にゃんこのBL徒然日記

BL:ボーイズラブ本の感想ブログ

スポンサーサイト :スポンサー広告

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- --:-- | スポンサー広告 | TB(-) | コメント(-)

月下の縁 :水原とほる

4877245820月下の縁 (ガッシュ文庫)
水原 とほる
海王社 2007-07

by G-Tools

シリアスな作品で女装プレイというのは珍しいですね。
内容は消化不良でしたが、個人的には萌えがいっぱいでした…!
【月下の縁/水原とほる/ひたき/ガッシュ文庫(2007年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!!

【あらすじ・感想など】
日本人でありながら、中華街で仲買人として生きている双麻晶(23歳・受)。
晶は幼馴染みであり恋人でもある高敬生と、戦後間もない苦しい時代を横浜・中華街で生きている。
そんな中華街にある時李凱士(30代前半・攻)という男が現れた。
大陸出身の中国人と台湾からやってきた中国人との軋轢を利用してのし上がり、さらにはヤクザと手を組みヘロインを売り捌こうとする凱士。
そんな行動に不満を持つ台湾人グループに協力し、凱士の元へスパイとして潜り込んだ晶だが…。

舞台は戦後間もない昭和30年代の横浜中華街。
敬生は台湾人で、台湾人の若者グループ「禮義隊」の一員。
敬生と恋人同士であり恩を感じている晶は、自ら台湾人を苦しめている李凱士の元へ潜入することを申し出ます。
凱士が日本の地を踏んだ夜、偶然にも晶は凱士に出会い凱士に興味を持っていた事も、晶が行動した理由でもあったのでした。
二重スパイとして凱士の元に潜入した晶は、更なる情報を求めて凱士と身体の関係を持つことに。
しかし、凱士に裏切りを見抜かれ、晶は凱士に囚われてしまい…。

晶も凱士も、出会った夜から惹かれ合っています。
でも、それを自覚していません。
特に晶は敬生という恋人もいて凱士の行動を憎く思っているので、自分の気持ちに気が付かないし、気が付いてもなかなか認められない。
凱士は割と早い段階で気が付いているようですが。
それを簡単に言葉や態度に出すほど凱士は甘い男ではないので、二人の関係はなかなか前進しません。
それでも晶は自分の気持ちを受け入れ、凱士を選ぶわけですが…。
如何せんこの気持ちの変化の描写が薄すぎて、晶の行動が唐突に感じてしまうなぁ。
「徒花」でも同じような印象を受けました。
その心の変化は結果としては理解できるけれど、その過程がぼやけているので物足りない。
そして、凱士の晶への執着をもっと感じたかったです。
行動としては結構激しいんですけどね。
その行動の裏をもっと匂わせて欲しいです。
うーん、全体の流れやラストは好きなんですが、モヤモヤした読後感。
二人の心理描写不足が消化不良の原因かなぁと思いました。

水原先生、今までもいろいろなプレイを披露してくださってますが、今回もまた新しい試みが登場してますね(そんな所に注目しているのは私だけか…)。
今回は…女装!
私、ラブコメでは出会ったことあるんですが、こういったシリアスな展開では多分初めてかな?(「チャイナローズ」にあったかも? 記憶が怪しい…)
両性具有ものとかではあるかもですが、それはまた別物なので。
プレイとしての女装は羞恥プレイとしてきっと萌えるなぁと以前から思っていたのですが、その予想通り激萌えしちゃいました…。
チャイナドレス…!
しかもガーターベルトにノーパン…!?
ナニコレ。
萌え死ぬ…。
恥じらいながらも煽られている晶が美味しいです。
そしてやっぱり水原先生なので、今回も肉体的に痛い場面が…。
いろんな人にやられちゃってますが、密かに私はこの一連の絡みに萌えてました(^_^;)
何でと言われてもよく分からないんですが…私がSだから…?
萌えに理屈は通用しません…多分。

話の展開としては少々物足りなく、消化不良気味でした。
気持ちが変化していく過程をもっとじっくり読ませて欲しかった。
敬生との関係を父性云々で片付けてしまうのは、あまりに敬生が可哀想なんじゃないかとも思いましたしね。
文章量的に、文庫より新書の方が水原先生に合っているんじゃないかと思います。
あ、でも“萌え”という点では個人的にかなりツボに嵌りました。ムフ。
御馳走様でした!
関連記事
2007.07.29 01:07 | 水原とほる | trackback(2) | comment(4)
            

にゃんこさん、おはようございます!

