にゃんこのBL徒然日記

BL:ボーイズラブ本の感想ブログ

481247468X一生続けられない仕事(1) (バンブーコミックス 麗人セレクション)
山田 ユギ
竹書房 2010-10-09

by G-Tools

4年ぶりに続きが出ましたー!!
シリアスとラブコメの塩梅が絶品ですね。これは萌えるしかない!
【一生続けられない仕事 (1)〜(3)/山田ユギ/バンブーコミックス(2010-2015年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!
新人弁護士・早坂義人は修習生時代に指導を受けた先輩弁護士・三上陽彦に憧れて、彼の事務所に入所した。頻繁に事務所に出入りする三上の同期弁護士・片山柾にイジられながらも日々忙しく仕事に励んでいる。しかし、三上と片山の間にある友情以上の「何か」に気がついてからはなぜか冷静ではいられなくて…!?

【あらすじ・感想など】
『一生続けられない仕事』File.1〜4
個人事務所を立ち上げた先輩弁護士・三上陽彦を慕い、三上の下で働く事に事になった新米弁護士・早坂義人。
後日、三上の友人弁護士である片山柾が加わり「三上・片山法律事務所」となるが、セクハラまがいのスキンシップと軽口ばかりの片山に、早坂は振り回されていた。
しかしある日、早坂は眠る三上に意味深な視線を向ける片山を見てしまい…。

舞台は弁護士事務所。
三上と片山、早坂の弁護士3人と事務員1人だけの小さな事務所で、三上を中心に毎日忙しい日々が続いています。
三上と片山は同期で友人同士ですが、何やら複雑な感情がありそうな気配。
美形で、仕事の際は依頼人に親身に寄り添うやり手の弁護士である三上は、事務所ではだらしなくて頼りない部分も見せて、天然っぽい雰囲気です。
でも、実は心に大きな傷を抱え、男と関係を持つ事でバランスをとっているような危うさを持っています。
それを知りつつ、何も言わず見守っている片山。
反発しながらも次第に片山に惹かれていく早坂。
そして、ふとしたきっかけで身体の関係を持ち、三上に本気になってしまった、早坂の同期で別の事務所で働く森。
早坂→片山→三上←森
という図式になっているのですが…。
ここに、三上と片山の同期で、3年前に事件に巻き込まれて亡くなった、小野田という弁護士のエピソードが大きく絡んできます。
三上と片山の心を捕らえ続けていた小野田の父親が亡くなり、小野田によく似た異母兄・一真が現れたことで、再びふたりは過去の事件と向き合わざるを得なくなる。
飄々としているようでいて、実は一番脆い三上は益々男との被虐的な関係に溺れていき、そしてどうやらそこで登場した男はモブではないような気配なのですが…その存在は謎のままでした。
一方、片山の方も、言動は軽いけれどその裏でいろいろ抱えていて、今回の小野田の件で三上と同様に心が大きく揺れています。
早坂と森は、不安定になり精神的に脆い部分を垣間見せる片山と三上に、どんどん嵌まっていくのですが…そりゃ放っておけないですよね!!と、激しく納得してしまうくらいのギャップ萌えですよ。
仕事が出来て、大人の魅力漂う男が、ふとした瞬間に垣間見せる脆さ。
これが萌えずにいられようか…!
早坂と片山、三上と森、どちらのカップルも惹かれ合いながらも過去が心にブレーキをかけているという部分では同じですが、それぞれ違った美味しさがあります。
2カップルの関係と事件が上手く絡んでいて、その塩梅がとてもいい!
4人のキャラがとても魅力的で、好きなキャラを絞り込めませんでした。
甲乙付けがたい。
みんなかわいいんです…!!!

