある一日の話。
朝、執事の波多野に起こされるところから始まり、最後に庭師との夜の情事に至るまでが、波多野、秘書兼話し相手・古泉や大学時代の同級生・小川女史など、周囲の人たちの視点を織り交ぜて書かれています。
コミックスでもこの話が一番最初にあるのですが、小川女史との交流は端折ってあったので初読み。
庭師に対する茅島の感情の動きがそれまでの平坦な印象と一転していて、とても印象的です。
普段も多少の揺れがあって、その中に可愛らしいところも垣間見えるけれど、庭師に対してはすごく感情が出てるんですよ。
それがいい。

『休暇の過ごし方』
茅島と庭師の関係が始まる夜と、その後のふたりで過ごすとある休日の話。
これもコミックスに収録されていましたが…もー熱いですなぁ!
庭師が茅島にどんどん堕ちていくのが嬉しくて、読みながらニヤニヤしちゃいます。

『春の嵐』
茅島が庭師のアパートに行く事になる、とある夜の話。
この話はコミカライズされていないのですが、それも仕方ないですね。
(一部抜粋してコミックスに収録されているけれど、この話自体には触れてない)
ここまでの話と違って、ちょっと大人の雰囲気漂うエロ度高めのエピソードでした。
こんな事があったら、流石に自分の心の動きに鈍い茅島も動揺しちゃいますよ!
その後茅島の担当医となる高倉聖司がここで登場。
天使のような綺麗な容姿な上にMで淫乱…なんて美味しい人なんですか!
聖司と兄の関係が気になります…。

『晩餐会と学友と奥庭』
茅島の大学時代にあった、とある同級生との交流の話。
久住という綺麗な容姿の同級生に、茅島はダンスのパートナーを頼みます。
そして、久住が男性に想いを寄せている事を知り、男性同士の恋愛や「好き」という感情を認識するようになる。
庭師にとっては唐突な告白だったけれど、茅島にとっては沢山のステップを踏んで育て上げた気持ちだったのだ…という事が読み進めるうちに分かってきて、茅島の真剣さが伝わってきます。
それにしても、久住というキャラはやけに存在感があるのだけれど、遠野先生の他の作品に出ていたりするんだろうか…。
名前が全く違うけれど、一瞬佳人さんかと思いました。

『続・休暇の過ごし方』
茅島と庭師がドライブに出かける、とある休日の話。
コミックスでは最後に収録されているエピソードで、ふたりの関係がとりあえずひとつの結末を迎えています。
展開を知っていても幸せそうな顔をしている茅島が目に浮かんで、ニコニコしながら読んでしまいました。
庭師に「ちゃんと幸せにしてくださいよ」と言いたくなる。
それにしても、パキラはそんなことに使われていたのか…(笑)

『くちびるの快感』
聖司が茅島と再会した、とある日の話。
茅島が担当医を聖司に代えるため、聖司の働く病院に出向くエピソードなのですがー、ちょっと思いがけない展開だったので吃驚。
いやでも嬉しいけど。
茅島は純粋に興味で動いてるし、それは聖司も分かっていて、この関係が発展することはありません。
このふたりは百合っぽいですね。
情熱シリーズの佳人さんと執行とのやりとりでも思ったんですが、受同士が仲いいのは微笑ましくてよいです。

--
ということで、先日読んだコミックス版「茅島氏の優雅な生活」の原作です。
この巻に収録されている話はコミカライズされているエピソードが多いのですが、端折られていた部分もあったし、初めて読む話も収録されていて楽しく読めました。
もう読んでいる私は波多野のような心境です。
いや、小泉か?
コミックスの方の感想でも書きましたが、普段表情のない茅島が庭師に見せるいろんな表情、不器用なんだけど一生懸命な姿に心を掴まれます。
こんな変わった男なのに、どうして周囲の人間に愛されているのかが分かる。
茅島が可愛いよー!

コミックスとは違い、挿絵は日高ショーコ先生。
うん。イメージは近いし、絵も好きだ。
でも、先にコミックスを読んで興味を持ったので、私の頭の中では麻々原先生の画でふたりが動いているんですよね。
大好きな日高先生の挿絵は嬉しいのですが、私の正直な気持ちとしては、小説の挿絵も麻々原先生の画でお願いしたかった…。
頬を染める茅島が可愛いんだもん!

3ヶ月連続刊行ということで、間を置かず次の巻が読めて嬉しいです。
この先は未読の話ばかりなので凄く楽しみ♪

【追記】
気になる聖司と久住の話ですが、別の作品で読めるようですね。
聖司は「夢のつづき」、久住は「夏のカノン」という作品。
どちらも絶版なのですが、今度探してみようと思います。
「夢のつづき」が気になって仕方ない!
因みに、他にもリンクしているエピソードとかあるようです。
でも、私は遠野先生の昔の作品(特にリーフ)は読んでいないものが多いので、なかなか気づけません…。
夢のつづき (リーフノベルズ) 夏のカノン (リーフノベルズ)
【さらに追記】
「夢のつづき」が文庫化されました。
感想はコチラ

■シリーズ
「茅島氏の優雅な生活 (1)」
「茅島氏の優雅な生活 (2)」
「茅島氏の優雅な生活 (3)」

茅島氏の優雅な生活〈1〉 (幻冬舎ルチル文庫) 茅島氏の優雅な生活〈2〉 (幻冬舎ルチル文庫) 茅島氏の優雅な生活〈3〉 (幻冬舎ルチル文庫)

■リンク作
「夢のつづき」 茅島さんの担当医である聖司の話

■コミカライズ(作画:麻々原絵里依、原作:遠野春日)
「茅島氏の優雅な生活」
「茅島氏の優雅な生活~英国旅行編~」
「茅島氏の優雅な生活~プロポーズ編~」

 茅島氏の優雅な生活 (花音コミックス) 茅島氏の優雅な生活 英国旅行編(花音コミックス) 茅島氏の優雅な生活~プロポーズ編~ (花音コミックス)
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2009.04.26 00:07 | 遠野春日 | trackback(0) | comment(0)
            












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