にゃんこのBL徒然日記

BL:ボーイズラブ本の感想ブログ

481301190X追憶の獅子 アーサーズ・ガーディアン (SHYノベルス)
Unit Vanilla
大洋図書 2009-01-29

by G-Tools

悔しい。とっても悔しいけれどこれは認めざるを得ない。
…面白かったです!
【追憶の獅子/Unit Vanilla/蓮川愛/SHYノベルズ(2009年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!

【あらすじ・感想など】
ロンドンの裏通りでパブを経営している都倉諒一。
ある日店の前に座り込んでいた男・ダグラスは、諒一に「一人目の守護天使(ガーディアン)である諒一に会いに来た」と告げる。
アーサーズ・ガーディアンとは縁を切っていると説明しても全く引く気配のないダグラスに、諒一は次第に苛つき始めるのだが…。

アーサーズ・ガーディアン第4弾で最終巻の今回は、組織の原点に触れる話でした。
諒一はアーサーズ・ガーディアンの創設者であるアーサーの友人で、アーサー亡き後はアーサーの孫・チャールズと一緒に暮らしています。
諒一は子供の頃に起こったある事件が切っ掛けでアーサーと出会い、アーサーは両親を失った諒一の後見人になることに。
そんな出会いで、50歳ほどの年の差があるけれど、ふたりは友達同士。
アーサーズ・ガーディアンは、大資産家なのに子供のような性格のアーサーが「世界の平和のために戦う組織を作ろう」と突然言い出したことで始まった、最初はふたりだけの小さな組織です。
それが今では世界中に支部があり、多数のプロフェッショナルなガーディアンを抱える一大組織に。
自分の手を離れてしまった組織に、諒一は距離を置いています。
そこにやってきた、ダグラスという男。
ダグラスの真っ直ぐな性格に苛つき、理想を壊すために諒一は無理矢理肉体関係を持ったりしてしまいますが、実はダグラスが諒一が探していた男だと知ります。
ダグラスは、諒一が断り切れず引き受けてしまったミッションのターゲットで、そのミッションの内容は「恋人をつくる」こと。
諒一はそのミッションを胸に秘め、自分に好意を寄せているダグラスの恋人となるのですが…。
散々意味不明だと言っていたこの組織ですが、元々はこんな大掛かりなものではなくて、アーサーと諒一が身近で困っている人たちを助けるくらいの、本当に小さなものだったのですね。
金持ちの酔狂と言ってしまえば否定できないかもしれませんが、大金を使うわけでもなく、周囲に温かい目で見守られながらやっていた遊びの延長みたいなもの。
アーサーがこんな事を言い出したのは、諒一の心の傷を癒すためという理由もあったのかもしれません。
私がこのシリーズを全面的に受け入れられない原因となっていたこの組織について、ようやく納得できる答えが与えられ、スッキリしました。
そして、諒一が今の組織に疑問を持っている事や、組織の抱えている矛盾がちゃんと示されていたことが、私にとって話に入り込めた一因です。
(まぁ、その辺りが理解できても、前作でくだらないミッションを嬉々として請け負っていたガーディアンたちには違和感を抱いてしまうわけですが…)
そして、キャラがとてもいい。
諒一が私の萌えに大ヒット!
強気なのに不安定な所がある受って大好き!
最初は反発していたダグラスに、徐々に心を許していく過程がよかったです。
まさかこのシリーズで泣かされるとは思いませんでしたよ…。
でも、振り返ってみると、これまでの3作品の登場人物は皆ちょっと変わり者で、人物的にこの巻が唯一まともなカップリングでしたね。
だから感情移入しやすかったのか…。

全体のボリュームからすると絡みは少ないんですが、諒一の襲い受っぷりに萌えまくりでした…!
今まで出会った中で一二を争うステキな襲い受。
描写が長いわけではないんですが、私のツボをくすぐるんですよね…。
最初は勢いなのに途中から興奮してる諒一もいいし、ダグラスの戸惑いつつも興奮してる姿とか、喘いじゃうところとかも好き。
そして、それとは反対に、諒一がダグラスに翻弄される最後のエッチもよかったです。
美味しかったー!!

ということで、ここまで散々文句を言いつつ読んでいたこのシリーズ。
最終巻、どうまとめるのかと不安を抱えながら読みました。
だって、これまでの3作の流れからして、突っ込む要素満載の最終話だと思うじゃないですか!
良い意味で期待を裏切られました。
…面白かった…。
悔しくて認めたくないけど、これは文句なく面白かった。
そして、この話が面白かったのは、これまでの3作があってこそなんですよね。
これ一作ではこんなに楽しめなかったと思います。
まぁ、大きな期待をしていなかったという面もありますけど(笑)
兎にも角にも話も萌えも満足です!
途中投げ出しそうになりながらも、最後までシリーズを読んでよかったと思える読後感でホッとしました。
終わりよければすべてよし…かな。


えー、蛇足になりますが作者予想をコソッとしておきます。
1作目:岩本先生
2作目:和泉先生
3作目:木原先生
4作目:ひちわ先生
具体的な根拠はありません。
あくまで私の読んだ印象と萌え具合で予想しました。
最初は岩本先生かなとすぐ思ったのですが、間の2作をどちらにするか迷いました。
最後は消去法です。
そんな感じ。

■シリーズ
「硝子の騎士 アーサーズ・ガーディアン (1)」
「密林の覇者 アーサーズ・ガーディアン (2)」
「胡蝶の誘惑 アーサーズ・ガーディアン (3)」
「追憶の獅子 アーサーズ・ガーディアン (4)」
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2009.02.09 00:42 | Unit Vanilla | trackback(0) | comment(0)
            












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