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BL:ボーイズラブ本の感想ブログ

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4344815483メランコリック・リビドー (幻冬舎ルチル文庫)
砂原 糖子
幻冬舎コミックス 2009-04-15

by G-Tools

「センチメンタル・セクスアリス」のスピンオフ。
すっかり忘れていたけれど、そういえばこんな当て馬いましたね…。
【メランコリック・リビドー/砂原糖子/ヤマダサクラコ/ルチル文庫(2009年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!

【あらすじ・感想など】
20歳になった中沢千夏史が向かったのは、日和佐明のマンション。
日和佐は9歳年上のカメラマンで、元々は千夏史の兄・由多夏の恋人だった。
幼い頃から日和佐の事が好きだった千夏史は、7年前、由多夏が病気でこの世を去った後もずっと日和佐を追いかけている。
でも、「子供は嫌い」と言う日和佐に、その気持ちを伝えられずにいて…。

ふたりが出会ったのは11年前。
小学生の千夏史は高校生の日和佐に興味を持つのですが、日和佐は兄・由多夏の恋人だと知ってしまう。
そしてその興味が好意だということに気付きます。
兄が亡くなった後もその気持ちを打ち明けられないままでいた千夏史は、それでも日和佐の近くにいるために、ハウスキーパーのバイトをすることに。
日和佐はそんな千夏史の気持ちに気付いていないわけではありません。
でも、未だに由多夏に対する気持ちからも目を逸らしている日和佐は、千夏史の想いを見て見ぬふりをしている。
千夏史は恋が叶うとは思っていなくて、振られて離れるよりは、想いを隠したまま近くにいたいと思っている。
そんなふたりの距離は、千夏史がバイトを始めたことで少しずつ変化していく事になるのですが…。
あからさまな駆け引きをしている訳ではないけれど、ふたりの間にはずっとある一定の距離があって、バランスを保っています。
その均衡を崩したのは日和佐。
少し近づいてしまった距離に気付き、本気の恋愛に臆病になっている日和佐は、先手を打って逃げ出してしまう。
でも、日和佐自身は逃げているなんていう自覚はありません。
由多夏に対する気持ちを整理できないまま亡くしてしまった日和佐は、それ以来ずっと恋愛と向き合おうとしていない。
一晩限りの相手は沢山いるけれど、そういう事をすればするほど自分の気持ちに鈍感になっていく。
この話の中で恋愛に振り回されているのは一見千夏史だけれど、実際は日和佐の方が成長しているんですよね。
大人になると無駄に自分の気持ちのごまかし方が巧くなってしまって、気が付けば我知らず心に鍵をかけてしまっている。
自分にも覚えのある事なので、日和佐の行動にイラッとさせられながらも非難できないです…。
相手に当たって砕ける勇気があるかどうかは別にして、不器用ながらもちゃんと向き合っている千夏史の方がずっと健全。
恋愛って、大人になったから上手くなるというものでもないですよね。
セックスの経験値も関係ない。
そんなことを再確認させられる話でした。

ということで、軸となっている部分は共感できるし、面白いと思います。
ただ、ちょっと日和佐の態度の変化に戸惑ってしまう…。
確かに、変化の切っ掛けは些細な事だろうと思うけれど、日和佐のような人間がそう簡単に素直に優しく出来るんだろうか?
もっと癖のある性格だと思っていたので、どうも違和感がありました。
そこに関係しているだろうと思われる、由多夏への気持ちを整理する過程についてもっと掘り下げて欲しかったです。
まぁ、そうなると千夏史の影が薄くなってしまいそうですけどね。
いや既に薄いか…。
正直なところ、日和佐と由多夏の関係の方が美味しそうに感じてしまいました。
亡くなっていて出番は多くないのに、日和佐と千夏史のやりとりのベースにはずっと由多夏がいるので、存在感がすごくあるんですよ。
不器用な愛情表現が切なかった。

「センチメンタル・セクスアリス」の春巳もチラッと登場してます。
第三者の目から見ると、こんな春巳でもちゃんとモデルのオーラ出てるんですね。
やってることはやっぱりダメダメなんですけど(笑)
日和佐がどんな当て馬だったのかすっかり忘れていて、この感想を書く前に「センチメンタル~」を読み返してみました。
うーん、「センチメンタル~」が面白かっただけに、それと比べてしまうとどうしても見劣りしてしまいます…。
素材はいいのに、味付けがボンヤリしてしまっているように感じました。
あ、でも相変わらずエッチは萌えますよ!
砂原先生のエロが大好きだ!
次の作品に期待します♪
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2009.04.23 00:46 | 砂原糖子 | trackback(0) | comment(0)
            












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