にゃんこのBL徒然日記

BL:ボーイズラブ本の感想ブログ

聖夜 :榎田尤利

477300259X聖夜 (CROSS NOVELS)
榎田 尤利
笠倉出版社 2002-12

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すごく季節はずれなお話ですいません。
シリアス路線全開の榎田作品でございます。
くぅー!ヤラレタ…。
涙なしでは読めません。
【聖夜/榎田尤利/山田ユギ/クロスノベルズ(2002年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!!
17歳の時に別れて以来音信不通だった親友・アマチとの再会は、シマが胸中に封印した恋心をたやすく揺さぶり起こした。恋を無自覚なまま何度も抱きあった記憶は、10年を経ても鮮やかに存在し、会わなかった期間を取り戻したいというシマの想いは、日に日に高まっていく。しかし、既にお互い別の相手と人生を歩み始めていた二人には、捨てきれないものも多くあって―。切なく激しいアダルトラブストーリー。


アマチ(受)とシマ(攻)は高校頃、お互いに好意を抱いていたのだが、17歳の時アマチが引っ越す事になり、それ以来あう事はなかった。
10年後、再び出会うが、シマには婚約者が、アマチには不倫の末結ばれた内藤(男)がいた。
激しく求め合うが、お互いに捨てられないものを抱えていたため、再び離ればなれに。
そしてさらに10年がたち、失うものがなくなった二人。
シマはアマチを探すが…。

17歳から20年間という、長い年月をかけたラブストーリーでございます。
ひたすら求め合いながらも、歯車がかみ合わず、結ばれません。
10年も別々に人生歩んでいたら、そう簡単には結ばれない。
アマチの過去は結構重くて、様々な困難の末に成り立っている内藤との関係を簡単には捨てられません。
内藤はシマに対して悪質な嫌がらせをしたりしますが、悪い人ではありません。むしろかなり可哀想な人。
でも、内藤にはアマチ以外に帰る(帰らざるを得ない?)場所があった。
アマチと内藤のやりとりも泣けます。
不幸な人生(こんな言葉で片づけるのはどうかとも思うが)を送ってきたアマチですが、20年という歳月をかけてシマと結ばれ、自分の居場所を見つける事ができたのでした。
あぁ、分かってはいても、ハッピーエンドで良かった!

ふと、渡辺美里の「10years」という歌を思い出してしまいました。(古い…!)
この歌詞が、シマと再び別れた後のアマチの心境っぽくって。
しかもタイトルが10years…。
この先この歌を聴くたびに、この本を思い出しそうだわ…。

こんな展開なのに、エロもぬかりないところが榎田先生。
切なさたっぷりのエロが、萌えます。
イラストが山田ユギ先生なのがまた、意外に(?)ぴったり。

思い入れがありすぎると、なかなか文章に出来ません。
全然感動が伝わってないかもしれませんが、すごくよかった。
泣く場面はたくさん。
ズキッとくるセリフもたくさん。
痛さがぎっしり詰まってます。
関連記事
2006.06.07 10:01 | 榎田尤利 | trackback(3) | comment(2)
            

いやぁぁ・・・。
せつないんですよね。コレ。。。

おジャマします。
コメント&TB有り難うございました。(ノ´∀`)
コトバの、選び方がまたウマイもんだから、ジワジワくるんですよ。
そして、一冊でココまで人生描けると読み終わったときには、感無量でした。(笑)
寧ろ。今だからこそ、読んで頂きたい。(笑)

TBさせて頂きました。ではでは。(^∀^)ノ

2006.06.09 00:52 URL | shite #U/dq2IGg [ 編集 ]

shiteさん、こんにちはー。

榎田先生はホント言葉の使い方が上手いですよね。何回ヤラレた事か…(^_^;)
このフオー!という感動を書き切れていませんが、コレ、かなりきました。レビューするために読み返しながら、再び入り込んでる始末です(笑)
コメント&TBありがとうございました☆

2006.06.09 14:14 URL | にゃんこ #fwkSvwQ6 [ 編集 ]













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聖夜(榎田 尤利/山田 ユギ)
この本は2,3ヶ月前の入手していたものの、なかなか読めず自分の中でタイトルにちなんで「クリスマスに読もう!」と勝手に決めていた一冊でした。時期的に忙しくなってきて毎日この感想が今年最後になるかな・・・と思いながらここ何日か続いてきてるわけですが、多分この作

2006.06.07 17:38 | 櫻井サクラの日々徒然・BL編

『聖夜』
聖夜 榎田尤利/山田ユギ  笠倉出版社クロスノベルズ 2002.12クリスマスを目前にこの作品を読みました。タイトルは『聖夜』。読み終わった後、ひとあし早いクリスマスプレゼントをもらったような、心にあたたかい重みを感じることができました。なんとなく「懐かしい」

2006.06.08 22:00 | 月と凌霄花

聖夜/榎田尤利/CROSS NOVELS/笠倉出版社
壮絶。20年掛けラブストーリー。もう何から書いていいのか解りません。人生ドラマです。映画もんです。しんどかったッス。(いい意味で)17歳の時に別れて以来音信不通だ

2006.06.09 00:46 | shite blog

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