にゃんこのBL徒然日記

BL:ボーイズラブ本の感想ブログ

溺愛竜神と輪廻の恋 :かわい恋

4041032954溺愛竜神と輪廻の恋 (角川ルビー文庫)
かわい 恋
KADOKAWA/角川書店 2015-07-31

by G-Tools

今回も萌えエロを美味しくいただきました。
転生ものはいろいろな設定を味わえるのがいいですね!
【溺愛竜神と輪廻の恋/かわい恋/えとう綺羅/ルビー文庫(2015年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!
男に凌辱される淫花と、自分を抱いた者を死に追いやる呪。2つの呪いをかけられたロカは、人々に仇成す竜神を封じるため、水底の神殿へと落とされる。そこにはかつてロカを助けた優しき竜神ではなく、人に心を閉ざした竜神が居た。人間の傲慢さに怒る竜神に手酷く抱かれたロカ。けれど、慰み者になっても彼の傍に居たいと尽くす純真さに、竜神も次第に心を開き始める。そんなある日、2人を分かつ悲運が襲い…!?「何度生まれ変わってもおまえを探し出す」魂を求め合う、悠久転生ラブ。

【あらすじ・感想など】
『ロカ』
交わった相手を呪う術をかけられ、生け贄として竜神に捧げられたロカ。
相手が人間ならば死を、神ならば深い眠りをもたらすその呪いは、ロカが転生しても消えない呪い。
人間の考えを見抜いている竜神は、益々怒り、ロカに無体な仕打ちをするのだが…。

生贄に選ばれ呪いをかけられたのは母の咎が原因ですが、元々ロカは、信仰の廃れた国の中にあって、ただひとり竜神を崇拝しています。
子供の頃であった竜神をずっと想っている。
なので、いろいろ無体はされても竜神に対する尊敬の念は消えないし、竜神の怒りの中にある苦悩に気付いて、その心に寄り添うようになっていきます。
でも、疑心暗鬼に囚われた竜神はロカを愛すれば愛するほどロカの心を疑い、ささいなきっかけからすれ違ったまま、暴漢によってロカの命は絶たれてしまう。
自らの過ちに気付いた竜神は、呪いをかけられたままのロカを救うため、ロカに愛を伝えるため、転生したロカを探し求める旅が始まる事に。
ここが話の出発点ですが、のっけからエロい術をかけられ快楽に悶えるシーンから始まり、竜神に捧げられてからもエロいことをされまくりでとても濃厚です!
でも、ベースとなるこの部分で、エロエロな中でもロカと竜神の繋がりがしっかり書かれていたので、その後の展開がワクワクする出だしになっていました。

『リーアム』
謀反が起こり、王子から一転、屈辱的な扱いを受ける事になったリーアム。
親衛隊長であるアルラーンは、リーアムを追い込み、その身体を奪うのだが…。

転生1度目。
ロカの生まれ変わりであるリーアムは、その美しさもあって、周囲からちやほやされて育ってきた王子で、かなり高慢な性格をしています。
下克上が起こりアルラーンの下に配される事になっても、状況を受け入れず反発してばかり。
アルラーンは若き親衛隊長でリーアムの身体を強引に奪っていますが、その関係を見せつけ、リーアムの身体を狙う男たちに専属である事を宣言して、実はリーアムを守っています。
次第にそんなアルラーンの配慮や優しさに気付くようになったリーアムは、徐々に心を開いていくようになるのですが…そう簡単には上手くいきません。
まだここは通過点でハッピーエンドにはならないという事は分かっているので、ふたりの心が近づいていくほど切なくなっていきました。
リーアムはかなり高慢で性格に難ありなのですが、ロカの生まれ変わりだと思えばその鼻につく高慢さも可愛く感じられるようになる不思議。
嫌みな男なだけに、まだ心を開いていない序盤に公開陵辱されるシーンで快楽に陥落する姿に萌えました。

『アンジェロ』
関係を持った相手を死に至らしめる身体を使い、組織の仕事を請け負っている「死の天使」アンジェロ。
ある日、仕事終えたアンジェロの前に、愛を説く神父が現れた。
心は反発しながらも、身体に残った快楽をもてあましていたアンジェロは、神父を挑発し、関係を求める。
しかし、神父は交わりを持っても死なず、それ以来関係が続いていくのだが…。

