にゃんこのBL徒然日記

BL:ボーイズラブ本の感想ブログ

4861348730ペンデュラム -獣人オメガバース- (Dariaコミックス)
羽純 ハナ
フロンティアワークス 2016-05-21

by G-Tools

ずっと「オメガバース?ナニソレ」だったけれど、思いがけず面白かったです。
発情萌え…!
【ペンデュラム -獣人オメガバース-/羽純ハナ/ダリアコミックス(2016年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!
獣人を産めるのは人間のΩ(オメガ)だけ――。親に捨てられた少年Ω・カイは、国で最も権力を持つ獣人一族・ジークフリード家の子供を産むため、当主のα(アルファ)・ルアードに育てられる。今まで周りから疎まれてきたカイは、ひとりの人間として扱ってくれるルアードに惹かれ、いつしか番(つがい)になることを夢見るように…。しかし、獣人は多くの子孫を残すため、番を作らず複数のΩと交わることを知ってしまう。そして、発情期を迎えたΩもまた、多くの獣人と交わる運命だった――。

【あらすじ・感想など】
Ωであることを疎まれ、親に捨てられたカイ。
子孫を残すためという名目でまだ少年であったカイは獣人のα・ルアードに引き取られ、ルアードはカイをそっけなくも優しく迎え入れてくれた。
発情期前のカイは、ルアードを慕い、いつか番になれることを夢にみて日々を送っていたが…。

オメガバース、というのは男女という「第一の性」に加え、α、β、Ωという3種類の「第二の性」があるという設定。
この第二の性は性的な役割が異なるのに加え、その他の能力にも差があります。
それらが優れているαが支配階級にいる。
一方、Ωは定期的に発情期がきて日常生活に支障をきたすこともあって、普通の仕事には就けないし、偏見もあって蔑まれている存在です。
おそらくもっといろいろ設定があるんでしょうけど、どこまでが基本設定なのか私は分からないので割愛。
この作品はオメガバースに加え、人間と獣人が共存している設定があり、獣人は繁殖能力が低く、人間のΩしか子供を産めません。
なので、上流階級の獣人たちは、少しでも多くの子孫を残すためにΩのハーレムを持っているというわけです。
ちなみに、婚姻制度に似た「番」という契約関係もありますが、確実に子供をつくるためにはそれだと不安が大きい。
ルアードは獣人の名門家の跡継ぎなので、もちろん「番」を持たずたくさんのΩと交わることを求められるし、Ωとして引き取られたカイは発情期がきたらその中のひとりになる運命。
でも、その辺りの事情を知らないカイは、その時が来たらルアードと「番」になれると思っているのですが…。
ルアードもカイも、お互いに惹かれ合っています。
大切に想うからこそルアードはカイの発情期が来て欲しくなくて、慕ってくるカイに優しくしながらも少し距離を置いている。
関係的には光源氏と若紫のようですね。
ルアードは硬派なので良心の呵責に悩んでなかなか手を出せずにいますが。
この、好き合っているのに結ばれるためにはハードルがある、という関係がもどかしいけれど程良く切なさもあってよかったです。
ただまぁ、ルアードはカイとそんなことをしている間にも他にいっぱいいるΩと関係を持っているんじゃないのか?とか、カイが良家の跡継ぎであるルアードと「番」になれると信じているなんて世間知らずすぎなのでは?とか、いろいろと疑問は出てきますが……終わりよければすべてよし。
いや、萌えがあればすべてよし?
多少のことは萌えでカバーできます(笑)
話自体はシンプルですが、疑似親子的関係からのセックスになだれ込む展開は萌えるし、他の獣人達のキャラの存在感もよかった。
脇カプのダートとジュダがいいですね!
褐色肌の受ってどうしてこんなに惹かれてしまうのか。
このふたりの巻末にあったショートストーリーにほっこりしました。
ふたりの過去とその後が気になります。
スピンオフ希望!

今回最大の萌えは何と言っても「発情」エッチ!!
無垢なのに発情して身体は淫乱とか、エロすぎです。
理性なくしている受に大興奮でがっつく攻が好きです。
欲を言えば、発情期じゃないときに体格差のある獣人相手に苦労しつつも…なところがもっと見たかった!

ということで、オメガバース初体験。
ストーリー的に突っ込みどころはありつつも、キャラクターが好感もてたし、もふもふがかわいかったし、面白かったです!
オメガバースというのが流行っているらしいということは知っていたものの、いろいろと設定が面倒そうだし、出産には興味ないし…と思っていました。
でも、今回友人に勧められて読んでみたら、意外とこれは萌える設定かも?!という新発見。
特にこの作品は獣人ものなので、「SEX PISTOLS」とか「ROMEO」とか、その辺りの設定の延長と考えたら、わりとすんなり入れました。
まぁ、そうは言ってもやっぱり「出産」には興味ないのですが。
この設定だと男同士であることの理由や葛藤が薄そうだし。
それよりなにより、この設定で惹かれた私の萌えツボは「発情期」です!
清楚な受が誘っちゃったり、理性飛んでいたりする展開大好き。
あと、今回はなかったけれど、発情したΩがモブに襲われるとかすごくあり得そうな展開なので、そんな話が読んでみたいです。
そういう意味では、オメガバース、なかなか美味しい設定だなと想いました。
漫画では結構あるみたいだけれど、小説もあるのかしら。
ただまぁ、オメガバースと謳っていないだけで、似たような設定のものはこれまでもたくさんありそうですね。
食わず嫌いせず、手に取ってみようと思います!
2016.11.03 19:35 | 羽純ハナ | trackback(0) | comment(0)
            












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