にゃんこのBL徒然日記

BL:ボーイズラブ本の感想ブログ

4592873971君も知らない邪恋の果てに (白泉社花丸文庫)
鈴木 あみ
白泉社 2004-06

by G-Tools

遅ればせながらこのシリーズを読み始めました。
最近、やたらと可愛い男の子に萌えますよ…!
【君も知らない邪恋の果てに/鈴木あみ/樹要/花丸文庫(2004年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!
【あらすじ・感想など】
売春禁止法が撤廃され、吉原にはかつてのように遊廓が建ち並ぶようになった。
中学を卒業した長妻蕗苳は、借金の返済のために兄によって吉原にある男の廓・花降楼に売られることになってしまう。
そんな自分を助け出そうとしてくれる伊神旺一郎や父を守るため、蕗苳は旺一郎への気持ちを抱えたまま、花降楼に行くことを決める。
それから数年が経ち、水揚げされる事が決まった蕗苳の前に、再び旺一郎が現れるのだが…。

蕗苳の家は旅館で、旺一郎は従業員の息子。
蕗苳は幼い頃から旺一郎に我が儘を言って自分だけのものにしていたので、大きくなって蕗苳から離れていった旺一郎に嫌われていると思っています。
蕗苳は旺一郎が好きで、旺一郎も蕗苳が好きだから離れようとしていたのですが、お互いにその気持ちは隠している。
それは蕗苳の花降楼行きで抑えきれなくなるのだけれど、またここでもすれ違い。
結局蕗苳は花降楼へ売られ、数年後山藤という男に水揚げされることになるのですが、そこに旺一郎が現れ…。
話自体はとても分かりやすいです。
互いに好き合っていて、蕗苳を身請けするために旺一郎は形振り構わず力と金を得ようと奔走する。
当て馬というか憎まれ役の山藤も、分かりやすく変態(笑)
まあ、変態だから旺一郎が大逆転できたんですけどね!
沈着冷静そうな旺一郎が、実はとても情熱家で絶倫男だったので、とても愛着が沸いてしまいました(笑)

設定からしてエロを狙ってるんでしょうが、狙い通りとても萌えさせられましたよ!
紅い長襦袢とか、小物も効いてます。
個人的にエロに第三者が介入してくるのは結構好きなので、山藤の変態っぷりも美味しかった(笑)
にしても、途中からやりっぱなし…?
ふたりともすごいなぁ。
樹さんの挿絵は初めて出会ったんですが、なんだか妙に惹かれますよ。ドキドキ。
蕗苳が幼さの残る男の子だったのもすごくよかったです~。
私、以前はしっかりした大人の男の人が好みだったのに、最近やたらと可愛い男の子に反応してしまう…。
芯はしっかりしているけど無垢っていうのがツボです。
あと、これを読む前にこのシリーズのCDを聴いていた(別の話の方)ので、頭の中で蕗苳の声が下野さんに変換されてしまってさらに萌えが止まりませんでしたよ!
綺蝶と蜻蛉も同じ理由で気になって仕方がなかった…。

遊廓とか設定が大正っぽいんですが、一応現代です。ミラクル現代。
でも現代である必要は別にないようなー。
携帯が出てくるくらい?
結局私は「現代」という認識が出来ないまま読み終えましたよ。
まあ、大事なのは「男の遊廓がある」という所なので、時代はどうでもいいんじゃないかと思いますが。
私、今まで遊廓モノって萌えなかったんですが、今回はかなりキた!
何故かなぁと考えていたんですが、無理矢理女の中に男を混ぜるんじゃなくて、男の遊廓があるという設定に潔くしてしまったからよかったのかもしれません。
買うのは男だけど、敷居が高いから金持ちのステイタスとして成り立っていて、それはそれで需要がありそう。

鈴木先生の作品は、今まで気になっていたけどなかなか手に取る機会がなくて、これが初体験でした。
うーん、結構タイトルにウッとなってしまうことがあって、アホエロな感じなんだろうか…と思ってたんですよね。
読んでみたら、文章もしっかりしていたし、突っ込みを入れたくなるような強引展開もなく、読みやすかったです。
あとがきのテンションが、なんとなくバーバラ先生に似た印象。
きっと、萌えに素直な作家さんなんだなぁ。
バーバラ先生もですが、この手の作家さんはご本人のテンションが高い時は萌え率高いです。(私の経験上)
ステキなエンタメエロを提供してくれる作家さんの予感…。
今後チェックしていこうと思います。

ということで、花降楼シリーズの1作目はとても面白かった!
切なさと萌えが良い塩梅で、色気もたっぷり。
気負わず楽しめるシンプルさもいいと思います。
既に続編を購入済なので、早速読みますよ~。
コミックスも気になる!


