にゃんこのBL徒然日記

BL:ボーイズラブ本の感想ブログ

4344810430あしたのきみはここにいない (幻冬舎ルチル文庫 さ 2-11)
崎谷 はるひ
幻冬舎コミックス 2007-07

by G-Tools

小説版の前に山本小鉄子先生によるコミックス版が出ています。
これを読むと、コミックス版は山本小鉄子先生によって相当マイルドになっていたんだという事が、よーく分かりますね(笑)
【あしたのきみはここにいない/崎谷はるひ/山本小鉄子/ルチル文庫(2007年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!!

【あらすじ・感想など】
コミックス版と同じお話の小説版と、書き下ろしの短編の二本立て。

『あしたのきみはここにいない』
三尾朝陽(高3・受)は、教師の北原史誓(28歳・攻)が好き。
北原は三尾の事を好きになってはくれないけど、キスはしてくれる。
社会科準備室での行為に三尾は溺れた。
でも、三尾が求めても最後までは手を出さず、気持ちをくれない北原。
「きみはいつかきっとぼくを忘れる」
そう言って、三尾との関係を続けつつ距離をとり続けていた。
三尾はそれでも離れたくなくて…。

話全体の感想はコミックスの方で書いたので、小説版で改めて感じたことを中心に書こうと思います。

小説の方が心理描写が分かりやすい分、三尾の苦しみがすごく伝わってきますね。
三尾は空気に敏感で、相手が自分に求めている立ち位置をよく分かってます。
分かってしまうから無闇に踏み込むことが出来ない…。
うーん、三尾のような物わかりが良すぎる子を見ていると、なんだか哀しくなってしまいます。
そして余計に、北原の中途半端な態度に少し苛つきました(笑)
相手の気持ちが信じられないとはいえ、自分より10歳も年下の無垢な高校生相手に手を出して、北原の中途半端な態度に傷ついている三尾に対して引導を渡すこともせず…。
酷い大人だ北原…。
北原は北原で悩んでいるんでしょうけどね。
どうせなら、同じ話を北原視点で読みたかったなぁと思いました。
北原の頭の中、妄想炸裂していそうですけど(笑)

小説版の方が当然崎谷色が強いです。
のっけからエロ濃い…。
受の喘ぎが「らしさ」を感じる所なのかな?
平仮名で舌っ足らずなセリフの数々。
同じ話でも、コミックスよりも数段ネットリしてますよ!
コミックスの感想で、「(エロが)全体の雰囲気に馴染んでいるので目立たない」と私は書いたんですが、この小説版はエロい印象強いです。
北原のむっつり度がよーく分かる(笑)

『あしたをきみとこの場所で』
大学生になり、本屋でバイトを始めた三尾。
付き合い始めた途端に束縛体質を全開にした北原は、毎日のように三尾を迎えに行っていた。
ある日、三尾は姉の同僚・六浦と親しく話している姿を北原に見られてしまうが…。

三尾が大学生になった頃の話です。
たわいもない痴話喧嘩からエッチに傾れ込む話…って言ったら身も蓋もないですね(笑)
本性を現した北原の執着っぷりがすごいです。
これはもう、三尾のように北原に甘えつつもちゃんと冷静な面を持っている相手じゃないとムリですよ。
もし自分がここまで執着されたら…逆に不安になると思います。
その反動が大きそうで怖いし、ずっとその状態というのも厳しい…。
北原は多分ずっとこの調子なんでしょうね。
三尾はなんだかんだ言って北原に構ってもらえる事が嬉しいみたいだし、この二人は上手くやっていくのでしょう。

コミックスとのコラボ企画。
作家さんの個性がかなり作品に出るのだなぁという事がよく分かりました。
そして、崎谷先生の個性の強さを改めて実感…。
エロ描写が濃い!!(笑)
現在、短編に登場した六浦を主人公にしたリンク作のコミックスが連載されているようですね。
そちらも楽しみです☆

■他媒体
コミックス→「あしたのきみはここにいない」
ドラマCD→「あしたのきみはここにいない(ドラマCD)」
関連記事
2007.07.25 01:01 | 崎谷はるひ | trackback(2) | comment(4)
            

にゃんこさん、こんにちは!

