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LOVE ラブ :遠野春日

4344813375LOVEラブ (幻冬舎ルチル文庫 と 1-1)
遠野 春日
幻冬舎コミックス 2008-05-15

by G-Tools

少し前の作品だからか、今の作風と雰囲気が違うような…?
爽やかでした。
【LOVE ラブ/遠野春日/小椋ムク/ルチル文庫(2008年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!
日頃から告白されることの多い甲斐幸宏(高2・攻)に、ある日手書きのラブレターが届いた。
誠実さの滲み出る丁寧な手紙に興味を持つが、「佐伯」という名前しかなかった。
そして翌日、その「佐伯」が誰かを知ることになるが、好感を抱いていた手紙の相手は佐伯真幸(高3・受)という男で…。

幸宏はテニス部で活躍していて容姿も良いので、女の子から告白される事は珍しくありませんが、部活に熱中する幸宏は煩わしさが嫌で、誰とも付き合っていません。
そんな幸宏ですが、突然見知らぬ「佐伯」という相手から届いた手紙には、驚きながらも好感を持ちます。
でも、その「佐伯」は「佐伯真幸」という男だった。
真幸の告白に「気持ち悪い」と思った幸宏ですが、遊びで付き合う事に。
自分勝手に真幸を振り回すのに、自分の意見を言わず、いつも幸宏のに遠慮している真幸の態度に苛つき、つい意地悪をしてしまいます。
そして、しばらくしてそんな自分に自己嫌悪する。
そんなことを繰り返しながら、幸宏は二人でいて楽しいと思ったりもするのですが、自分が男に惹かれるなんてありえないと思っている幸宏はその気持ちを認めることがなかなかできません。
関係が終わったあと、ようやく自分が手放した物の大きさに気が付く幸宏。
卒業してしまう真幸に、幸宏は素直な気持ちを伝えるのですが…。
という幸宏の心の変化が前半の「LOVE ラブ 1」。
その後、真幸の昔の恋愛が絡んでくるのが後半の「LOVE ラブ 2」。
なんだか幸宏がとても性格の悪い男のように感じるかもしれませんが、幸宏が特別酷い人かというと、そこまでではないんじゃないかと思います。
ちょっと幼いところはありますが…。
気になるから虐めちゃうってヤツですよ。
虐めて自己嫌悪に陥り、優しい態度を取ろうとするのにまた同じ事を繰り返す。
意地を張って素直になれない自分に苛つきながらも、軌道修正が出来ない。
真幸が可哀想と思うけれど…自分もこういう部分があるから、幸宏の気持ちもちょっと理解できるんですよねぇ…。
とは言え、嘘をついてまで意地悪をするのはどうかと思うけど!
でもさすがに高校生はまだ柔軟な心を持っていて、一度危機に陥ったあとは、大切な物を失わないよう優しい男に変身しています。
この切り替えはすごいなぁ。

一方の真幸は、両親を亡くして親戚の家で育ったせいか、とても大人しい性格。
その辺りの描写がハッキリとあるわけではないのですが、やっぱり環境的な事が大きいんだろうなぁと思います。
常に自分の気持ちを後回しにしていて、大人しくて優しい。
嫌な気持ちにさせられても、真幸は怒りません。
だから余計に「何を言っても大丈夫だ」と思われて悪循環なんですけどね。
そんな真幸ですが、いざというときの行動力はちゃんとあります。
ラブレターを書いたときもそうだし、幸宏を失いたくなくて、自分から会いに行く場面もそう。
いつも受け身で感情を押し込めがちだけど、恋の衝動にはちゃんと突き動かされているのがいいなぁと思いました。
待ってるだけじゃ、欲しいものは手に入らないですよね。

こんな二人の恋愛は、最初は手探りだけど、着実に進展していきます。
セックスをするまでの、この焦れったいけどあたたかくてドキドキしてる時間が微笑ましいー。
その反動でエッチは濃厚かと思いきや、意外とあっさりでした。
やることはガッツリやってるけど、描写はフェードアウト気味。
濃いのに慣れているので拍子抜けしちゃいましたが、作品の雰囲気的にはこれでいいんじゃないかと思います。
しかし当て馬が溝上で良かったですね。
これがもし真幸の初恋の相手・永井だったら…。
二人はもっと焦れったいことになっていたんじゃないかなぁ。
溝上はエリートの割に周りが見えてないオレ様で、悪役としては小物でした(笑)
真幸はいい人だからそんな事まで頭が回っていないみたいだけど、脅されて困るのは自分の方だとさっさと気付きなさい!

内容とは関係ないですが、ちょっと気になったのは名前。
「幸宏」と「真幸」…。
名前が(字面が)似ていて、読んでいて何度も混乱してしまいましたよ!
読み方はともかく、本を読むときはどうしても目で追う部分が大きいので、同じ漢字を使うのはどうかと思うのですが。
今こうして感想を書いていても、「真幸…あれ?宏幸?真宏だっけ?」と何度かタイピングミスしてしまいました…(笑)
せめて漢字は変えて欲しいなぁ。

ということで、不器用な二人の爽やかな恋愛物語。
後半もう少し二人の(特に幸宏の)気持ちを知りたかったなぁと思いますが、初恋の先輩も良いスパイスになっていて、サラッと読めました。
実は余り期待していなかったけど、しっかり面白かったです!
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2008.06.10 09:46 | 遠野春日 | trackback(0) | comment(0)
            












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