にゃんこのBL徒然日記

BL:ボーイズラブ本の感想ブログ

4862634508きみがいるなら世界の果てでも (B-BOY NOVELS)
榎田 尤利
リブレ出版 2008-09

by G-Tools

ついにルコちゃんも恋に悩むお年頃ですか?
でも結局振り回されているのは東海林だったりして…(笑)
【きみがいるなら世界の果てでも/榎田尤利/円陣闇丸/BBN(2008年)】

オススメ:  思い入れは…ない

↓ネタバレあり、caution!
前作の感想はコチラ→「きみがいなけりゃ息もできない」「ごめんなさいと言ってみろ」「愛なら売るほど」「吸血鬼には向いてる職業」

【あらすじ・感想など】
豪徳寺薫子・通称ルコちゃんこと、二木了(27歳・受)はマンガ家。
生活能力ゼロの二木の面倒を見るのは、幼馴染みで隣人の東海林達彦(27歳・攻)。
放っておくと風呂にも入らずゴミの山に埋もれていく二木に、東海林は呆れつつも手を出さずにいられない。
そんな生活を続けていたふたりも、紆余曲折を経て恋人同士に。
その後も相も変わらず東海林に頼り切った生活を送っていた二木だが、次第に自分が東海林の負担になっているのだと思い始め…。

マンガ家シリーズの第5弾。
第1弾「きみがいなけりゃ息もできない」の続編で、シリーズ完結編です。
ふと気が付けば、「きみがいなけりゃ~」(といっても新装版)からすでに2年近く経っているということに、軽く衝撃を受けてしまいました…。
時間が経つのは早いなぁ。

恋人同士となり、一緒に住み始めたふたり。
生活能力の全くない二木の世話を東海林がする。
そのことに何の疑問も持っていなかった二木ですが、自分のせいで東海林が怪我をし、周囲に東海林に依存しすぎだと窘められ、次第に負い目を感じるように。
自分が東海林をダメにするなら一緒にいてはいけないと思い詰めた二木は、自分に好意を持ち親切にしてくれる高校時代の先輩・甘利の元に逃げます。
もちろん東海林は迎えに行くのですが、二木は東海林に「甘利と寝たから帰らない」と言い放ち、帰ろうとしません。
ショックを受けた東海林は、仕事にも生活にも身が入らなくなり…。
ひたすら東海林に災難が降り掛かってますね(笑)
一度厄払いにでも行った方がいいんじゃないかと、自分が知り合いだったら助言すると思います…。
流石の東海林も怪我に風邪に満身創痍な状態では、二木の空回りに余裕をもって対応できず、状況は悪くなる一方。
とどめはルコちゃん逃亡ですよ。
でもまぁ、原因はお互いにあるわけです。
二木の依存はもちろんですが、東海林も二木に依存していたわけで、離れてみてそれを思い知ることになる。
このふたりはベタベタしてるのに、実は気持ちが一方通行だったんですよね。
ダメな二木を東海林が世話するという形に本人たちが一番惑わされていて、本質に気付いていない…というか、見ようとしていなかっただけ。
特に東海林はなまじしっかりしているだけに、まさか自分が二木に支えられているなんて思いもしない。
二木は二木で思い悩んで、周囲の言葉に不安になっての行動なんだろうけど…二木が東海林から離れられるわけないでしょ…!
二木のダメな子っぷりは今に始まった事ではないですが、それが改善されないのは東海林の甘やかしが原因でもあるんじゃないかなぁ。
そう言う意味では、東海林は自業自得?
何はともあれ、雨降って地固まる。
大騒動を経て、ふたりは自分たちの関係を見直す事になるのでした。

まったくもー、お騒がせなふたりだわ!
とか言いつつ、なんだか顔がニヤけますがw
しっかり者の東海林が、自分の弱さに直面するのがいいですね。
またしても茜に説教されてますよ(笑)

しかし…ルコちゃんがまさか浮気をするとは誰も予想しなかったに違いない。
そういう発想が出来たことに吃驚ですよ!
でもこの件で一番の被害者は、実は甘利さんですよね…。
なんかもう可哀想すぎて、「ルコちゃん酷いよ!」と言いたくなったんですが(笑)
嫌みな男だと思ったけれど、実際は寂しがり屋のいい人でした。
浮気相手が甘利みたいな男で、結果的に助かったよねぇ。

ということで、ルコちゃんと東海林がひとつ山を乗り越え成長する話でした。
付き合いながらも母親のようだった東海林がちゃんと恋人になり、二木もちゃんと東海林と向き合う事を覚えて一件落着。
一部ルコちゃんの暴走もありましたが(笑)、展開としては王道かな。
マンガ家シリーズもこれで完結です。
今回は途中、「ごめんなさいと言ってみろ」の律や「愛なら売るほど」の立花キャンディこと泉も登場してました。
あ、「吸血鬼には向いてる職業」の黒田と野迫川もいましたね。
黒田はともかく、律、立花&ルコちゃんの仲良しな姿がもっと見たかった。
うーん…この王道展開も面白いとは思ったけれど、シリーズ完結というならもう少しマンガ家的な所を軸にして欲しかったなぁ。
まぁ正直なところ、私はこのシリーズ特に思い入れがあるわけでもないんですけどね…。程々に好きです。
リブレは気合い入れてフェアしてますが、この新刊の特典小冊子も既刊本特典小冊子も逃してしまった。(っていうか、これは欲しくても身近にフェア対象店がないのが原因なんですが!)
全サどうしようかな…。
作品と言うより、声優さん目当てに応募してしまいそうだー。
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2008.10.07 09:10 | 榎田尤利 | trackback(0) | comment(0)
            












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