にゃんこのBL徒然日記

BL:ボーイズラブ本の感想ブログ

4864422583それに名前をつけるなら (マーブルコミックス)
鮎川ハル
ソフトライン 東京漫画社 2016-06-17

by G-Tools

スピンオフの方が好みのカップルですが、どちらも面白かった!
併せて読むとより楽しめると思います。
【あいもかわらず, それに名前をつけるなら/鮎川ハル/マーブルコミックス(2014, 2016年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!
【あらすじ・感想など】
『あいもかわらず』
お隣さんで幼馴染みの誠一郎と、久しぶりに会った健。
子供の頃は兄弟のように仲がよかったのに、パッタリ疎遠になっていた。
健は高校に進学し、誠一郎は大学生になってひとり暮らしをするようになり、ふとしたことから再び親しくするようになったけれど…。

3歳年の差があると、周りの友人との付き合いなどもあって疎遠になることはままあることですよね。
そして、ある程度成長してまた仲良くなるというのも、変じゃない。
でも、実は誠一郎から意識的に疎遠になっていたということが徐々に見えてきます。
同性の、年下の幼馴染みに対するやましい気持ち。
それを断ち切るために距離を置いていたけれど、再会したらやっぱりその気持ちは残っていて、酔った勢いでキスをしてしまった。
そんな誠一郎の行動に驚きながらも、健は誠一郎と離れ難くて心が揺れています。
普段の誠一郎は、男も女も関係なく手を出すヤリチン男。
それを知って複雑な気持ちになったのは何故なのか?
健は悩みながら答えをさがし、逃げようとする誠一郎を追いかけるけれど…。
遊び人の大学生・誠一郎と、恋愛経験のない童貞高校生・健。
誠一郎の方が押していきそうなのに、意外にも本命に対して焦れったいくらい慎重で、その曖昧な状況に耐えられなくなった健の方から仕掛ける状況になっているのが面白くて、好感がもてました。
BLでこの関係性は目新しくないけれど、気持ちが丁寧に掘り下げられていて、説得力のあるストーリー展開。
健に対してめちゃくちゃ臆病だった誠一郎が、エッチになると豹変していて微笑ましかったです(笑)

『それに名前をつけるなら』

友人の健と一緒に大学の学園祭に行った佐野は、そこで「王子」と呼ばれている、こなれた雰囲気の大学生・藤田と知り合う。
女の子にもてたいけれど上手くいっていない佐野は藤田を「師匠」と心の中で崇めていたが、後日、街中で涙を流しているところに遭遇した。
それをきっかけに藤田がゲイである事を知り、連絡を取り合うようになった佐野だったが…。

『あいもかわらず』で健の友人として登場していた佐野と、誠一郎の友人かつ当て馬気味に登場していた藤田の話です。
モテたいと相談するうち「俺で童貞気ってみない?」と言われ、藤田とセフレの関係になってしまった佐野。
性欲ありあまっている高校生なので、相手が男でも、ちょっと色気のある藤田に誘われたら断れないですよね〜。
佐野は幼い妹を持つ長男で、面倒見の良い性格をしています。
藤田は年上で淡々としているけれど、近い距離で接してみると意外と甘えてくるし、フラれて街中で泣いている姿を目の当たりにしたからか、どこか放っておけない雰囲気が漂っている。
そんな藤田に、佐野は惹かれていきます。
でも、自分は藤田にとってセフレでしかないのでは?という不安もあり、それ以上には踏み出せません。
お互いに誤解を抱えたまま疎遠になりますが…。
藤田の素顔がかわいくて仕方ない!!!
ツンデレのツンとデレがいい塩梅。
年上だし「師匠」だしで佐野に対して余裕の態度を取っているけれど、実際はすごくかわいい人なのです。
その藤田に対して、年下で経験値は低いけれど長男気質でまっすぐな佐野という組み合わせがとてもいい。
佐野は高校ではモテていないですが、裏表がないし、付き合ったら絶対誠実で優しくていい男だと思うのですよ。
藤田は、元彼もそうだけどダメ男に尽くして痛い目に遭いそうな雰囲気なので、佐野と出会えてほんとうによかった!
身体の関係から始まりつつも、気持ちの変化が丁寧に描写されていました。

--
ということで、初鮎川先生です。
新規開拓しようとフォロワーさんにオススメされたこの2冊を読んでみたのですが、大ヒットでした。
派手さはないけれど、描写が丁寧で、キャラもいい。
高校生と大学生の年齢差がうまく生かされていました。
『あいもかわらず』のように身体の関係までが長い話でも物足りなさは全くないし、身体の関係から始まる『それに名前をつけるなら』もエロで話が展開していくわけではなく、心理描写がしっかり話を支えています。
そして、萌えもちゃんとあるけれど、萌えエロじゃなくキャラ萌え。
個人的には藤田が萌えツボに刺さりました。
この手の、クールビューティーっぽい言動なのに実は寂しがり屋というツンデレ受、大好物です!!
エッチシーンで、最初は自分から仕掛けてリードしているのに、途中から攻に翻弄されていくのも美味しかった〜。
カップルは別ですが、2冊とも読むとちょこちょこ別カプの様子がうかがい知れて楽しいです。
あと、『それに名前を〜』は『あいも〜』を先に読んだ方が、キャラの背景が分かっていいと思います。
是非、2冊まとめてどうぞ!
面白くて大満足。
まだ作品は少ないようですが、鮎川先生、これから追いかけていこうと思います!


余談ですが
2作品共某少年漫画のキャラに見えて仕方なかった……私だけ?


■シリーズ
「あいもかわらず」誠一郎×健
「それに名前をつけるなら」佐野×藤田

あいもかわらず (マーブルコミックス) それに名前をつけるなら (マーブルコミックス)
2016.11.20 20:03 | 鮎川ハル | trackback(0) | comment(0)
            












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