にゃんこのBL徒然日記

BL:ボーイズラブ本の感想ブログ

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愛の奴隷 :水原とほる

4877249664愛の奴隷 (ガッシュ文庫)
水原 とほる
海王社 2009-02

by G-Tools

面白くないわけではないけれど…。
水原先生のGUSH文庫は印象が似ている気がします。
【愛の奴隷/水原とほる/水名瀬雅良/GUSH文庫(2009年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!

【あらすじ・感想など】
宏樹が大学を出て小さな設計事務所で働き始めて4年あまり。
中学時代の同級生・久坂彰信は、10年以上たった今でも彰信が週に何度か宏樹の部屋にやってくる。
子供の頃の病気が原因で足に障害を持つ宏樹と、暴力団組長の長男である彰信。
世界は違うけれど互いに負い目を抱えているふたりは、曖昧な関係を続けていて…。

宏樹は幼い頃に小児麻痺を患い、右足に障害を持ってます。
日常生活に大きな支障はないけれど、普通の人と同じようには歩けない。
それが原因で苛められていた宏樹を彰信が助けたのを切っ掛けに、ふたりは親しくなります。
でも、親しいと言っても普通に気楽な付き合いをする友人とは違い、内気な宏樹と無口な彰信の間で会話が弾むわけでもなく、気を遣いながら時々一緒に過ごすというような付き合い方を続けている。
それは宏樹が自分の障害に負い目を持っていて、彰信が同情心から親しくしてくれているのではないかと思っているから。
そして、彰信にいつしか好意を抱くようになっていた宏樹は、ハッキリとした意思表示もなく始まった肉体関係も受け入れてます。
一方の彰信は、家の事情が負い目になっている。
組を継ぐ意志がない彰信は、組とは全く関係のない企業で働いています。
でも、自分が跡取り息子であるという事実は、どれだけ離れようとしても組的にも世間的にも逃れられない。
だから、宏樹が自分との関係に文句も言わずずっと付き合っているのは、そんな自分の背景に宏樹が逆らえないからなのだと思ってる。
ふたりとも相手のことが好きなのに、それを伝える自信がないんですよね。
相手を失いたくないから、曖昧な関係を続けています。
これが片方だけだったならもっと早く解決していたんでしょうけど、ふたりともループに嵌っているから大変です。
彰信がもう少し明るかったら…いや、でもやっぱりそれでも難しいかな。
端から見たら、互いに好意を持っていて相手を大切にしている事なんてすぐ分かるくらいの態度をとっているけれど、本人たちは全然素直に受けとめられてないですから。
学生時代ならともかく、同情や恐れでそこまでやらないと思いますよ…。
まぁでも、事情的に仕方ないのは理解できます。
負い目に感じて当然の事情だし、男同士というハードルもありますしね。
多少の揺さぶりでは余計に泥沼になりそうだし(誠二くん然り)、このくらいの事件がないと素直になる機会もなかなかないでしょう。
言葉が足りなくてすれ違っているふたりはもどかしいですが、宏樹だけじゃなく、彰信の繊細で不器用なところが感じられたのがよかったです。
彰信が傲慢キャラだったら、きっと面白みのない話になっていたんじゃないかな。

絡みは普通です。
多少強引な場面もあるけれど、鬼畜でも変態でもない。
今回多少流血沙汰はあるけれどそれも第三者によるものだし、最近は「水原作品=暴力」という印象が薄いですね。
まぁ作品の雰囲気に合っていればいいんですが、私はその痛さが好きだったりしたのでちょっと残念…。

それにしても…水原先生はGUSH文庫でこういったパターンの話が多いような気がします。
行動は強引だったりするけど無口で不器用な攻と、静かに堪え忍ぶ受。
話の展開も、拉致られて命の危険にさらされてようやく互いに気持ちが通じ合う…みたいな力業によく出会う気が。
もちろんそれも水原先生の味だと思うので、否定をする気はありませんが。
似たような印象になってしまって新鮮味がない…。
もう少しその幅の中で変化が欲しいです。
個人的には、テンションの上がる萌え要素があったりしたら嬉しいんですけどね!
ということで、今回の話自体はそれなりに楽しめると思います。
これが水原先生初体験だったら満足していたと思うのですが…水原先生をずっと追っている私としては少し物足りない。
うーん毎回思うのだけれど、水原先生に関しては、私は普通に面白いというものではなく、以前のようにガツンとパンチのある作品を又読みたいんです!
次に期待します。
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2009.03.10 00:35 | 水原とほる | trackback(1) | comment(6)
            

