にゃんこのBL徒然日記

BL:ボーイズラブ本の感想ブログ

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ルームメイト :ラナ・マクレガー

4596744319ルームメイト (ハーレクイン・ラブシック)
ラナ・マクレガー(超訳:雪代鞠絵)
ハーレクイン 2014-10-24

by G-Tools

海外MM小説でSM…期待と不安いっぱいでしたが面白かったです。
予想外にあっさり風味。
【ルームメイト/ラナ・マクレガー(超訳:雪代鞠絵)/中村明日美子/ハーレクイン・ラブシック(2014年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!
“僕たち、セックスしたことになるのかな?"
大学生のアダムは、レポート提出のためルームメイトのジョシュのパソコンを無断借用する。モニタに映し出されたのは、男たちが手首を縛られたり首輪をはめていたりするゲイのSM画像だった……!! 高校時代いじめられっ子だったアダムと、スポーツ万能のジョシュ。それまで会話すらなかった二人だが、偶然ながら互いの嗜好を知ったことでSMプレイにのめり込んでいく。だがアダムは疑念を持ってしまう。「僕はジョシュを、そしてジョシュは僕を、どう思っているんだ……?」寮部屋でSMプレイをしかけられる、一途でエロい、ひたむき初恋ストーリー。


【あらすじ・感想など】
大学の寮でルームメイトのアダムとジョシュ。
1年以上一緒に生活しているけれど、学部も違い、趣味も正反対のふたりは、干渉せずうまくやっていてもお互いの事は何も知らないまま。
そんなふたりは、ある日、アダムがジョシュのパソコンにある画像を見てしまった事で関係が一転する。
SMな、しかも男同士の過激な写真たち。
ゲイである事を自覚していながらも恋愛経験がないアダムは、その写真で自分の中にある被虐性に気付いてしまう。
それを知ったジョシュはアダムに写真と同じ行為をしてみないかと持ちかけ、ふたりは秘密の関係を持つようになるのだが…。
という、SMな関係を持つようになったルームメイトの話。
お互いに特殊な嗜好を持っている事に気付いたふたりは、肉体的な快楽への興味の誘惑に溺れていきます。
小柄で色白のアダムは、高校生の頃体格の良い運動部の同級生たちにからかわれ、苛められていたせいで、ジョシュのようなスポーツマンに拒否反応を示していて、ジョシュとはずっと距離を置いていた。
なので、ジョシュと秘密の関係を持つと同時に今まで知らなかった人柄を知る事で、その存在が特別なものに変わっていきますが、気持ちを伝える事が出来ません。
カミングアウトをしている自分と違って、ジョシュはゲイである事を秘密にしてる。
格好良くて人気があり、明るい世界で生きているジョシュにとって、自分は人に言えない欲望を満たすだけの相手で、都合が悪くなれば切り捨てられてしまうのでは…とアダムは思っています。
それでも、親しくなってみるとジョシュは優しくて、エッチの時は自分を支配してくれる、アダムにとっては理想的で特別な人。
セフレな関係がどう変わっていくのか?、秘密の関係を壊す大きな事件が起こるのではないか?と、読んでいてドキドキでした。
でも、ドロドロな昼ドラ展開かと思いきや、甘さたっぷりな展開!
ジョシュが見た目通りの好青年なのです。
そして想像していたような修羅場もなく、多少事件がありつつもふたりの関係は揺らぐことなく進んでいく。
普段BLを読んでいるとクセのある攻に出会う事が多いし、理想的すぎる攻の場合でも当て馬が登場したりハードルがあったりで何かしら試練がある展開が多いので、今回の流れはある意味新鮮でした(笑)
これはこれで素直に楽しめていいと思います!

SMな関係ということで、序盤からエッチシーンたっぷり!
首輪をしたりスパンキングがあったり、最初から自分の性癖を自覚しているふたりはどんどん本格的な行為に手を出していきます。
でも、文字で書かれている内容の割に、受ける印象はあっさりしていました。
SMな関係や快感が精神面重視で書かれているからかな?
それに、このふたりの関係はオンオフがハッキリしていて、エッチの最中はジョシュに支配されて恍惚としているアダムが、普段はズバズバ意見をしっかり言うような性格である事も大きいのかも。
ジョシュも、スイッチが入ると命令口調だけど、入っていないときは優しくてアダムをちゃんと気遣っている。
SM行為にのめり込んでいても、それ以外の所ではいちゃいちゃしてる普通の大学生カップルなので、この手の話によくあるほの暗い雰囲気はありませんでした。
その淫靡さと健全さの塩梅が新鮮。

ということで、山藍先生の「蘭陵王」に続き、ハーレクイン・ラブシックの創刊ラインナップのもう1作を読んでみました。
「蘭陵王」の感想にも書きましたが、馴染みのなかったMM小説でしかもよく分からない「超訳」という事で、若干不安を感じていたこの作品。
読んでみると、良い意味で予想を裏切る雰囲気でびっくり。
面白かったです。
SMという特殊な要素を入れているのに王道とも言える素直な展開で、歪んだところのない性格のキャラクター。
これがただ甘いだけの話なら可も無く不可も無くで印象に残らなかったと思いますが、SMがいいスパイスになっていました。
翻訳小説特有のぎこちなさも特になく、このくらいのドライな雰囲気はBL作家さんでもいるかなというくらいの印象。
これが超訳の効果なのかしら??
ちなみに、明日美子先生の画は表紙と口絵だけで、中の挿絵はありません。
普通のBLより手間がかかっているだろう事を考えるとこれは仕方ないのかなと私は思うので、不満はありません。
むしろカラー2枚もあって御の字なんじゃないだろうかと思うくらいです。
あらすじだけ読むとちょっと手を出しづらいかもしれませんが、SMとしても翻訳小説としても読みやすい作品だと思うので、興味がある方はぜひぜひ!
ハーレクイン・ラブシック、長く続くレーベルになるよう応援しています〜。
            












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