にゃんこのBL徒然日記

BL:ボーイズラブ本の感想ブログ

4403524257恋みたいな、愛みたいな ~好きで、好きで (2)~ (ディアプラス文庫)
安西 リカ
新書館 2017-04-10

by G-Tools

ふたりの関係、すごく好きです。
ほっこり、幸せな気持ちになりました!
【恋みたいな、愛みたいな/安西リカ/木下けい子/Dear+文庫(2017年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!
志方と同居を始めて九ヵ月。共通の友人が家に遊びにくることも増え、多忙ながらも穏やかな日々を送っていた穂木。ようやく迎えた年末年始の休暇中、ある事情で姉の息子の三歳児、柊を預かることになる。初対面ではその強面に大泣きしたもののすぐに志方になついた柊を見て、志方が子ども好きだったことを思い出す。するとまた心の奥にしまったはずの不安が頭をもたげてきて…?大人気「好きで、好きで」続篇。

【あらすじ・感想など】
付き合って10年以上になる穂木と志方は、9ヶ月前から一緒に暮らし始めた。
家事の分担などでぶつかることもなく、平穏で幸せな同棲生活。
だけど、穂木はその平穏に漠然とした不安を感じていた。
年末を迎え、久しぶりにゆっくりとふたりで過ごすことができると思っていた矢先、穂木の姉の息子・柊を数日預かることになってしまう。
子供が好きな志方から子供を持つ未来を自分が奪ってしまった。
ずっと心に飼っていた志方に対する負い目が大きくなってきて…。
高校3年間片想いをしていた志方に穂木が告白し、つき合い始めたふたり。
10年後、いろいろあったのが前作「好きで、好きで」
今回はそれから数年後に同棲を始め、9ヶ月が経った頃の話です。
明るくて交友関係の広い雑誌編集者・穂木と、強面で口数の少ない銀行員・志方。
前作で、ふたりは別れの危機を迎えていました。
自分の事を話さない志方に対し、不安を募らせた穂木が志方の幸せを願って自ら別れを告げようとした。
志方の出世に自分が枷になっているのではないか。
結婚も子供も望めない自分との関係が志方の将来を邪魔しているのでは?
そんな穂木の不安が爆発して迎えた危機を、お互いの気持ちを伝え合い、乗り越えてハッピーエンド。
…だったのですが、穂木の心からその不安が消え去ったわけではありませんでした。
もちろん、それを分かった上で志方が自分を選んでくれているのは理解している。
志方の愛情を疑っているわけではなく、自分の考えすぎなのは分かっている。
それでも気にしてしまう自分をどうにもできなくてつらい。
柊を預かったことで、ずっと心にあった不安が顕在化し、穂木は志方が好きすぎる自分に疲れてしまいます。
穂木視点で話が進むので、志方がそんな穂木の不安に気付いているのか、ハッキリとは分からず読んでいて私も悶々としていました。
が、10年以上一番近くで見続けている恋人のことを一番理解しているのは、やっぱり志方ですね。
志方が私の期待以上に男前でかっこよかった!
穂木の狭くなっていた心の視野が、志方の言葉でサーッと広がっていくのが感じられて、とてもよかったです。
思わず涙が出ました。
このふたりの関係、好きです。

誘い受キャラを除き、エッチに持ち込む流れで主導権とるのは攻が多いですよね。
その点、穂木は割と自分からいきます。
エッチの最中も志方は無口で、穂木がしゃべります。
男同士なんだし主導権握るのが受でも全然おかしくないけれど、あまりないパターンなのでなんだか新鮮!
そんな穂木を見つめる志方からも、言葉が少ないながらも興奮や愛情が伝わってきて、萌えました。

後半は、それから4年後くらいの話『相思相愛』と、さらに2,3年後?の『JUST MARRIED』、2つの短編が収録されています。
どちらも大きな事件や危機があるわけではありません。
多少の変化はありつつ、幸せな日々を送っているふたり。
入院のくだりは、私も少し前に穂木と同じような心境だったので、妙に共感してしまった(笑)
こういうことがあると、家族にしろ恋人にしろ、側に誰かがいるという幸せを改めて感じますね。
2つの短編を通して、結婚という形はとらなくても、ふたりが恋人から家族になっていくのが感じられて幸せな気持ちになりました。
志方視点は最後の『JUST MARRIED』だけなのですが、穂木がかわいいのと、志方が穂木を好きな気持ちが伝わってきて、ニヤニヤしてしまいました(笑)

ということで、「好きで、好きで」の続編!
前作も大好きだったのですが、ますます好きになりました。
同じ所をぐるぐる悩んでいるように見えるけれど、ちゃんと前に進んでいる。
お互いに好き合っていても、いろいろなすれ違いや、ぶつかり合いがあって、それを繰り返して関係が深まっていく。
感情を表に出すのって結構エネルギーがいることだけれど、大切なことですよね。
続編ですが第三者が関係を乱してくるような展開ではないので、全体を通して「ふたりの幸せな日常を垣間見ている」「ふたりを見守ってきた」そんな印象で、読み終わってほっこりしました。
面白かったです。
大満足!

■シリーズ
「好きで、好きで」
「恋みたいな、愛みたいな」
好きで、好きで (ディアプラス文庫) 恋みたいな、愛みたいな ~好きで、好きで (2)~ (ディアプラス文庫)
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2017.04.16 19:52 | 安西リカ | trackback(0) | comment(0)
            












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