にゃんこのBL徒然日記

BL:ボーイズラブ本の感想ブログ

4576006592右手にメス、左手に花束 (二見シャレード文庫)
椹野 道流
二見書房 2000-10

by G-Tools

おぉ!評判通り面白かった。
【右手にメス、左手に花束/椹野道流/加地佳鹿/シャレード文庫(2000年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!!
法医学教室助手の篤臣と、外科医の江南―そんな二人の出会いは9年前に遡る。K医科大学の入学式で、たまたま出席番号が隣り合わせだった二人は、その後の実験や実習もいつでも一緒で、なんとなく気も合って…。誰もが認めるイイ男で頼りがいのある江南に、篤臣は何かとじゃれつくのだったが、江南の心に秘めた思いにはまるで気づかず…それがとんでもない事態を引き起こすことに…。


【あらすじ・感想など】
同じK医科大学に入学した永福篤臣(受)と江南耕介(攻)は、出席番号が隣り合っていたこともあり親しくなった。
6年の学生生活の中で、出し物の劇でキスする羽目になったり、江南の彼女・渚の登場によってケンカしたり、色々ありながらも二人は親友としてかけがえのない時間を過ごした。
そして、卒業後篤臣は法医学教室の大学院生に、江南は消化器外科の研修医になり二人は疎遠になったが、2年後、江南は研究生として法医学教室に入ってきた。
再び距離が近くなった二人。
しかし、学会で箱根に行った際、泥酔した篤臣は突然江南に襲われ…。

このお話、展開としてはよくある“強姦から始まる関係”な訳ですが、そのシーンが凄いんだ。
マジで“強姦”してるし、泥酔している所にそんなことするから受は吐きまくってるし…。
壮絶だわぁ。
いくらなんでも江南、正気に返ってください~。
ハードな強姦シーンは特別珍しいモノじゃないと思うけど、全体の雰囲気はそんなに暗い作品じゃないので(そもそも、これはラブコメだよね)、なんだかこの場面のインパクトは大きかった…。

えー、そんな事があった二人は当然絶縁状態になるのですが、そこに更なる事件が起こり、今度は江南に危機が訪れます。
江南の行為を許すことはできないけど、親友を失いたくはない。
そんな想いに揺れていた篤臣は、この事件によって決断し、江南を体も心も受け入れることになります。
流石にあんな“強姦事件”があっただけに、その後の葛藤は長いですね。
ここが“酷い事されたけど、やっぱり身体が求めてるし、これって好きって事かしら?”とありがち(笑)な展開で軽く流されてないので、好感もてました。

私、椹野先生の本は「妖魔~」と「にゃんこ亭~」を読んだだけなので、これが初めての王道BL作品です。
絡みがこんなにちゃんとあるとは思って無くて、正直驚いた。
優等生的な印象があったので。
しっかりエロくて読み応えありました(笑)
椹野先生の文体は安心して読めるし、テンポ良くて好きです。
江南の関西弁もイイ。
シリーズになるだけありますね。面白かった!

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■続編
「君の体温、僕の心音」
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2007.01.25 09:46 | 椹野道流 | trackback(0) | comment(0)
            












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