にゃんこさん、こんにちは!
私は水原作品をまだたくさん読んでないので、
素直に楽しめました。
普通ならイライラしそうなふたりなのでしょうけど、
そんな心情も私は好きです。
TBさせていただきましたので、ご報告まで♪

2009.03.14 16:20 URL | あると #3un.pJ2M [ 編集 ]

あるとさん、こんばんは~

もどかしいふたりですが、それはそれで読み応えがありますよね。

最近の水原先生はこういったテイストの話が多いですが、初期の頃の作品は痛くて、それも面白いと思います!
機会があれば是非~

TB&コメントありがとうございました♪
それではまた!

2009.03.16 00:43 URL | にゃんこ #fwkSvwQ6 [ 編集 ]

メールフォームで...とも思ったのですが、
コメントのついでだったので、こちらへ書かせていただいちゃいます!
いつもいつも、にゃんこさんの感想を、楽しみにしています。
あらすじのまとめ方とか、感想の書き方にいつも羨望の眼差し☆
「あーこういう読み方をするんだー」とか、
「こういう表現をすればいいんだー」とか。
なので、文才のない私は、読む予定のある本は、
にゃんこさんの感想を先に読まないように
気をつけてマス。
じゃないと、すっかり影響されてしまい、
真似しそうになったりするし、
自分の駄文が恥ずかしくて、とてもじゃないけど感想なんて書けないんですもん。
で、自分が書き終わったあと、改めて読ませていただくのですが、
結局は、先に読んでも後に読んでも、落ち込むのは同じ、ということで・・・・ぁぁぁ。
これからも、すごく楽しみ&参考にさせていただきますね。
(ビミョーにストーカーみたくなってますが!(笑))

2009.03.16 21:04 URL | あると #3un.pJ2M [ 編集 ]

あるとさん、こんばんは!

うわぁぁ、そう言っていただけるととても嬉しいです(^^)
今でこそ感想らしいものになってますが、最初の頃は全然上手くまとめられなくて勢いだけで書いていましたよー(読み返すと恥ずかしい…)。
勢いが落ちついた今でも試行錯誤の毎日です。

自分のスタイルを見つけるまでが大変かもしれませんが、感想は人それぞれ捉え方も書き方も違うので、自分の思うように書いたらいいと思います!
私は本を買うときにエロが気になるので、感想を書くときにそこを盛り込むようにしたりしてますよ(笑)
あ、私も他の方の感想を読むと影響されてしまうので、書く前は読まないようにしています。
日和ってしまったりしますしね…(^_^;)
自分の感じた事を上手く文章に出来るよう、読む方に面白いと思っていただける文章が書けるよう、これからもマイペースに頑張ります!

コメントありがとうございました!
すごくパワーをもらいました☆ではでは~

2009.03.17 22:26 URL | にゃんこ #fwkSvwQ6 [ 編集 ]

これはちょっと前に私も読みました!。

水原作品としては物足りないような気がしましたが、私は受の目が見えないとか足が悪いとか体が弱いとか…、そういうのにかなり萌えるので(笑)、この作品は受の足が悪いだけで結構満足してしまいました(^_^;)。

言葉足りなすぎでお互いすれ違ってもどかしいですが、踏み込めない理由が二人共ちゃんとあるので、仕方ないかな?、と思いました。

ただ両思いになった後をもっと読みたかった…!!。
ページも少ないしエッチもあれで終わり??。
物足りなかったです。
静かなお話で良かったですが、水原先生には痛い作品も書いて欲しいです(^-^)。

2009.04.13 12:57 URL | 雪兎 #- [ 編集 ]

雪兎さん、こんばんは!

確かに、障害を持っている受は萌えますね~。
そんな自分をちょっと不謹慎だと思いつつ、でもやっぱり萌え。
そういう意味では、もう少し思い切った設定にしてもよかったのではないかと思います。車いすとか。
水原先生という意識があるので、どうしても痛さを求めてしまう…。

最近こういった静かな話が多いですが、また以前のような激しさを感じる作品を読みたいです!
コメントありがとうございました(^^)
それではまた~

2009.04.15 01:24 URL | にゃんこ #fwkSvwQ6 [ 編集 ]













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