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キスブルー(全2巻) :木下けい子

4813050301キスブルー (ミリオンコミックス85)
木下 けい子
大洋図書 2006-04-01

by G-Tools

うぅぅ、切ない…! 好きだ…!
時々ハッとさせられる表情があって、その度に胸が痛みました。
【キスブルー(全2巻)/木下けい子/ミリオンコミックス(2006-7年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!!

【あらすじ・感想など】
大学生の友坂(受)と野田(攻)は中学の頃からの親友。
でも友坂は、野田に惹かれている自分に気が付いてしまった。
野田との友情はなくしたくない。
でも、そんな想いを隠しきれない。
そんな様子を見ていた野田は、友坂の想いに気が付いてしまうのだが…。

友坂は元々女性に対して積極的に恋愛感情を持つということがなかったのですが、ゲイだという自覚もありません。
野田は大切な存在だけど、その感情が友情以外のものだとは思ったこともない。
でもある日、二人の間で自然と避けていた恋愛について話が及んだとき、友坂の胸は痛みます。
そして次第に自分が野田に恋愛感情を持っていることを自覚してしまい、野田に対して自然な態度が取れなくなってしまう。
友坂は気持ちを気付かれてしまいますが、そんな友坂に対し野田は「友坂とならやれるよ」と言い、二人は身体の関係を持ってしまいます。
でも、そこに愛情がないことに気が付いていて、友情までもを失いたくない友坂は、野田に「忘れてくれ」と告げるのですが…。

親友を好きになってしまって悩む、という構図は切ないですね。
男女の友情はそこに恋愛感情が潜んでいる場合もそこそこの割合であるんじゃないかなぁと思うのですが、男同士の友情に恋愛感情が潜んでるなんてことは…ほとんどなさそうです。
なので、友坂のように友情を貫こうとするのは、焦れったいけど自然な流れなのかな…。

野田は自分に正直で、自分が傷つくことも、相手が傷つくことも恐れない。
友坂はそんな部分を含めて野田のことが好きで、そんな野田の性格を知っているからこそ、友達に戻らざるを得ない。
野田は友坂との繋がりを切るつもりはないけど、この時点で友坂に恋愛感情は持っていません。
友坂は友達に戻ることで野田との関係を続けようとするんですが、結局そんな事はやり通せるわけもなく、友坂は苦しみます。
前半は友坂の葛藤が中心で、後半はそんな友坂を見て、次第に悩み始める野田に焦点が当たっています。
苦しみながらも友達でいようとする友坂に苛立ち、ぶつかり合って、友坂と距離ができてしまった野田は、離れてみてようやく友坂の存在の大きさを感じることになるのでした。
野田は優しいようで酷い男ですよー。
でもそれが人間臭くていいのかもしれませんね。
「最初は同情でも遊びでも 後で好きになってくれれば何でもいい」
その台詞の裏にある野田の思いも分かりますが…。
それは友坂相手には通じないのでは?
普段の野田の行いを見ている友坂が、それを受け入れられるとは到底思えない…。
何股もかけている相手のひとりになるのかもと思ったら、友情選ぶでしょう普通。
それにしても、ノーマルの男が、友達とはいえ男同士でセックスしてもいいなんて思う時点で、無自覚に友達以上の感情があるんじゃないかと思うのですが…。
男女ならともかく、男同士で、しかもかきあいっこ程度の行為じゃないんですよ? 受じゃなく攻なんですよ? …勃つのか?

散々悩んだ割にはラストの展開がちょっとあっけないですが、とにかくホッとしました。
野田は結局友達と恋人の線引きをしてなくて、ハッキリ恋愛感情だと認めている訳じゃないんですが、これはこれでいいんだと思います。
野田にとって、今までと形が違っても、友坂は共に歩いていきたい存在なのだと認めることができたらそれでいいんじゃないかと。とりあえず最初は。
でも、浮気はいかんよ野田君。

2巻には、友坂のバイト先のカフェの店長の話が入っているんですが…。
店長が…本編では飄々としていて、友坂にちょっかいをかけるゲイの店長が…実は結構可哀想な人だと知って、妙に愛着が沸いてしまいました。
いろんな事情で恋愛関係には至れなかったけど、友情も捨てきれない二人という関係でしょうか。
切ないなぁ…。
友坂がもっと自分を抑える性格だったら、こんな関係になっていたのかもしれないですね。

木下先生は挿絵で惹かれてコミックスを手に取りました。
絵が特別巧いとは思わないのですが、時々ハッとさせられる表情や場面があって胸が痛くなります。
弱っている友坂の表情に私は何度もやられましたよ…。
話の内容も、作品の雰囲気も大好きです。

4813050735キスブルー II (ミリオンコミックス)
木下 けい子
大洋図書 2007-07-02

by G-Tools

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2007.10.24 01:14 | 木下けい子 | trackback(0) | comment(0)
            












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