文庫で、こういった歴史絡めて・・・は、やっぱり量的に心情が盛り込みにくいんですかねぇ・・・。敬生もあんな事件起こしてまで晶を救おうとしていたのに、最後の引き際はあっさりだったような。私も水原さんは新書がじっくり読めていいかも~って思いました。
痛さと執着具合もちょっと物足りなくて(って、私は何を水原さんに求めているのか)。

にゃんこさんの萌えに賛同です!
男性がチャイナ着てのアレはよくあるのかもしれないですが、
>しかもガーターベルトにノーパン…!?
ここ!これは初めて見ましたよ~!笑!しかもシリアスでですからね~。水原さんの好みかなぁ。

最近、にゃんこさんの萌えどころ読むのが好きです(^^)

TBお願いします~!

2007.07.29 07:43 URL | miku #- [ 編集 ]

にゃんこさん、こんばんは!

中華街が舞台の、シリアスなお話でしたね。
敬生と身体の関係はあっても、恋愛感情を持てない晶が、憎むべき敵である凱士を愛してしまい、悩んで苦しんで、それでも裏切って…という煩悶を、もうちょっと書き込んで欲しかったように思いました。

>プレイとしての女装は羞恥プレイとしてきっと萌えるなぁと
同感です!(握り拳)
また、ちゃんと凱士が言葉責めで煽らせてくれたのがポイント高かったです。
ほんのちょっとしたことで、受を辱めて燃え上がらせる楽しさを味わいました。

TBさせていただきますね♪

2007.07.29 20:27 URL | 霖雨 #.zLyGMJk [ 編集 ]

mikuさん、こんにちは~

>痛さと執着具合もちょっと物足りなくて(って、私は何を水原さんに求めているのか)。
私が水原先生に求めているモノ…
それは「痛さと執着」です!
断言します(笑)
今回は痛さはともかく、執着が薄すぎて物足りなかったですねぇ。
凱士の執着をもっと書き込んで欲しかったです。

>ガーターベルトにノーパン
どうやら私は「ノーパン」がツボなんじゃないかと思い至りました(笑)
「牛泥棒」でもノー褌に激萌えしちゃいましたしね!
かなりマニアックな萌えを叫んでいるんじゃないかと思うので、mikuさんに賛同していただけてとても嬉しいです!
心強いです!
これからも萌えを叫びます(笑)

TB&コメントありがとうございました!
ではまた~

2007.07.30 14:14 URL | にゃんこ #fwkSvwQ6 [ 編集 ]

霖雨さん、こんにちは!

うーん、ドラマチックな展開に心理描写が追いついていないのが残念でしたね。
>悩んで苦しんで、それでも裏切って…という煩悶
その辺りをもっと掘り下げて欲しかったと私も思います。

>プレイとしての女装は羞恥プレイ
賛同していただけてとても嬉しいです!!
そして私も言葉攻めがとてもよかったと思います。
やっぱ女装するなら恥じらってもらわないと!
受が楽しんでする女装なら萌えなかったと思います。

TB&コメントありがとうございます。
こちらからもお邪魔させていただきます~

2007.07.30 14:21 URL | にゃんこ #fwkSvwQ6 [ 編集 ]













管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://macnyanko.blog22.fc2.com/tb.php/432-b71aa2de

月下の縁
久々の水原さんの新刊!!!最近の水原さんは痛さ度低めですねぇ。攻めの執着度合いも低めです。あの痛さと執着具合がツボなのですが。でも、それでも読ませてくれる作家さんなので好きです(^^)月下の縁 (ガッシ

2007.07.29 07:35 | BL本の日記

月下の縁
母を亡くし、倹しい生活を送っていた晶。しかし戦後の中華街で幼馴染みの敬生と志を同じくし、日本人でありながら中華街に生きる台湾人としてそこを守ってきた。そんなある晩、中国から来た凱士という美丈夫に出会う。表向き貿易会社を営む凱士だったが裏では中国マフィア..

2007.07.29 19:10 | 霖雨の彼方

最近の記事

プロフィール

Author:にゃんこ
漫画も読むけれど、やっぱり小説が好き! 小説を中心にBL本の感想を書いています。

このBlogについて:Read me

日記&一言感想
→ にゃんこ雑記
お知らせ用twitter
お知らせ
中の人はこちら
つぶやき

Twetter

RECOMMEND

参加させていただいています!

【このBLがやばい!2019年度版】
(漫画中心に小説、CD含めBL全般)

【はじめての人のためのBLガイド】
(ほぼ漫画のみ)
はじめての人のためのBLガイド

作家さん別感想記事リスト

Comment

Trackback

サイトリンク

BL Novels TB

BL Comics TB

BL×B.L.People


お役立ち


with Ajax Amazon

メールフォーム

基本的にレスは雑記の方でしています。数日経っても応答がない場合は送信エラーの可能性があります。「取扱説明書」を参照してください。

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSフィード

| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。