>コミックス版は山本小鉄子先生によって相当マイルドになっていたんだという事が、よーく分かりますね(笑)

ほんとによーく分かりました(笑)。そして、崎谷センセイなので、あのミオとセンセイをもっとエロく書いて下さるんだろうな~って期待していました(^^)
コミックス版の小鉄子さんの淡いかわいらしいお話が、崎谷さんではねっとり濃ゆく・・・になってましたねぇ!

ミオ視点で詳しく心情描写が語られていて、ミオって思ってたより大人だったんだな~って思いました。そしてセンセイはもっと変態さんだったんだ~(笑)!でもハジケたセンセイが好きです(*´▽`*)

今連載中のコミックリンク作もいずれ小説になるんでしょうかね!もっと濃くなって(笑)!

TBお願いします!

2007.07.25 14:57 URL | miku #- [ 編集 ]

mikuさん、こんにちは!

>小鉄子さんの淡いかわいらしいお話が、崎谷さんではねっとり濃ゆく
いやぁホントエロかったですね(笑)
作家さんの個性ってすごいです。
どちらも面白かったですね!

北原の変態っぷりがすごかったですよねー。
冷静な振りして、実はどんな妄想してたんだよ!!と突っ込みながら読んでいました(笑)

リンク作も楽しみです。
TB&コメントありがとうございました!
ではではー。

2007.07.25 15:53 URL | にゃんこ #fwkSvwQ6 [ 編集 ]

にゃんこさん、こんばんはv

>同じ話を北原視点で読みたかったなぁと思いました。
北原視点だと、またガラッと印象が変わりそうですよね。
大人になった分、子供の純情で突っ走れないところもあるでしょうし…。
ミオが他の先生に「先生」と呼びかけるのを聞いて、嫉妬とかしていそうだと思いました。だからこそ名前呼びを強制していそうです(笑)

崎谷さんのHシーンが濃いのは、挿入シーンが生々しいからかなと思っていたんですが、最初からねっとりしていますよね…。
例え触れているだけでも、崎谷さんが書かれると湿度が上がる気がします(笑)

2007.07.25 22:23 URL | 霖雨 #.zLyGMJk [ 編集 ]

霖雨さん、こんにちは!

>ミオが他の先生に「先生」と呼びかけるのを聞いて、嫉妬とかしていそうだと思いました。
絶対してそうですね(笑)
北原はかなりネガティブなので、心の中は相当暗そうです。
付き合い始めてからかなり変態さんになってますが、あれはまだ氷山の一角に違いない!
チラッと覗いてみたいです(笑)

>崎谷さんが書かれると湿度が上がる気がします(笑)
湿度!
確かに…さっぱりはしてないですねー。
なんだかんだ言って、その湿度の高さがクセになってますv

TB&コメントありがとうございました!
ではでは~

2007.07.26 16:30 URL | にゃんこ #fwkSvwQ6 [ 編集 ]













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あしたのきみはここにいない
待っていました!崎谷さん原作、小鉄子さん漫画の小説化「あしたのきみはここにいない」!コミックス以上に崎谷さんのエロさが強調されていて、すっごくよかったです(^ω^)コミックスのイメージそのまま甘くてかわいくて・・・

2007.07.25 14:50 | BL本の日記

あしたのきみはここにいない
高校三年の三尾朝陽は、教師・北原史誓に恋をしている。ふたりは鍵をかけた社会科準備室で、放課後の一時間、キスをして気持ちいいことだけをする――。やさしいが決して深入りはさせず、「いつかきっとぼくを忘れる」そう呟く北原。卒業間近になり、北原は朝陽を避け始める

2007.07.25 22:16 | 霖雨の彼方

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