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虹色スコール :砂原糖子

4403521967虹色スコール (新書館ディアプラス文庫 196)
砂原 糖子
新書館 2008-09-10

by G-Tools

淡い恋の話って、その時の精神状態で印象が変わります。
今の私にはぬるかった…。
【虹色スコール/砂原糖子/佐倉ハイジ/Dear+文庫(2008年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!

【あらすじ・感想など】
同じ高校の同級生で、仲のよかった水野律也と池上脩平。
ふたりは上京して同じ大学に入学、同じアパートに住み、同じサークルに入るくらいいつも一緒だったけれど、次第に律也は脩平と距離を置き始め、大学3年生になった今では会話を交わすことも少ない。
そんな中、律也は同じサークルの女の子・千鈴に片思いをしていたが、千鈴は脩平のことを見ていた。
律也と脩平の不安定な関係に、ついに変化が訪れるのだが…。

深く考えず、自分が脩平を気に入っているから、一緒にいる。
離れたくないから同じ大学、同じアパートに住もうと無邪気に発言していた高校生の頃の律也ですが、大学生になると外の世界を知って気持ちが変化します。
自分が脩平に甘えていた事が恥ずかしくなってきて、そんな自分を知っている脩平が疎ましくなり距離を置き始める律也。
それは精神的に成長したから訪れた変化なんでしょうけど、律也はそんな自分を上手くコントロールできていないんですよね。
脩平への「格好いいな」とか「しっかりしてるな」とかいった好感を、律也は素直に受け取れなくて、逆にコンプレックスを感じてしまっている。
更に、自分が好きな女の子が脩平を見ている事に気付いてしまってからは、余計にその気持ちが強くなってしまいます。
千鈴が向ける気持ちに応えようとしない脩平に、苛立つ律也。
でも、律也は脩平が自分を見ていることには気付いていません。
静かに続いていた三角関係は、千鈴の告白によって動き始め、律也は脩平の気持ちを知ることになる。
戸惑うけれど、拒むことも出来ず動揺する律也ですが…。
珍しく女の子を含めた循環型(?)の三角関係ですね。
まぁ、律也は千鈴の気持ちに気付いてからは、無自覚に千鈴を介して脩平を見てたんじゃないかなぁとも思います。
千鈴が恋する脩平を見ていて、自分を見ている脩平を見ている訳じゃないんですが。
結局、避けていても脩平の存在は常に気になってるんですよね、律也は。
その気持ちは恋愛感情にまでは至ってなかったけれど、脩平の告白によって曖昧だった気持ちに名前をつけないといけなくなってしまう。
うーん、これって男女の恋愛でも出くわす場面だと思いますが、難しいですよね。
自分も経験あるけれど、結局悩むなら飛び込んどけ!という結論に至りましたよ…。
何故自分の気持ちって自分で把握できないのかなぁと、常々思います。

表題作の『虹色スコール』は律也が脩平の気持ちを受け入れるまでの話。
続く『天上のミルキーウェイ』は、ふたりの関係が「恋人同士」というハッキリした形になるまでの話です。

以前のように部屋を行き来するようになって、キスもしているふたり。
でも、律也は自分が受け入れたのだから、付き合っているのだろうと思っている一方で、脩平は律也が以前の関係に戻るためにキスを許しているのだろうと思ってます。
脩平は律也を手放したくないから、それ以上は望まず、期待していない。
そんな温度差に気が付いた律也が、自分が脩平を好きになっている事をハッキリ自覚し、気持ちを脩平に伝えようとします。
律也の行動が可愛いですね(笑)
いや、確かに暗い方が緊張しないだろうけど!

エロは薄いです。
脩平が忍耐力のある男だったため、最後まで本番なし。
でも、律也の反応が普通の男の子という感じがすごく伝わってきて、自分まで緊張してしましましたよ…。
恥ずかしがる律也が可愛かったです!
派手に喘ぐのも嫌いじゃないけど、声を抑えようとする受もいいですよね~。
たまに抑えきれず出てしまう喘ぎにドキッとするw

挿絵が佐倉先生ということもあって、「セブンティーン・ドロップス」に似た印象を受けました。
「セブンティーン~」は高校ですが、今回は大学のサークルが舞台になってます。
全体的に、とても懐かしさを感じる雰囲気。
自分も大学3年生の頃なんて漠然と将来を考えていたし、サークルのメンバーとたわいもないことで盛り上がっていたなぁ…。
その頃を思い出すと、律也と脩平の不器用な恋愛に親しみを感じます。
が、ちょっと淡すぎて物足りなくもあるかな…。
この手の話は、その時の自分の精神状態によって受け取り方がすごく違いますよね。
片思いをしていたら、ブワッと涙腺が緩みそうな気がしますが…。
今の私はそうではないので、この話は薄味に感じてしまいました。
可もなく不可もなく。
嫌いじゃないし共感も出来るけれど、今の私にはインパクト不足でした。
もう一押し欲しかった!

…にしても、「砂原糖子フェア」て…何?
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2008.10.02 09:29 | 砂原糖子 | trackback(0) | comment(0)
            












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