にゃんこのBL徒然日記

BL:ボーイズラブ本の感想ブログ

4904101359センチメンタルガーデンラバー (MARBLE COMICS)
小椋ムク
ソフトライン 東京漫画社 2008-12-18

by G-Tools

うわぁぁ! か、かわいい…! 
とっても癒されます。疲れた心に効く~。
【センチメンタルガーデンラバー/小椋ムク/マーブルコミックス(2008年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!

【あらすじ・感想など】
『センチメンタルガーデンラバー』
野良猫のフジは、いつも優しい比呂が大好き。
でも恋人に殴られる比呂を見ても、猫の自分は何も出来ない。
比呂を守れる身体が欲しいと願うフジだが…。

比呂のことが好きで好きで仕方がないフジの願いは叶えられますが、人間の身体になれるのは夜の間だけ。
しかも人間の言葉は話せないので、比呂には事情が伝わりません。
でも、ふたりの距離はどんどん縮まってゆき…。
もうねー、めちゃめちゃニャンコが可愛いのですよ!
今更説明するまでもなく私はネコ好きで実際飼っているんですが、うちのネコはこんな「大好き!」オーラは放ってないなぁ…。
逆に、私の方がネコに対して「好き好き!ムギュー」って感じなので(ネコ大迷惑)、フジのようなネコはちょっと憧れます(笑)
あ、でもツンツンしてるうちのネコも可愛いんですけどね!(←飼い主バカ)
話が脱線してしまった…。
お話の方はシンプルで、人間とネコという問題はすんなりと飛び越えて心は通じ合ってます。
フジは人間になるとしっかりした体格のなかなか格好良い男の子なのに、ネコの姿はいかにもちょっと不細工な雑種の野良猫ですね。
まぁ、ブサ可愛いという言い方もありますがー(笑)
年下ヘタレ攻です。(年下なのかはハッキリしないけど)
しかし…こんなに懐いて居着いてるのに、“飼い猫”じゃないんだ?

『アットホームホリデーラバー』
自分の居場所を求めて彷徨っていた野良猫のシマ。
空腹でフラフラになっていたシマは、滝という男の鞄に偶然入ってしまう。
しばらく滝に世話になることになったシマは滝の秘めた想いを知り、言葉を話したいと願うのですが…。

フジと一緒に比呂に餌を貰っていたシマは、フジの一件の後比呂の家を離れます。
そして滝に出会い惹かれるのだけれど、滝は元彼の縞の事がまだ好きなようで…。
シマは仔猫なので、人間の姿も子供です。
でもシマの方がフジよりしっかりしてますね(笑)
人間の言葉も話せるし(それは願いの違いか)
『センチメンタル~』だとシマはちょっとプライドの高いネコなのですが、この話では相手が人間ひとりだからか結構素直です。
強がっていてもやっぱりまだ子供だもんね! 心細いよね!
そんな姿がとても可愛くてよかったです。
特にネコの時の顔が…!!! か、かわえぇ…。
滝も格好良くて好きですよ。
こういう普段無愛想そうな男の人が、ひとりの部屋でネコに対して優しい言葉をかけている…そんな姿っていいですよね! 惚れる!

『I'm home!』
仕事で忙しい比呂を少しでも助けようと買い物に出たフジだけど、ネコの姿では上手くいかない。
追いかけられて逃げ込んだ先は、偶然にも滝の鞄で…。

ネコって結構重いですよ…。
仔猫ならともかく、少なくとも3,4キロはあるだろうフジに気付かない滝って…!
そんな訳で滝の家でシマと再会し、シマも比呂と再会することに。
『センチメンタル~』と『アットホーム~』ではまだお互いの気持ちが“恋愛”に発展しているか微妙なところだったんですが、この話でその辺りはスッキリしてます。
でも益々フジとシマの差が開いたような…(笑)
フジはちょっとイヌ的な性格ですね。
私はネコ好きなので、断然シマ派。

人外モノですが、ファンタジックで可愛い雰囲気なのですんなり世界に入れます。
しかも大好きなニャンコ!
ネコって描くの難しそうだなぁと思うんですが、体つきとか動きとかすごく上手い!
表情も可愛くて、ニコニコしながら読んでしまいました。
癒される~。
ただ、人間になれると言っても元はネコ。
って事は、寿命は普通のネコと一緒なの?
それが気になって、比呂とフジの最後の場面
「ずっと一緒に居てくれる…?」
「もちろんだよ」
というやりとりがどうしても素直に喜べないんですが…。
これはファンタジーなのだから、そこまで深く考える必要はないんでしょうけどね。
カバー下の4コマも面白かったです。
隙間にはまりこんでるフジも可愛いが、猫じゃらしの話のシマが可愛すぎる~!
そうよ! やっぱネコはツンデレじゃなきゃね☆

『こころから』
小さな本屋の店員・桜井。
ある日、その本屋に鴫野という高校生が飛び込んでくる。
本に興味を持ってくれたと勘違いした桜井は、無理矢理鴫野に本を押しつけるのだが…。

