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小説家は束縛する :菱沢九月

4199003754小説家は束縛する ―小説家は懺悔する(2)
菱沢九月
徳間書店 2005-12-17

by G-Tools

「小説家は懺悔する」の続編です。
このカップルは元々好きでしたけど、さらに好きになりました。
攻はヘタれた気がしますが…(^_^;)
【小説家は束縛する/菱沢九月/高久尚子/Chara文庫(2005年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!!
昼夜を問わず求められる、甘い蜜月―。元コックの律は、人気小説家の佐々原と同棲中。強引で優しい佐々原とのセックスに溺れながらも、彼の世話だけに明け暮れる毎日に不安もあった。そんなある日、律はオープンしたてのレストランで、昔の男と再会する。神経質な外科医のような容貌で、シェフとしても一流の土屋。「この店で働かないか」と口説くように誘われて…。


【あらすじ・感想など】
晴れて恋人同士となった、元コックの松永律(25歳・受)と小説家・佐々原脩司(30歳・攻)。
律が佐々原と同居し、身の回りの世話をし始めて10ヶ月が経とうとしていた。
佐々原の世話をし、求められればセックスもする。
そんな生活に不満はないのだが、何か物足りない。
そんな律は、近所に出来たレストランで働こうと思い立つが、そのレストランのオーナーは昔関係を持った男・土屋だった。
恋愛の相手としては受け付けないが、仕事は一流。
そんな土屋に、一緒に働かないかと誘われるが…。

毎日の生活に不満はないが、物足りない。
そりゃそうでしょうね…。
私からしてみたら、よく10ヶ月もその状態でいられたなぁと思いますが。
佐々原がそれを望んでいて、律もそれに満足出来るのならそれでも良いのかも知れません。
でも、律は物足りなさを感じているので、律は外で働くべきですよね。
そもそも、ただでさえ二人は狭い世界で生きている訳なので、外に出ないとダメでしょう。

今回、土屋という男が出てきますが、律の心が揺れるわけではありません。
律は佐々原をしっかり愛しているし、佐々原の心も揺らがない。
ただ、このままでは二人は前に進まない。
二人の世界で完結して、その世界に閉じこもって依存しているだけでは、ダメになる。
律はそれに気づいているのですが、佐々原はそれに気づきつつも受け入れられない。
佐々原は、律が離れる事が不安でたまらない。
でも、変わらないものなんて何もない。
それを知っている律は、佐々原との関係を壊さないようにしながらも、変わろうとする。
そんなお話です。
律の不器用ながらも前向きな姿勢に好感が持てたし、心理描写も丁寧。
すごくよかった。

律、いい子ですね。
男運は悪いですが(笑)、佐々原をこれからも支えて欲しいなぁ。
この二人がいい関係を築けて、心から嬉しく思いました。

そして、今回出番は少なかったですが、二人の親友である一柳兄弟。
いいなぁ。
恋人はもちろん大事ですが、それ以上に友人は必要ですよね。
恋人いなくても生きていけますが、友人がいないと厳しい。
律も佐々原も、この兄弟がいなかったらどうなっていた事やら…。

このシリーズ、大好きです。
菱沢先生、大好き。

■シリーズ
「小説家は懺悔する」
「小説家は束縛する」
■ドラマCD
「小説家は懺悔する」
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2006.09.14 10:26 | 菱沢九月 | trackback(0) | comment(0)
            












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