にゃんこのBL徒然日記

BL:ボーイズラブ本の感想ブログ

夜に赦される :英田サキ

4829623411夜に赦される (プラチナ文庫)
英田 サキ
プランタン出版 2006-09

by G-Tools

「夜が蘇る」の続編です。
前作を読んだときはちょっと物足りない感じがしましたが、今回は大満足。
秋津大好きだ!
それにしてもこの表紙…。
秋津の尻がぁぁぁ
【夜に赦される/英田サキ/山田ユギ/プラチナ文庫(2006年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!!
情人を亡くし色褪せた秋津の夜を、極道の久我が再び悦楽で染め上げた。しかし秋津は衝撃の事実を知る。情人を殺したのは久我―!「お前の心ごと欲しいって言っただろう?」愕然とする秋津は、請うような久我の愛撫に奪われた。「お前はずるい…」憎みたくても憎めない。だが、久我の熱に奥深くまで犯されても、心は悲しみに囚われたままだった。そうして秋津は、恋慕を押し殺して久我から去り…。償うべきこととは、赦されるべきこととは―濃密な夜に色づき熟れた、揺るぎなき愛。


【あらすじ・感想など】
探偵事務所で働く元刑事の秋津(37歳・受)が溝口組の若頭・久我(34歳・攻)の情人になって7ヶ月がたった。
久我との夜によって生きる気力を与えられた秋津だが、羽生への想いからは未だに解放されていない。
そんな時、羽生の知り合いだという真田が現れ、羽生を殺したのは久我だと知る事に。
久我の事を憎めないが許す事も出来ない。
そんな秋津は久我の前から姿を消すが…。

ついに秋津が覚悟決めるときが来た、という話でしょうか。
夜の間だけ久我のものになっていた秋津でしたが、久我と共に生きていくことを受け入れます。

秋津は久我を許すため、受け入れるために距離を置こうと、久我の元を去る。
しかし、本当は自分自身が許せなかった。
羽生にとって唯一の存在だった自分は、現実から逃げ、羽生との関係を認められずいた。
そんな自分が、羽生を殺した久我を愛し共に生きていく。
秋津はその裏切りが許せずにいたのだ。
そんな時、秋津は真田に連れ去られ監禁させられてしまう。
久我に恨みを持っていた真田は、溝口組に敵対する矢郷会と手を組み、秋津を人質に脅しをかけようとしたのだ。
久我達によって助け出された秋津だが、真田によってヘロインを打たれ続けていたため、薬物依存に陥っていた。
そんな秋津を、久我は賢明に介護し、共に戦い、なんとか禁断症状を克服する。
そして、秋津は過去に囚われず、久我と共に生きる事を決意するのでした。

この本のボリューム的には、ちょっと話を詰め込みすぎな感もありましたが、前作でモヤモヤしていた部分も含め、スッキリしました。
羽生はすでに死んでいるのにもかかわらず、存在感たっぷりですね(笑)
羽生と秋津の過去も、羽生と久我の過去も、予想以上に重くて驚きました。
久我を見る目が変わったわ。
ただのエロオヤジじゃなかったのね(笑)

秋津の姉さん女房っぷりも相変わらず良い感じ。
お互いに求め合っていているのだけれど、依存している関係ではない。
支え合っているけど、対等に付き合っている二人が好きです。
そして、何と言っても秋津。
強いようでいて、時々見せる脆さ。
なんだかんだ言っても、久我の事を想っている姿に惹かれます。
自分から積極的に久我を求めるのも人間くさくていいなぁ。

「一生に一度の言葉だ。二度とは言わない。」
秋津は久我の顔を見つめたまま、静かに告げた。
「お前を愛してる。心から愛してる。」

クラッときました。

久我が生きる世界に飛び込む決意をした秋津。
この先も気になります。
続編あると良いなぁ。
この巻はかなりシリアスだったので、その後の二人がケンカしつつも仲良くやっている姿を読みたい。
すっかりこの二人の魅力にはまり、大満足な一冊でした!


【追記】
英田先生のブログによると、続編あるみたいです。
わーい。
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2006.09.19 09:45 | 英田サキ | trackback(0) | comment(0)
            












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