にゃんこのBL徒然日記

BL:ボーイズラブ本の感想ブログ

ラブスクエア :崎谷はるひ

4861343046ラブスクエア (ダリア文庫)
崎谷 はるひ
フロンティアワークス 2009-01-13

by G-Tools

そういうネタがくるとは…!
私の心はすべてそれに持って行かれました(笑)
【ラブスクエア/崎谷はるひ/小鳩めばる/ダリア文庫(2009年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!

【あらすじ・感想など】
バーテンダーとして働く征矢克己は、ある日訪れた図書館で高校時代の先輩・白倉繁孝と7年ぶりに再会する。
高校時代は犬猿の仲だったふたり。
でも、征矢の中では大切な思い出となっていた。
再会した白倉への気持ちが募る征矢は、それが恋愛感情だと気付き…。

父子家庭で働かない父親を持った征矢は、高校に進学はしたけれど、生活のために夜は働くという二重生活を送る日々。
でも、征矢の通う高校では部活に所属しなければいけない事になっていた。
適当にやり過ごそうと思っていた征矢だが、教師の三隅によって強引にバスケットボール部に入部させてしまう。
そこで出会ったひとつ年上の先輩・白倉は、やる気のない征矢に口うるさく、ふたりはいつも反発し合っていた。
それも、7年経った今では懐かしい思い出。
過去を振り返り、反発しながらもそれが自分にとって初恋だったのだと気付いた征矢は、白倉への気持ちを募らせていくのだが…。
再会した白倉との関係は、高校時代とは違いとても穏やかです。
気持ちを自覚し、白倉を落とそうと意気込む征矢は、まずは友人としての立ち位置を確保していきます。
でもある時酒に酔った勢いで白倉にキスをしてしまう。
それを切っ掛けにふたりの関係は変わっていくことに。
前半が表題作の以前リーフノベルズから出ていた『ラブスクエア』で、後半が同人誌で出ていた番外編(続編?)の『ラブ・チュ・チュ!』。
崎谷先生らしく、かなりのボリュームですよ。
『ラブスクエア』は再会から想いが通じ合うまでの話。
過去の話が挟み込まれている形で話が進んでいくのですが、それにしても「堅物の白倉を落とす」というシンプルな展開にしてはやたらと長い。
もちろん、気持ちのすれ違いとかあるので、すんなり上手くいった訳じゃないんですけどね。
正直、途中までは読んでいてだるかったです。
征矢が健気に頑張って、でも我慢できずに白黒つけてしまおうとする過程はすごく共感できるんですが。
崎谷先生の文章は詰め込み型で行間があまりない(心理描写的に)ので、嵌るときは心を掴まれるけど、気持ちが乗ってないときにはちょっとしんどい…。
征矢の気持ちも分かるし、白倉も嫌な印象はないんですが。
でも、最後に美味しいネタが潜んでました…!
今まで色々読んできて、そういう人も沢山いましたけど、悩むほど度を超したやつは初めて出会いましたよ(笑)

以下、ネタバレです。
知らずに読んだ方が楽しめると思うので、未読の方はお気をつけくださいませ。

白倉が悩んでいた事…
それはナニがとっても大きい事でした。
…そうくるか!
BLだと攻のアレが大きいという表現はよく出て来ますけど、白倉のソレは大きすぎて今まで機会があっても挿入が果たせなかった代物らしいです。
いったいどんだけ…!?
でもこういう問題って、他人が聞くと笑い話になってしまうけど、本人たちにとっては大問題ですよね。
白倉はそれで今まで何度かエッチで失敗してる訳で、それは相当ショックでしょう。
セックスは共同作業でお互いに努力すべきなんだから(でかいと言ってもある程度なら何度かチャレンジすれば成功すると思うんだ…)、白倉ひとりの責任ではないんですけどね。
それを喜ぶ女の人だって絶対いるだろうし。
まぁそんな訳で白倉は悩んでいたのですが、征矢は果敢に挑戦します!
実際問題、初っ端から成功するとは思えないんですが、そこはBLなので~。
結果的に、男同士の方がこういう問題も対等に話せそうだし、別に挿入までしなくても十分楽しめそうだから、白倉にとっては良かったんじゃないでしょうか。
妄想爆発しても相手は一応男だから丈夫だろうし(笑)
ただ、社会人として翌日に影響出るようなエッチは控えなさいよ!…と、ひとこと注意はしたい。
暴走しすぎです。ふたりとも。

というわけで、崎谷先生2009年1発目は2000年に出た作品の文庫化でした。
感想がほとんどエッチに費やされている気がする…。あわゎゎ。
ツンツンしていそうで実は恋愛体質の征矢と、堅物の朴念仁白倉の恋愛は、当て馬が登場したりすることもなく割とシンプルに進展しているので印象が薄い…。
内容がシンプルなのに心理描写がねちっこくて胃もたれしそうでしたが、そこに気の抜けるようなネタが仕込まれていたので復活できました(笑)
いったいどんなモノなのか気になって仕方ない。
白倉のナニがすべてを攫っていった作品でした。
あ…、こんな締めじゃだめだわ…!
えっと、とっても崎谷先生らしい作品でした。
昔の作品と言うこともあって文章がちょっとしつこいので初心者向けではないと思いますが、変わりダネを楽しみたい方にはオススメします(笑)
関連記事
2009.01.18 01:36 | 崎谷はるひ | trackback(1) | comment(2)
            

こんにちは、にゃんこさん。

白倉のナニがすべてを攫っていった作品でした──に、盛大なる拍手を。

厚い本なので、途中でシリアスっぽくなるのかなとか思ったりもして、それは辛いかも、と覚悟したんですが、最後はもう、笑うしかなかったです。
私は今まで余り崎谷さんの作品を読んでないのですが、こんな衝撃的(笑撃か?)な話がとても崎谷先生らしい作品なのだとしたら、なんか、コンプしたいです。
昔の作品とか、ガツガツと掘り起こしてみたくなりました。……汚れてますね( ̄▽ ̄;)

なんか締まらないコメントになっちゃいました。ごめんなさい。

その上TBも頂いてきますので、よろしくお願いします。

2009.01.18 14:53 URL | 游(ゆう) #- [ 編集 ]

游さん、こんにちは~

いやぁ、ちょっとナニのインパクトが強くて(笑)
実際大変だろうなぁとか考えちゃいました…(^_^;)

崎谷先生の作品でこうしたネタがあるのはそんなにないと思いますよ。
どちらかと言うと崎谷先生のエッチはノーマルですが、ネタがなくてもあんあん言ってる印象ですね…。
この作品のようにしつこいくらいの心理描写が「あぁ崎谷節だなぁ」と感じるところです。
笑撃はなくても面白い作品が多いので、私は崎谷先生好きですよ。
是非どうぞ~w

TBありがとうございました!
それではまた

2009.01.19 14:14 URL | にゃんこ #fwkSvwQ6 [ 編集 ]













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ラブスクエア
色事にたけているのと、恋愛は別だった。 セピアに煙る想い出の中、鮮やかに彼を思い出せるのは、 甘くときめくような想いではなかったけれ...

2009.01.18 14:53 | 同じ本は何冊も要らない…

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