にゃんこのBL徒然日記

BL:ボーイズラブ本の感想ブログ

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406211786X北京故事 藍宇(ランユー)
北京 同志 九月
講談社 2003-10

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紹介して頂き、読んだ本です。
ありがとうございましたm(_ _)m

泣きました。
男同士であるが故の、様々な葛藤が、丁寧に描写されています。
とてもリアルで、考えさせられる作品でした。


↓ネタバレあり、caution!!
紹介して頂いた、CAFE☆唯我独尊のすみか様、ありがとうございました。
こちらを参考にさせて頂きました。
自分の言葉の足りなさに、情けなくなるばかりです


あらすじ
覆面作家が中国全土を揺るがせた!
男が男を愛する運命の出会い。

天安門事件で揺れる北京の街。
二人はなぜ禁断の愛に身を投じたのか。

一大センセーションを巻き起こした問題作。
香港の名匠・關錦鵬(スタンリー・クワン)監督『藍宇』原作。

北京の若き実業家・陳悍東(チェン・ハントン)は、女も男もなく性に耽っていた。
ある日、東北出身の貧乏学生・藍宇(ランユー)を金で買う。
藍宇にとって、悍東は初めての性の相手だった。
「俺たちが出会ったのは、縁があったから。その気がなくなった時点で、おしまいにする。同性愛は、この国ではわいせつ罪だから」
運命の出会いは、こうして始まった。




感想など
舞台は中国・北京。
天安門事件の頃なので、1990年前後です。
そのころの中国の社会情勢や、意識がどのようなものだったのかは、正直よく理解していないので、このお話をまだまだ理解できていないのではないかと思います。
日本の教育の悪いところだと思いますが、私は高校の頃、世界史をとっていましたが、中国の近代史はほとんど勉強していません。
ですので、現代中国の経済など、表面上の知識はありますが、思想的にどの程度保守的なのか?など、分からないことがたくさんあります。
勉強不足で申し訳ありません。
少なくとも、日本よりは保守的であるのは確かでしょうが…。
その辺りをよく理解していれば、この作品をもっと深く読めるのではないでしょうか。

若くして実業家として成功している捍東と、地方から出てきたばかりの学生・藍宇のお話です。
全編、捍東の視点から書かれています。
出会いは遊びであったはずが、しだいに二人は強く引かれ、愛し合うように。
しかし、同性愛故、様々な壁にぶつかることになります。
「結婚」「世間体」「同性愛は病気なのではないか?」
捍東は藍宇と別れ、林静平と結婚する道を選びますが、それにより、自分が藍宇を愛していることを再確認することとなり…。

話のネタとしては、新しいわけではありません。
この問題は、同性愛の永遠のテーマでしょう。
捍東の心理がリアルに書かれていて、せつなくなります。
途中から破綻の予感が静かに漂っていて、読んでいて苦しかった。
覚悟はしていたつもりなのに、ラストには泣きまくってしまいました。
人の心が通じ合う事って、なんて難しいことなんだと、改めて痛感。


全然解説できていませんね、すいません。
分かりやすく言うなら、中国版「ニューヨーク・ニューヨーク」という感じでしょうか。
(方向性がです。もちろん、話の流れは全然違いますよ。)
普段は、非現実的なBLで萌えている方も、たまには現実を見つめてはいかがでしょうか?

この小説は、中国で賛否両論だったようです。
もし日本だったら、そんな論議すらおこらないでしょうね。
マンガ文化があり、BLというジャンルが一般的に認識されている(よね?)日本は特殊なのだとは思いますが。
ちなみに、エッチはしてますが、具体的な描写はないといってもいいでしょう。

この作品は、映画にもなっています。
すごく見たいのですが、お値段がちょっと高いので、かなり悩んでます。
でも、きっと近いうちに購入してしまうだろうな…
情熱の嵐 ~LAN YU~情熱の嵐 ~LAN YU~
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余談ですが
『なぜボーイズラブが好きなのか?』
今まで、あまり真剣に考えたことはなかったです。
答えは人それぞれですが、私は「対等に向き合って、愛し合っている」ことに惹かれるのではないかと、この作品を読んで感じました。
あくまでも、個人的な意見です。
女の自分は藍宇のようにありたいと思いますが、林静平にしかなり得ないのです。
もし、藍宇が女であったら、捍東は好きになったでしょうか?
男は女に、心のどこかで「女らしさ」を求めているし、女も然りです。
男女は、どんなにきれい事を言っても、様々な面で対等ではありません。
それを否定したいわけではありません。
ただ、無い物ねだりなのです。
まぁ、こんな理由ばかりではないという認識もありますよ。
BLだったら、エロは欲しいな~と思っている自分もいるし(苦笑)
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2006.02.20 18:19 | その他 | trackback(0) | comment(0)
            












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