■シリーズ
「君も知らない邪恋の果てに」旺一郎×蕗苳
「愛で痴れる夜の純情」綺蝶×蜻蛉
「夜の帳、儚き柔肌」蘇部×忍
「婀娜めく華、手折られる罪」御門×椿
「華園を遠く離れて」蘇部×忍、御門×椿、綺蝶×蜻蛉
「媚笑の閨に侍る夜」
「白き褥の淫らな純愛」
「愛しき爪の綾なす濡れごと」綺蝶×蜻蛉
「たし甘き蜜の形代」

■コミカライズ(樹要先生)
「愛で痴れる夜の純情-禿編-」
「愛で痴れる夜の純情-傾城編-」
関連記事
2008.08.23 15:48 | 鈴木あみ | trackback(0) | comment(4)
            

こんにちは。
ずいぶん前のレビューへの突然のコメントですみません。
私もこのシリーズは好きで何回も再読しています。
2年の海外在住中、我慢できなくなって「夜の帳、儚き柔肌」だけはamazonで取り寄せてしまうくらいには・・・。

にゃんこさんのレビューで気になったのが

>時代はどうでもいいんじゃないかと

あまり深く考えずに再読(それはもう何回も)していたので
にゃんこさんのレビュー見てそれもそうか、と思いつつ
でもでも、「今」この現代に「男の遊郭がある」って妄想したら萌えポイントになるのでは!?
と思いコメント書き込ませていただきました;;
いかがなものでしょうか?

突然失礼致しました;

2010.02.24 06:10 URL | ねこたま #- [ 編集 ]

ねこたまさん、こんばんは!

>「今」この現代に「男の遊郭がある」って妄想したら
なるほど、そういう見方もあるのですね!
ねこたまさんのコメントを読んで目から鱗が落ちました。
現代だからこそ、閉鎖された世界で繰り広げられる話が面白いのかもしれません。
もし実際あったら物陰からこっそり覗いてみたい…!
(あくまでこっそりドキドキしたいタイプ)

花降楼シリーズ、3月に新刊が出ますね!
とても楽しみです♪
それにしても海外に2年間も…。
新刊を読めない生活は想像しただけで辛いです(>_<)

コメントありがとうございました。
古い記事でもコメント大歓迎です!
また是非いらしてくださいね。ではでは(´∇`)

2010.02.26 01:44 URL | にゃんこ #fwkSvwQ6 [ 編集 ]

にゃんこさん、こんにちは。
あら、3月に新刊出るんですね!
嬉しい情報ありがとうございます。
3月末に、やっと帰国するので待ち遠しいです。

帰ったら、最優先で買うぞ!
って、本がありすぎて、どれを優先すべきか迷ってます(笑)

2010.02.27 00:16 URL | ねこたま #- [ 編集 ]

ねこたまさん、こんばんは~

海外にいらしたとうかがっていたのですが、現在もまだ海外生活だったのですね!
海外生活は憧れますが、BL本が身近にないのは辛いです…。
今月末帰国ということで、早速新刊楽しんでくださいヽ(´▽`)/
そしていっぱい萌え補給してくださいね♪

コメントありがとうございました(^^)

2010.03.01 02:09 URL | にゃんこ #fwkSvwQ6 [ 編集 ]













管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://macnyanko.blog22.fc2.com/tb.php/601-8bb7e87d

最近の記事

プロフィール

Author:にゃんこ
漫画も読むけれど、やっぱり小説が好き! 小説を中心にBL本の感想を書いています。

このBlogについて:Read me

日記&一言感想
→ にゃんこ雑記
お知らせ用twitter
お知らせ
中の人はこちら
つぶやき

Twetter

RECOMMEND

参加させていただいています!

【このBLがやばい!2019年度版】
(漫画中心に小説、CD含めBL全般)

【はじめての人のためのBLガイド】
(ほぼ漫画のみ)
はじめての人のためのBLガイド

作家さん別感想記事リスト

Comment

Trackback

サイトリンク

BL Novels TB

BL Comics TB

BL×B.L.People


お役立ち


with Ajax Amazon

メールフォーム

基本的にレスは雑記の方でしています。数日経っても応答がない場合は送信エラーの可能性があります。「取扱説明書」を参照してください。

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSフィード

| ホーム |