にゃんこのBL徒然日記

BL:ボーイズラブ本の感想ブログ

SASRA (3) :Unit Vanilla

4862632270SASRA 3 (3) (B-BOY NOVELS)
Unit Vanilla
リブレ出版 2007-08

by G-Tools

『第6回』に激萌え!
ふ、褌キター…!!
これまでの感想はコチラ→ 1巻2巻
【SASRA (3)/Unit Vanilla/円陣闇丸/BBN(2007年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!!

【あらすじ・感想など】
神の怒りによって輪廻転生を繰り返すことになった恋人達の物語。
古代エジプトから幾度かの転生を経ても怒りは解けず、旅は続きます…。

『第5回』
スペイン人ピサロによって征服されたインカの都クスコ。
インカの王子であり、ピサロによってすえられた傀儡皇帝の甥であるキリヤは、皇帝と対になる存在であり重大な秘密を握っていると言われていた。
ピサロの命を受け、通訳であるリカルドは、キリヤの話し相手となり密かにその秘密を探ることになる。
共に生活をすることになった二人は次第に信頼関係を築き、惹かれ合っていくが…。

舞台はペルー。インカ帝国末期(A.D.1500頃)
うーむ、「第4回」とちょっと似た構図ですね。
ラストは全然違うけれど、同じような雰囲気を感じました。
まあ時代的にも近いですしね。
この話は私はあまり入り込めず、萌えもなかったので思い入れが少ないです…。
結局最後にその道を選ぶなら、もっと前に決断すれば良かったんじゃないの?とか、
キリヤの「秘密」も抽象的すぎるのでは…?とか、
モヤモヤした部分が残るラストでした。

うーん、岩本先生かなぁ…?
ハッキリとした根拠はないんですが…。

『第6回』
貧乏御家人・鈴村幸之助は、ある日亡き父の知り合いだという男から家の管理を頼まれた。
そして内密に、蔵で生活している「高名な方の息子」の世話をすることに。
鉄の仮面を付け鎖に繋がれていた男・一(いち)を幸之助は不気味に思うが、一の無邪気さに心を動かされ、言いつけに背き親しくなってしまう。
その気持ちは次第に愛しさとなり、二人は情事に溺れていくが…。

舞台は日本。江戸時代中期(A.D.1700~1800頃)
「高名な方」というのは、実は将軍です。
将軍・家守がようやく授かった男児は双子で、片割れである一は始末されてしまいそうになりますが、万一の為にと、ある側近によって密かに蔵の中で育てられます。
幸之助が世話役として選ばれたのは、将来的に将軍に会うことにならないであろう貧乏武士だから。
でも幸之助は一に惚れてしまい、一も幸之助を求め。閉ざされた空間の中で密かに情事が繰り返されることに。
この関係が長く続くとは到底思えず、幸せな二人の影で常に破滅が見え隠れ…。
二人が幸せを感じれば感じるほど、読んでいて切ない。緊張します。
案の定、一が役目を果たすときが訪れてしまい、二人は離ればなれに。
そして訪れる最期。
うぅ…。
これはかなり胸にきます…。
泣けるどころの話じゃない。
なんだかもうBLじゃなくてこれはもうJUNEだな。
SASRAの中の短編のひとつとしてじゃなくても、充分成立しますよ。

さらに萌えも満載。
性的なことを何も知らない一が、無邪気に幸之助に質問したり、行為を要求したり…そんな行動のひとつひとつがエロすぎる。
そして褌登場ですヨ!
ノーパンならぬノー褌再び!(「牛泥棒」参照)
今回はその理由が「漏らしたから」ですって…!(正確には夢精です)
幸之助が一と関係を持つ流れにも激萌え。
そりゃ幸之助も堕ちますよ…。
なんだか萌えポイントがたくさんあって、ドキドキしまくりでした。
でもきっと、この萌えは緊張感や背徳感があってこそなんですよね。
そのバランスがとてもよかったです。

この話は、ちょっと迷ったけど木原先生っぽい?
迷った理由は「美味しい」というセリフがあったからです。
和泉先生っぽいセリフなので…。
でも、受の執着具合や全体のクオリティで木原先生と予想しました。
あ、ノー褌繋がりもありますね(笑)

--
長い旅もあと少し…。

■シリーズ
「SASRA (1)」
「SASRA (2)」
「SASRA (3)」
「SASRA (4)」
関連記事
2007.08.30 00:52 | Unit Vanilla | trackback(2) | comment(4)
            

にゃんこさん、こんばんは!

