にゃんこのBL徒然日記

BL:ボーイズラブ本の感想ブログ

4893673564夜想曲 (闇の継承・日影成璽)
山藍 紫姫子
白夜書房 1993-08

by G-Tools

ブログを始めて半年、ということで、原点に戻ってみようかと。
BLではなく、耽美小説。
山藍先生の作品の中では珍しく、ミステリー。(ですよね…?)
この作品、近親相姦、SM、そして刑事モノでもあります。
第1巻はプロローグでしかありませんが、この先の展開がかなり気になる前振りが沢山、萌えも沢山でした。
【闇の継承・日影成璽 第1巻「夜想曲」/山藍紫姫子/矢萩貴子/白夜書房(1993年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!!
【あらすじ・感想など】
警視庁北警察署の捜査課へ配属された真田邦彦(25歳・攻)は、同僚である日影成璽(26,7歳・受)を一目見たときから惹かれていた。
しかし、行動を共にしているうちに、日影の闇の部分を知ってしまう。
日影は、過去の事件に関わった人たちに復讐を果たそうとしていた。
過去の事件を知ってしまった真田だが…。

以下、かなりネタバレしています。

真田は、日影が暴力団組長・権藤、組長代理・日向を殺した事を知ってしまう。
以前にも、日影は正当防衛と称して暴力団員を殺していた。
不審に思う真田は、日影を探るうち、暴力団のボディーガードをしているビル・リースを殺す場面に遭遇。
真田は日影を問いつめ、過去の事件を知る事に…。
日影は北警察署へ来る前、警視庁特殊捜査課で麻薬密輸の捜査をしていたが、捜査は失敗、日影は囚われの身に。
ヘロイン漬けにされたうえに陵辱された日影は、なんとか脱出する事に成功するが、日影の身はボロボロになっていた。
日影は、それをネタに脅してくる犯人たちに復讐していたのだった。
そして日影は、事件によって、倒錯した性癖を身につけてしまっていた。
それに気づいた二人の兄・岩倉と彦根は、弟の飢えを満たすため、関係を続けていた。
日影の暗い過去を知るが、真田は日影に惹かれ、溺れてゆく…。

この過去の事件が、日影の本性が明らかになるきっかけとなります。
この本には3話収録されていて、この「病める薔薇のための夜想曲」が本編。
「霞童子」は、日影の本性、日之影一族の血についての短編。
日影に疑惑を抱いている三木という男が、古い因習に縛られる閉鎖的な村・日之影村を訪れ、ある封印を解いてしまいます。
そして「鬼童」は、日影と兄二人の短編。
日影が事件後、二人の兄との関係を受け入れるまでの話。
時間の流れ的には、「鬼童」「病める薔薇~」「霞童子」の順です。

毎回鬼畜度高い山藍先生ですが、この本では「鬼童」以外はそこまででもないかと思います。
「鬼童」はかなり激しいですが…。
最近、やたらと近親相姦モノを読んでいますが、日影兄弟の関係は精神的にも肉体的にもかなり濃いです。
長男・岩倉とは32歳、次男・彦根とは16歳も年が離れているので、兄弟というより親子に近い年齢差。
(二人の兄は婿養子になっているので名字が違う。日影を継ぐのは成璽)
それもあって、二人の兄は成璽に異常なくらい愛情を注いでいます。
日影も兄たちに依存している。
最近、「快楽の支配者」を読んで、SMについて色々考えるところのあったわけですが、近親相姦はSMの関係が成り立ちやすいのではないかと思います。
無条件の信頼関係があって、ある意味絶対的な主従関係がすでに成立しているので。
ちなみに、真田との関係はSMではないです、今のところ。
それ以外の関係を持っている真田は、日影にとって特別な存在に成りつつあるのでしょうね。
本人、自覚ないかも知れませんが。

まだまだ序盤で、日影の血が目覚めるまでの伏線といった感じ。
かなり内容は濃いのですが、濃すぎて説明し切れません。
特に、日之影村の設定は、かなり入り組んでいます。
まだまだ話は続きます。
日影と真田の関係。
日之影村の因習。
日本独特の、暗く湿度の高い雰囲気が怖い。
期待が高まります!


2巻はこちら→闇の継承・日影成璽 第2巻「棘のある木」
関連記事
2006.07.10 10:10 | 山藍紫姫子 | trackback(0) | comment(2)
            

にゃんこさん、はじめまして^^


久しぶりに、BLの世界に戻ってきて、山藍先生の本を読み返そうかなと色々巡っているうちに、ここに来ましたwww

古い記事への、コメントですみません(^_^;)


山藍先生の本を全部読んでるわけではありませんが、古い作品は、同人誌から読んだりしていました。でも、BL本は実家を出る時にほとんど処分してしまったので、後悔しています(^_^;)

初めて読んだ作品は、もう忘れてしまいましたが・・・。この日影シリーズ大好きです。SM色の濃い作品が多い中、これは成璽の真田への愛が感じられて、意外とラブラブな作品だと思っています(*^_^*)途中で終わってしまって残念です。続きはないのかしら♪

あと、こちらには紹介無かったですが、私が一番好きなのは「瑾琨花」なんです。挿絵が魔木子さんというのも萌えですが、究極の愛の形が感じられて、涙なしには読めません。

そうですね、山藍先生の本で手元に残してあるのは、「山藍紫姫子の世界」だけなんです~(T_T)まさかこんなに時を経て、こちらに戻って来るとは(>_<)

CDもいくつかあるようですが、プレミア価格を見てビックリしました(>_<)ちょっと手が出ませんね。

長々とすみませんでした。なんか、山藍作品の話を見て嬉しくなってしまいました♪

なかなか読む時間はないのですが、ちょっとずつ、楽しく読めたらいいなと思っています(*^_^*)

また遊びに来ます(*^^)v

2011.01.18 12:11 URL | みすな #- [ 編集 ]

みすなさん、こんばんは~
ブランク明け、おめでとうございますww

みすなさんは元々山藍先生を読まれていたのですね!
私はここ5年でガッツリ読んだのですが、古い作品はなかなか手に入らなかったり、CDのようにプレミアが付いていたりで、もっと早く嵌っていればよかったなぁと後悔しきりです。
処分されてしまったのが勿体ない~(>_<)

「瑾琨花」は手元にあるのですが、実はまだ読んでいません…。
みすなさんのコメントを読んで気になってきたので、そろそろ積読本の山から救出しなければ!
日影シリーズ、続編が出てくれるといいのですが…なかなか難しそうですね(>_<)
好きな作品なので続きが読みたいです。

コメントありがとうございました。
山藍先生大好きなので、コメントいただけるととても嬉しいです!
勢いばかりで拙い感想ばかりですが、少しでも楽しんでいただければと思います~。
また是非おいでくださいませ!ではでは(*´ェ`*)

2011.01.20 02:14 URL | にゃんこ #fwkSvwQ6 [ 編集 ]













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