にゃんこのBL徒然日記

BL:ボーイズラブ本の感想ブログ

禽舎の贄 :水原とほる

4576081063禽舎の贄 ~きんしゃのにえ~ (二見シャレード文庫 み 1-2)
水原とほる
二見書房 2008-07-23

by G-Tools

うはぁ、これは萌える…!
こんなに当て馬を応援したのは初めてかもしれない(笑)
【禽舎の贄/水原とほる/有馬かつみ/シャレード文庫(2008年)】

オススメ:

↓感想メモ。ネタバレ注意。
表向きは日本画の大家・合田柳燕の内弟子、しかし指南を受ける一方で愛人のように抱かれる日々を送る沙希。愛されれば、自分も愛するべきなのだろうかーーなにもかも初めてだった沙希は自分の気持ちがわからないまま、次第に強まる柳燕の束縛に息苦しさを覚えるようになっていた。そんなある日、柳燕のもとに空間プロデューサーの今村と名乗る人物が現れる。物怖じしない態度とさりげない気づかいで自分を屋敷から連れ出し、新しい刺激を与えてくれる彼に惹かれてゆく沙希だが…。(表紙裏のあらすじより)

【あらすじ・感想など】
水原先生、今月は3冊も出ます…。
この作品はその2冊目。
当たり外れの大きい水原作品なので、3冊のうち萌えツボに嵌るのはよくて2冊かなぁと思っていたのですが、先日出た「異母兄のいる庭」より面白かったです!
日本画の世界の話は、「夜夜の月」と同じですね。
「窓」の中の短編にもあったので、商業誌では3作品目かな。
水原先生お好きなのでしょうか。
私が「日本画→SM?」と連想してしまうのは、水原先生の影響に違いない(笑)
実際にその世界を知っているわけではないので私の勝手なイメージですが、絵画の中でも日本画は耽美で、男色文化が残っていそうな印象。
なんとなく私、日本画の大家と言われると、団鬼六先生みたいな人を想像してしまうんですよねぇ。
まあ、なんだかんだ言ってますが…。
結局の所好きなんです。大好きです。激萌えデス…!!
期待に違わぬ展開で、テンション上がりっぱなしでしたよ!

沙希は大人しく、余り世間を知らない24歳の青年。
日本画の大家・柳燕(62歳)の内弟子兼愛人として、狭い世界で生きています。
そんな沙希のもとに現れた、やり手の空間プロデューサー・今村。
今村が王子様となって囚われの身の沙希を救い出す話…なんてまとめちゃうと、身も蓋もないですが…。
囚われの身と言っても、柳燕の側にいることは沙希にとって悪いことばかりではないし、画家として、父親的存在として柳燕の存在はとても大きいです。
そんなわけで、一応柳燕先生は当て馬的存在なのですが、私は執着を露わにしてきた辺りからは柳燕先生を応援してましたよ(笑)
若い者より肉体的に劣る分、道具やテクニックを駆使してエロスな世界を作り出す力はすごいですねぇ。さすが年の功(使い方間違ってる?)
柳燕が沙希を可愛がり、他の男が登場したことでその気持ちが妄執に変化し、暴走していく様子がすごく伝わってきて、私はそこに萌えました。
今村の影が薄いんですけど、これは私が柳燕先生に肩入れしてるせいなのかな…?
もちろん、今村がいてこそ柳燕先生が引き立つんですけどね(…オイ!)

ということで…。
私は脇に萌えてしまいましたが、萌えが程よく散らばり、最後までドキドキしながら読めました。
なんだか萌えが大きすぎて、話としてのまとまりとかがどうだったのか、冷静に判断できませんが…。
個人的には大興奮の一冊でした!

うーん、最近やたらと萌え萌え言ってるなぁ私…。
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2008.07.30 08:24 | 水原とほる | trackback(0) | comment(2)
            

にゃんこさん、こんばんは。
日本画の大家・・・平山郁夫さんという方をご存知でしょうか?
一度、講演を聴きに行きました。
シルクロードの話は「砂漠でビールを飲むのは難しい」って話ばっかり・・・。
日本画に限らず、画家は変わった方が多いです。
だから、あながち妄想でもないかな、と思ったりして・・・。
って、まだ読んでないのでちっとも感想じゃなくてすいません。

2008.07.31 20:51 URL | さたこ #- [ 編集 ]

さたこさん、こんにちは~

平山郁夫さん…私の家は某鑑定番組を毎週見ているので、興味がないのにやたらと画家の名前は知っていたりします(笑)
普通の人とは違う才能があるということは、やっぱりそれなりに変人じゃないとダメなのかなぁと思ってみたり…。
この作品に登場する柳燕先生は、エロ方面にはちょっと変態入っていますが、基本的に性格は悪くないので安心して読めました~。

コメントありがとうございました!
それではまた。

2008.08.01 11:40 URL | にゃんこ #fwkSvwQ6 [ 編集 ]













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