転生2度目。
今度は性を売り殺人の仕事をしているアンジェロと、そんなアンジェロに愛を説く神父というカップリングです。
生きていく為に汚れた仕事をしている自分に神父が愛や居場所を与えてくれても、それが神父という立場故に、アンジェロは最初きれい事だと思っています。
でも、徐々にその存在がアンジェロにとって大切なものとなっていく。
愛される事、愛する事を初めて知り、ようやく明るい世界への希望が見えてくるのですが……分かってはいても、その幸せが断ち切られる展開が切ない。
序盤、ビッチな態度で神父を自ら積極的に乗っかっていくシーン、まだ幼さの残るロカの姿とのギャップが美味しかったです。
清潔そうな顔をして、何だかんだ言っても臨戦態勢バッチリな神父もいい(笑)

『夏季』
親の借金と引き換えに、実業家である桐生に囲われることになった大学生の夏季。
桐生に身体を奪われ、自由のない生活を送っていた夏季は、ある日、桐生が大蛇となる所を見てしまい…。

転生3度目。
これまでは竜神は生まれ変わったロカを見つけた後、関わり合いを持って行く中で思いだしてもらおうとしてきましたが、今回は強引に自分のものとして手元に置いておく作戦に出ています。
でもその本心は夏季には伝えていないので、夏季にとっては桐生は憎むべき存在。
ただ、元々二回りほど年の離れた桐生を慕っていたので、夏季は反発することなく愛人生活を受け入れている。
あまりに束縛が厳しいため時々言い合いになり、躾と称したエロい事をされちゃったりしていますが。
今回は、変身する姿を見られた事で関係が変化します。
展開は早くて割とあっさり夏季が記憶を取り戻すのですが、ここまでの転生過程を知っているとそこは全然気になりませんでした。
よかったねー!という気持ちでいっぱい。
覚醒前の躾けシーンもエロくて素敵ですが、これまでとは違って気持ちが通じ合ってからのいちゃいちゃシーンがあって、格別でした。
「自分じゃなくロカが好きなのではないか」という、転生ものではお約束(?)のお悩みイベントも経てのハッピーエンドで、スッキリ。

--
ということで、かわい先生の新刊は転生ものでした。
エロ満載!!
にしても、この作品「大人のルビー文庫」フェアの中の1冊になっていますが、大人向け…?
JUNE以外のルビー文庫はほとんど読まないので分かりませんが、レーベル比で考えると大人向けの内容なのかな。
大人向けならもっと重めの挿絵の方がよかったのではと内心思うのですが。
挿絵の雰囲気で読んだ時の印象も全然違ってきますからね!
しかし兎にも角にもエロはたっぷりです。
竜神様は尿道責めがお好きなようで、蛇に玩具に、道具を変えて転生後も登場していてニヤニヤちしゃいました。
設定的に当然の展開なので、無理矢理エロ盛り込みましたという感じはありません。
転生後は別人格で性格も違うので、いろいろなパターンのエロを味わえてお得感たっぷりですね!
ちなみに、私は一番最初の竜神×ロカが好み。
無垢な身体が開発されていく展開や、蛇に戸惑い、恥じらいながらも快楽で我を忘れてよがり狂う身体がとてもエロくていい!
ビッチや高慢な受もよいですが、ネガティブすぎない健気さと芯の強さを持った清純派は安定の美味しさだなと思いました。
あ、あと、ハッキリした年齢が出ていないのですが、ロカもリーアムもアンジェロも、10代前半から半ば位の年齢っぽい雰囲気です。
ふふふ、美味しい。
輪廻転生ものでカップリング的には4組収録されているので、1話1話は短めです。
話は無理なくまとまっているし、分量を考えると無理なのは承知ですが、欲を言えばもっとたっぷりじっくり味わいたかった!
こういうBLゲームあったら面白そうだなぁ。(似たようなものもうありそうだけど)
かわい先生のエロ描写が大好きなので、その魅力を思う存分楽しめる1冊でした。
ごちそうさまです!
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2015.08.09 13:59 | かわい恋 | trackback(0) | comment(0)
            












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