冒頭の「ふ、褌キター…!! 」に爆笑させて頂きました。(笑)

私もインカ編には、それ程の感慨は残らなかったのですが、江戸編は萌えて泣かされてで大変でした。

不邪気に幸之助を誘う一と褌には勿論萌えましたが(すみません)、それ以上に二人が迎える別れが哀しくて切なくて号泣してしまいました(恥)。

>なんだかもうBLじゃなくてこれはもうJUNEだな。
SASRAの中の短編のひとつとしてじゃなくても、充分成立しますよ。

本当に、一つの作品として十分に成立していますよね。とても哀しい最後ですけれども、悲恋の美しさが感じられますしね。

読み返すと必ず泣いてしまうのですが、大好きな作品となりました。

ではでは、TBさせて下さいね!

2007.08.30 20:35 URL | ハスイ #MMIYU.WA [ 編集 ]

にゃんこさん こんにちは♪

褌!褌萌えですよねっ♪(≧∀≦)
「牛泥棒」の時は期待が先走りすぎた私ですが、今回は一連の褌プレイに激萌えいたしました(≧▽≦)
私的には「美味しい」はフェイクだろうという気がしますが~(笑)

SASRAの感想もいよいよラスト一冊ですね!
最終巻も楽しみにしてます~(*´▽`*)

またまとめて(笑)TBに参りますのでよろしくお願いします♪

2007.08.31 11:45 URL | ゆちゅらぶ♪ #- [ 編集 ]

ハスイさん、こんにちは!

噂には聞いていたのですが、実際読むとまさに「キター!」という言葉がピッタリの心境でした(笑)
よいですね褌。
今年の発見のひとつですよ(笑)

>不邪気に幸之助を誘う一と褌には勿論萌えましたが(すみません)、それ以上に二人が迎える別れが哀しくて切なくて号泣してしまいました(恥)。
このラストは切なすぎですよね…。
何も知らずに待つ一が不憫でなりません。
激萌えしただけに、このラストの落差には私も泣いてしまいました。

コメント&TBありがとうございます!
それではまた~

2007.08.31 16:18 URL | にゃんこ #fwkSvwQ6 [ 編集 ]

ゆちゅ♪さん、こんにちは!

いやぁ褌よいですね!
着物や襦袢などもそうですが、和小物は無防備な感じがとてもそそります。
また褌について語りたいですね(笑)

>私的には「美味しい」はフェイクだろうという気がしますが~(笑)
私もそう思いました!
あえてここで使ったんじゃないかなぁと。
書いた作家さんも楽しんでやっていそうですよね(笑)

ラスト1冊、頑張って感想書きたいと思います~
それではまたその時に…。
コメントありがとうございました!

2007.08.31 16:25 URL | にゃんこ #fwkSvwQ6 [ 編集 ]













管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://macnyanko.blog22.fc2.com/tb.php/446-f52a0702

SASRA 第3巻
【内容紹介】時は巡り、恋人たちが出会ったのは黄金の帝国――。運命に導かれるようにインカを訪れた、精悍なエスパニア通訳・リカルド。虜囚となった美貌の王族キリヤの話し相手を命じられるが、キリヤは侵略者へ

2007.08.30 20:23 | +synapse∞type-bee+

君に会うために
SASRA 3 (3) (B-BOY NOVELS)Unit Vanillaやっぱり、やっぱり一気読みしちゃいましたよ~♪一冊ずつ読んで丁寧に感想書くというような悠長なことは結局やっとれませんでした、せっかちくんなので。(←しかも読み始めたときはまだ酔っ払いだった・笑)もうもうエロオヤジ剛将

2007.09.05 11:52 | 水中雑草園

最近の記事

プロフィール

Author:にゃんこ
漫画も読むけれど、やっぱり小説が好き! 小説を中心にBL本の感想を書いています。

このBlogについて:Read me

日記&一言感想
→ にゃんこ雑記
お知らせ用twitter
お知らせ
中の人はこちら
つぶやき

Twetter

RECOMMEND

参加させていただいています!

【このBLがやばい!2019年度版】
(漫画中心に小説、CD含めBL全般)

【はじめての人のためのBLガイド】
(ほぼ漫画のみ)
はじめての人のためのBLガイド

作家さん別感想記事リスト

Comment

Trackback

サイトリンク

BL Novels TB

BL Comics TB

BL×B.L.People


お役立ち


with Ajax Amazon

メールフォーム

基本的にレスは雑記の方でしています。数日経っても応答がない場合は送信エラーの可能性があります。「取扱説明書」を参照してください。

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSフィード

| ホーム |