恋愛面では、まだカップル成立には至っていません。
でも、三上がセックスに依存しているので、お色気担当で頑張ってくれています!
ドMな淫乱って素晴らしいですね…!!
ユギ先生の描くエッチシーンは素敵アングルがどどーんときて、ドキドキです。
エロさは今のところ三上さん断トツですが、早坂はまだ未開発で未知の可能性を秘めている&エロおやじっぽい匂いがする片山との組み合わせで大爆発の予感。

ようやく引きずっていた過去に区切りが付き、ここからようやく本格的に2カップルの関係が進展していくであろうというところで3巻終了。
続きが気になるよーーーー!
ちなみに、3巻の描き下ろしは三上と小野田の話です。
番外編の『夏のかおり』を含め、付き合う前後の三上の初々しさが眩しい!
今の三上を知っていると、切なさと微笑ましさと気恥ずかしさが押し寄せてきてなんだか悶えました。

スーツ好き
30代半ばの仕事ができる男が好き
年上に転がされる新人くんが好き
ギャップ好き
トラウマ持ちの淫乱ドM好き
渋い男の垣間見せる弱さが好き
…などなど、ピンとくる方は是非どうぞ。
萌え所たっぷりです!

『人はなぜいらないものを捨てられないのか』
中津は冴えないバツイチの40男だけれど、何故か部下の門倉に惚れられてしまう。
普段毒舌な門倉が垣間見せる健気さに、門倉は拒みきれずにいたのだが…。

『人はなぜ働かなければならないのか』の続編です。
すっかりふたりの関係を忘れたまま続編を読んでいたのですが、そういえば門倉は受だったような……?
と、気付いて読み返したらやっぱり門倉の襲い受でした。
今回、中津は門倉の気持ちを知りつつ油断しまくりで、無自覚に嫉妬心煽ったあげく、開き直った門倉に逆襲されています。
つまり…リバってるーー!!
まぁ、このふたりの関係はいつリバってもおかしくない雰囲気なので、これからも乗っかり乗っかられながら続いていくのでしょう。
今は門倉に翻弄されて流されているところが大きい中津ですが、そのうちきっと、中津の方が焦ったり不安になったりする時がくると思うのです。
そこが読みたい!

『明日泣く』
8年間勤めた会社を辞め、気ままな無職生活を送っている市村。
そこへ、大学時代の親友・麦田が3年ぶりに現れたのだが…。

音信不通かと思えば時々ふらりと現れる友人の麦田は、市村にとって居心地のよい特別な存在です。
でも、お互いに口にしないけれど、大学時代の出来事が胸に引っかかっている。
久しぶりの再会で、心の奥に眠らせていた気持ちが呼び起こされるという展開。
まったりした雰囲気の中で、ずっと守り通してきた一線を越える流れが自然で、今だからこそこうなったのだろうなと思います。
切なさと甘さが良い塩梅。
猫の存在が良い味出していますね!

『ありえない二人 その後のふたり』
『ありえない二人』に脇役で登場した水野の、バー「ピーチパイ」のママで、おねえキャラな田村とのエピソード。
番外でちらりと出ていた話の続きです。
何だかんだ言いつつママと上手くやっているのが楽しい(笑)

--
ということで、弁護士シリーズ、4年ぶりの3巻です!
続きが読めて嬉しい!
2巻までも面白かったのに、感想を書いていなかった自分にびっくりです。
話に区切りがついてからと思っていたのか…な?
話が大きく動くと思った2巻で進展が少なかったので、書きそびれていたのだと思います。多分。
ユギ先生がお仕事再開されて1年以上経っていますが、2巻の時点で病気療養中ということで連載が止まっていたので、久しぶりのオリジナル作品の新刊ですね。
改めて1巻から読み返してみて、やっぱりユギ先生の描く働く男、とりわけスーツの男は素晴らしいなとしみじみ感じました。
あと、若者もいいけれど、社会に出て10年ほど経って大人の魅力が出てきた30代の男の男臭さが素晴らしい。
そして、何と言ってもシリアスとラブコメのバランスがユギ先生の魅力ですね!
切り替えが絶妙で、グイグイ話に惹き込まれます。
2巻にはシリーズ外の短編や他作品の続編も収録されていて、ユギ先生の既刊本読んでいると楽しさ倍増ですよ〜。
本編はまだ完結していませんが、3巻で過去を昇華するエピソードに区切りがついて、ここから本当の意味で関係が築かれていくのでしょう。
4巻、待ち遠しいです!!

一生続けられない仕事(1) (バンブーコミックス 麗人セレクション) 一生続けられない仕事(2) (バンブーコミックス 麗人セレクション) 一生続けられない仕事 3 (バンブーコミックス 麗人セレクション)
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2015.12.10 00:50 | 山田ユギ | trackback(0) | comment(0)
            












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