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小説家は我が儘につき :秀香穂里

4044534012小説家は我が儘につき (角川ルビー文庫 118-1)
秀 香穂里
角川書店 2008-02-01

by G-Tools

エロがよければ全てよし。
…とはなかなかいきませんが、萌えのパワーはやっぱりすごいのです。
【小説家は我が儘につき/秀香穂里/陸裕千景子/ルビー文庫(2008年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!!

【あらすじ・感想など】
ホテルでコンシェルジュとして働く篝貢継(27歳・受)。
自分の仕事に誇りを持っているが、日本でコンシェルジュはまだ馴染んでいないため、やりがいには不満も持っている。
そんなある日、ホテルにある人気小説家がVIP待遇で滞在することになった。
貢継も大ファンである守谷雅春は、裕福な家庭で育ち、ホテルの使い方をわきまえた男。
期待に胸がふくらむが、守谷として現れたのは兄の友人であり、貢継を幼い頃から散々からかい続けた男・古谷有司(32歳・攻)だった。
再び古谷に振り回されることとなった貢継だが、ホテルマンと客という関係であるため、拒絶することも出来ない。
無理難題を押しつけられるだけでなく、キスまでされてしまった。
戸惑いながらも、心酔する小説家である古谷の言葉に心が動かされる貢継だが…。

貢継と古谷の出会いは17年前。
それから古谷が高校卒業すぐまでの間、貢継は古谷に何かにつけてからかわれ続けます。
そんな二人が再会し、再びそんな日々が始まるのですが、ホテルマンという立場の貢継は古谷を拒絶し切れません。
それなのに、古谷の要求はエスカレートしていく。
苛つく一方、憧れの人物でもあることから貢継の心は揺れ、ついに肉体関係まで持ってしまいます。
こうして文章にすると強引な展開に感じますが、秀先生らしくお仕事描写もしっかりあるので、軽い印象にはなってませんね。
まあ、古谷が貢継を弄り続ける理由は、「好きな子ほど虐めたい」心理なんだろうと察しは付くし、貢継も何だかんだ言いつつ無自覚に惹かれているから受け入れてるんだろうと序盤から分かるので、強引な展開も矛盾は感じません。
気付かないのは本人だけで、端から見たら惹かれ合ってるのは一目瞭然。
それを頭に置き、第三者の視点からこの二人のやりとりを見ていると、「なーにやってんだか」と照れ臭くなってしまいますよー。
古谷は大人になっても成長してない…(笑)

そんなわけで多少の強引さは許容できましたが、三浦という男が現れ、貢継がキレる場面には違和感を覚えました。
そんなに怒ることですか…?
ここまでどんなに大変でも仕事はプライドを持ってこなしていたのに、それすら放り投げて逃げ出すというのは相当ですよ。
古谷への気持ちを自覚して、自分をコントロールできなかったということなのでしょうが、だからといって逃げ出してしまうのはなぁ…。
うーむ。
違和感と言うより、貢継の仕事に対する姿勢への願望か。

しかしエロがとてもエロでした。
萌えすぎて悶えました。
回数も多めで、濃厚エッチが3回もありますよ…!
オレ様進行な古谷とか、感度良すぎな貢継とか…読んでいて気になるところはあるのですが、そこはエロでカバー。
細かい描写に煽られる。
それにしても、貢継は古谷とのセックスでM属性が開花してますね。
イラ○チオとか何気に好きそうだし、顔射されたそうだし。
BLでは珍しくないと思いますが、女性相手とは違い、自分が受ける側になったことで隠れた性癖が出てくるというのが私は結構好きです。
まあ、こんなに虐められてても好きなんだから、元々Mなのか貢継は…。

ということで、やたらとエロい作品でした(笑)
大人の男二人で、仕事も絡むので幼稚さは感じませんが、なんだか可愛い恋愛でしたよ。
可愛いけど、大人なのでやることはやってます。
エロが良ければ全てよし…とはいきませんが、ある程度はカバーできるなぁと今回改めて思いました。
話に疑問を感じるところはありつつも、テンション高めな読後感。
御馳走様でした。
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2008.02.13 00:43 | 秀香穂里 | trackback(0) | comment(0)
            












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