にゃんこのBL徒然日記

BL:ボーイズラブ本の感想ブログ

スポンサーサイト :スポンサー広告

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- --:-- | スポンサー広告 | TB(-) | コメント(-)

兄弟 :丸木文華

4872579038兄弟 (AZ NOVELS)
丸木 文華
イースト・プレス 2008-03

by G-Tools

タイトルに目を奪われ、思わず手に取ってしまいました。
期待以上に面白かったです!
【兄弟/丸木文華/アズノベルズ(2008年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!

【あらすじ・感想など】
5年前、忌まわしい出来事から逃れるため家を出た各務悠(27歳・受)。
だがある日、その元凶である弟の涼司(25歳・攻)が悠のアパートに突然転がり込んできた。
何事もなかったかのように「しばらくの間泊めてくれ」と言う涼司を、悠は拒みきれないが…。

悠は地味で大人しい高校教師。
一方の涼司は人気俳優の『黒瀬祥』。
幼い頃はお兄ちゃん子だったのに、どんどん自分を追い越していく。
容姿も才能にも恵まれている弟と、地味で不器用な自分。
涼司の存在にコンプレックスを感じるようになった悠は、次第に弟と距離を取り、冷たい態度をとるようになる。
そんなある日、悠は自慰にふける姿を涼司に見つかってしまい、強引に涼司の手でいかされてしまう。
毎日のように部屋に忍び込んでくる涼司が怖くなった悠が、社会人になるのを機に家を出て終わった二人の関係。
しかし5年後、涼司は何事もなかったように悠の部屋に転がり込んできた。
関係を修復しようとする涼司を受け入れようとしない悠を、涼司はついに襲ってしまうのだが…。
兄弟ですよ!
近親相姦ですよ! ハァハァ
…す、すみません。
大好物なので興奮しちゃいましたヨ…。
そして、この作家さんの名前見たことあるなぁと思ったら、「コイビト遊戯」の原画&シナリオを担当されている方でした。
「コイビト遊戯」というと、あれですよ。「変態」ですよ!(笑)
そんなわけで、サクッと購入しちゃいました~。

ではでは、感想を。
本編は悠の一人称で書かれています。
誰にも相談できず、1人で内へ内へと入り込んで考え込む悠の視点なので、とにかくひたすら暗くて重い。
でもインモラルなネタはやっぱこうじゃないとね!
ひたすら悠は悩んでいるのですが、恋愛感情云々というより、涼司に対する気持ちにどう向き合うかという部分が軸でした。
近親相姦ものにおいて、相手への感情が兄弟愛か恋愛か、はたまた同情なのか?という判断は重要じゃないと思うのですよ。(少なくとも私にとっては。そこが曖昧でも気になりません)
大切なのは、相手を精神的にも肉体的にも受け入れられるかどうか。
そして、どう折り合いつけていくか。
葛藤しながらも堕ちていく過程に私は萌えます。
もちろん、その行き着く先は健全であるはずがないのですが、それもまた萌え要素。
今回、悠はずっと涼司から目をそらし続けているので、この葛藤に辿り着くまでが結構長いです。
セックスは受け入れても心は死んでいて、どんな形であれ自分が涼司に惹かれていることを、悠はなかなか正面から受けとめません。
序盤の悠の心の中は恨み辛みに満ちていて、涼司への態度はかなりそっけない。
亮司の行動も強引すぎるので、その態度も仕方ないですけどね。
悠のその態度によって事態が悪い方に転がってしまい、泥沼状態。
しかし、菊池と山川の事件によって悠は亮司に対する自分の気持ちを見つめ直し、二人は心を通じ合わせることが出来るのでした。
…と書くとなんだかハッピーエンドのようですが、近親相姦ですもの、そんな綺麗なラストが待っているわけはありませんよ!
結局、閉鎖的な関係に陥っている事に変わりはありません。
とりあえず収まるところに収まったけれど、悠が再び悩み出すのはそう遠くない未来ですよね。
このモヤモヤした読後感が堪りません。

絡みは特別描写が多いわけじゃないですが、ひたすら萌えました!
近親相姦ならではの背徳感がいいスパイスになってます。
拒みながらも身体が流されてしまう…というシチュ大好き!
巻末にある涼司視点の短編がまたいいんだ。
涼司、変態だ。
行為は変態で執着が怖いくらいなのですが、本編を読んだ後なので、涼司の心理描写が切なく感じてしまいますよ。
これを読むと、涼司が悠に堕ちていく気持ちが分かる気がします…。
そりゃ弄りたくもなるよ(笑)

勢いで買ったものの、正直な所、この挿絵は苦手です。
しかも普段手を出さないアズノベルズだったので、そこまで期待してなかったのですが…。
予想以上に話がしっかりしていたし、近親相姦モノの良さがすごく出ていて面白かったです!
「コイビト遊戯」でも兄弟ルートがあったし(一応メインルートなのかな?)、丸木先生は近親相姦ネタがお好きなのでしょうか。
このネタの萌えポイント分かってますね!
激萌えしちゃいましたよw
大変美味しゅうございました。


あー…「マスカレード」がやりたくなってきたなぁ…。

■シリーズ
「兄弟」
「兄弟 -夏-」
「兄弟 -冬-」

兄弟 (アズ・ノベルズ) 兄弟―夏 (アズ・ノベルズ) 兄弟―冬― (アズ・ノベルズ)
関連記事
2008.03.10 00:35 | 丸木文華 | trackback(0) | comment(0)
            












管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://macnyanko.blog22.fc2.com/tb.php/531-734957a1

最近の記事

プロフィール

Author:にゃんこ
漫画も読むけれど、やっぱり小説が好き! 小説を中心にBL本の感想を書いています。

このBlogについて:Read me

日記&一言感想
→ にゃんこ雑記
お知らせ用twitter
お知らせ
中の人はこちら
つぶやき

Twetter

RECOMMEND

参加させていただいています!

【このBLがやばい!2019年度版】
(漫画中心に小説、CD含めBL全般)

【はじめての人のためのBLガイド】
(ほぼ漫画のみ)
はじめての人のためのBLガイド

作家さん別感想記事リスト

Comment

Trackback

サイトリンク

BL Novels TB

BL Comics TB

BL×B.L.People


お役立ち


with Ajax Amazon

メールフォーム

基本的にレスは雑記の方でしています。数日経っても応答がない場合は送信エラーの可能性があります。「取扱説明書」を参照してください。

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSフィード

| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。