にゃんこのBL徒然日記

BL:ボーイズラブ本の感想ブログ

4813011845胡蝶の誘惑 アーサーズ・ガーディアン (SHYノベルズ)
Unit Vanilla
大洋図書 2008-11-27

by G-Tools

ダメだ…。受が痛すぎて私には無理です…。
いろいろとぶっとんだ作品でございました。
【胡蝶の誘惑/Unit Vanilla/蓮川愛/SHYノベルズ(2008年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!

【あらすじ・感想など】
中堅の製薬会社ヨーゼアの研究員・叶野史生は、仕事に追われる毎日。
大学時代の同級生・瀬川に想いを寄せ続けているけれど、都合のよいコンパ要員としての存在でしかない。
それ以外にも切実な悩みを抱えていた叶野の前に、ある日外国人が現れる。
セント・ブラックフォード・ホスピタルの医師で、MSF(国境なき医師団)に所属しているグレッグ・メイヤー。
メイヤーは叶野の悩みを解決すると言い出すのだが…。

美形で優しい真面目な研究員という外見だけれど、叶野は人に言えない悩みを沢山抱えています。
同性の瀬川に報われない想いを寄せているだけじゃなく、ある病気にも悩まされているし、人並み外れた妄想癖も自覚してる。
そこに突然現れたメイヤーに、叶野は「その病気を治すために手術をしてあげる」と言われるのですが、当然そんな簡単に受け入れられるわけがない。
身知らずの外国人が自分の病気を知ってて、無償で手術をしてくれる…なんて不審者以外の何者でもないですよ!
メイヤーは叶野のそんな気持ちをまったく理解せず、気分を害してしまいます。
それに焦ってしまった叶野は、メイヤーを突き放すことができなくなってしまう。
そして徐々にその人柄に触れ、過度の妄想も加わり、叶野はメイヤーに惹かれていくのですが…。
今回、予想以上にかなりぶっ飛んだ設定になってます。
ただでさえおかしな設定なのに、よくもまぁここまでやったものだ…。

以下、ネタバレしているのでご注意くださいませ。

叶野の抱えている病気は「痔」です。
人には言えないけどかなり酷くて、完治させるためには手術するしかない。
でも手術が怖い叶野は、頑なにメイヤーの申し入れを拒み続けます。
そして、もう一つの悩みだった瀬川への恋心の方も事態が急変。
その想いは隠し続けていたのですが、叶野が瀬川に偶然開発してしまったある薬の存在を漏らしてしまったことを切っ掛けに、瀬川の態度が変わります。
ピンチに陥った叶野をメイヤーが助け、恋が芽生えてハッピーエンド…という、まぁ割とシンプルな展開なんですけど…。
叶野のキャラが痛すぎる…。
病気とかは別にいいんですよ。
病が大きかろうが小さかろうが、本人にとっては笑い事ではありません。
ただ、私は叶野の暴走する妄想を正視できませんよ…。
各所で叶野は妄想してますが、特に船の上での出来事はもう…何度挫折しそうになったことか…。
後輩に悩み相談する場面も本を投げそうになりました。
妄想もだけど、写真とか…ヲイ!!

そして、常識人ぶってますけど、メイヤーも変わってますよね?!
こんな申し入れを突然して、誰が快く受け入れるんだろうか。
それに気づけないメイヤーも世間からずれまくってると思うんですが…。
相変わらず世界平和とは直接結びつかなそうな事に大金をつぎ込む財団にも納得できない!
今回はその辺の説明もちょっとありましたけど、うーん…。
私はどんだけ説明されても理解できないんですが、それでも志願者がいて成り立ってるという事は、上層部が相当口が上手いんだろうか。
それはすごい才能だな。
もちろん、人の悩みを解決することは無駄ではないと思いますよ。
しかしもっと有意義にお金を使って欲しいわけです。
もっと深刻に苦しんでいる人が世の中にはいるだろう!
少なくとも、普通、痔では死にません。

ということで、アーサーズ・ガーディアン第3弾。
相変わらず設定はおかしいです。
前回はそれでも「面白い」と思えたんですけどね…。
今回の設定はさらにぶっとんでいて、予想の斜め上を行く展開に驚かされました。
ギャグだと割り切れば楽しめるのかも知れません。
しかし、私は叶野のキャラがどうにも苦手で、楽しむ所じゃなかったですよ…。
うーむ、このシリーズも後1冊ですか。
私の作家予想はその時にでも書こうかなぁ(あくまで予定)
最後どう締めくくるのか、とりあえず見届けようと思います。
不安いっぱいですがね…。

■シリーズ
「硝子の騎士 アーサーズ・ガーディアン (1)」
「密林の覇者 アーサーズ・ガーディアン (2)」
「胡蝶の誘惑 アーサーズ・ガーディアン (3)」
「追憶の獅子 アーサーズ・ガーディアン (4)」
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2008.12.09 00:34 | Unit Vanilla | trackback(0) | comment(2)
            

にゃんこさん、こんばんは。

同じような感想の人がいた……!
と思わずコメントさせていただきました。
私も叶野がダメダメでした。トンチキオブラートにくるみきれないダメさが鼻について、どうにも擁護できませんでした。
叶野がダメだとこの話、ダメですよね……。

>後輩に悩み相談する場面も本を投げそうになりました。妄想もだけど、写真とか…ヲイ!!

まったく同じです。壁に始球式しそうになりました。

とりあえず4作目でこのトンチキシリーズがどう収束するのか、あるいは投げっぱになるのか、楽しみに待ちたいと思います。

2008.12.10 00:40 URL | あねこ #- [ 編集 ]

あねこさん、こんばんは!

よ、よかった、同じ気持ちの人がいて…。
余所の感想を覗いてみると肯定的な方が多いので、私の心が狭いのかしら…と不安になっていましたよ!
あねこさんの仰るとおり、この作品は叶野の痛さが笑いに出来るかどうか、そこにかかってますね。
ただでさえ設定おかしいですからね…。

このシリーズ、ダメだと思いつつも、結局最後まで追いかけてしまいそうです。
さて、最後の締めはどうくるか…。
不安に駆られつつ来年を待ちます

コメントとても嬉しかったです(^^)ありがとうございました!
それではまた~

2008.12.10 20:36 URL | にゃんこ #fwkSvwQ6 [ 編集 ]













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