ちょっと心のすさんでる高校生と純粋な本大好き青年のお話。
周囲と違って色眼鏡で見てこない桜井に、鴫野はだんだんと癒されていきます。
桜井さんは一般的に見たらちょっと変わり者だと思うんですが、その屈託のなさとか物怖じしない所が鴫野にとっては救いになってる。
最後、無口な鴫野が気持ちを伝えようとする方法がいいですね。

『右のてのひら左のてのひら』
度が過ぎた仲の良さでキスまでしてしまう斎木兄弟。
しかしある日、弟が女の子と仲良くする姿を見て動揺してしまった兄は…。

この仲の良さはちょっと…実際にいたらかなり引きますよ。
いくら仲が良いと言っても、キスとかは流石に…ね。
こういう関係は、片方が不自然さに気が付いて悩むシリアス路線になりがちなんですが(その場合泥沼になる可能性大)、今回の話は明るいです。
兄が悩むのは、弟の関係性じゃなくて、弟を失うことに対してなんですよねぇ。
このふたりは…というか、兄は恋愛感情はまだハッキリ自覚していないみたいなんですが、自覚したら急に羞恥心が芽生えそうですね。
この先が気になる。

『そうして好きになってゆく』
会社で隣に座る久瀬から告白された小谷。
でも、久瀬の眼鏡を見ると別れたばかりの元彼を思い出してしまう。
眼鏡を外すなら付き合うと答えた小谷に、久瀬は納得できないと言うのだが…。

小谷の反応がちょっと分かりにくいんですけど、それがまさに小谷の混乱する気持ちなのか…?
久瀬は頑固そうだなぁ。

『いつもわらっていてほしい』
口うるさい秘書・名取の弱点を見つけようとしていた社長。
ある日名取が目をキラキラさせている所を見つけるのだが…。

普段お堅い秘書が見せた顔に、この社長さんは一目惚れしたんだろうなぁ。
このギャップに私もドキドキさせられちゃいましたよ!
このコミックスで唯一ちゃんとした濡れ場がありました。
派手さはないけれど、表情に色気があって萌えさせられますね。

--
ということで、私は今回が初小椋先生でしたが(挿絵では出会ったことあります)、とっても可愛い話で癒されまくりでした!
表題作などネコのお話は先にドラマCDで聴いていて、その時点で「ななな、ナニコレ! めちゃ可愛いんですけど!」と興奮していたのですが、このコミックスの方を読むとさらに世界観が見えてきてテンション上がりましたよー。
ドラマCDもすっごくよかったので、興味のある方は是非!
これ以外のお話は高校生とか社会人同士の恋愛だったのですが、小椋先生の魅力が満載なのはやっぱり表題作たちですね。
普通の話は可愛さで読後感は悪くないけど、ちょっと話が上滑り気味かな。
ファンタジックで可愛い話が作風に合ってると思います。
画もキレイで好きです。
表情が豊かなのもいいですね。

ふー、とにかくもうニャンコたちが可愛いかった…!!
シマのようなネコをください!
疲れた時に読み返したい一冊でした。
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2008.12.22 01:20 | 小椋ムク | trackback(0) | comment(2)
            

にゃんこ様
初めまして、こんばんゎ。
ビギナーズ・オタリーナの、凛凛霞(りりか)と申します。
BLブログを漂流ちぅでーす。
いろいろ参照させてもらって皆様に少しでも追いつこうと
この1年未満、読書の日々?でーし
わたし的には、けっこー絵重視?なので~
小椋ムク先生系は 超大好きっす♪
わたしも猫大好きなので
「センチメンタルガーデンラバー」は
も、どツボした :;。+゚+。ドキュュュ━(*´v`*)━ンンン。+.。゚:;。+
小椋先生、イラストでこんなに活躍中とは知りませんでした。
小説の方も少しずつ読みたいと思います。

ちなみに、わたしのBLデビューは
高永ひなこ先生の「リトルバタフライ」でした。
BLとは思わず読んだのが
オタリーナになる初めの一歩す(///∇//)
ラブい中坊cpにハマりましたぁ
「純情ロマンチカ」から入る腐女子が
多い中で ちょっと異色かなん?w
わたしが勝手に思ってるKing of 受けは 
池玲文先生の「媚の椅子」の受け様でっす
受けも攻めも 彼にしたいくらいの超男前が好きでっす!
未読でしたら ぜひっっっ!
たいへん長々失礼いたしました~ ごめんなさい。   
   ヾ(。・・。) See you!

2009.10.03 20:35 URL | 凛凛霞 #cF5p4UFU [ 編集 ]

凛凛霞さん、こんばんは~

小椋先生いいですよね!
特にこの話は、なんだかもう可愛くて悶えてしまいます。
ゴロゴロしたくなる可愛さ(笑)
疲れたときや落ち込んだときにコレを読めば、いっぱつで元気になれそうです。
挿絵も味があってとてもいいので、是非どうぞ~♪

>「媚の椅子」
読みました~ww
池先生の描かれる受は、男前なのに凛とした色気があって萌えますね!

コメントありがとうございました!
また是非おいでくださいませ~

2009.10.05 01:45 URL | にゃんこ #fwkSvwQ6 [ 編集 ]













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