にゃんこのBL徒然日記

BL:ボーイズラブ本の感想ブログ

後宮皇子 :西野花

4592851250後宮皇子 (白泉社花丸文庫BLACK)
西野 花
白泉社 2014-06-20

by G-Tools

お耽美な雰囲気で萌え倍増。
座裏屋先生の挿絵も素敵でしたー!
【後宮皇子/西野花/座裏屋蘭丸/花丸文庫BLACK(2014年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!
現王の子でありながらそれを認められず、『神の御子』として体く虐げられてきたメルヴィン。だが、十八の年にその地位さえ追われ、兄皇子たちの性妾として後宮に入らねばならなくなり……。

【あらすじ・感想など】
エメリッヒ王国の国王の血を引きながらも妾腹の子であるメルヴィンは、王妃に疎まれ、神の御子として『奥の院』で俗世から隔絶されて生きている。
正統な皇子である兄のフェンネルとクライブはそんなメルヴィンの境遇に憤っているが、ふたりの兄から大切にされ、質素ながらも衣食住には困らない生活をメルヴィン自身は穏やかに受け入れていた。
しかしある日、突然『奥の院』が解体され神の御子の立場を失ってしまう。
生きる為、兄たちの性奴となる事になったメルヴィンだったが…。
舞台は中世ヨーロッパ的な架空の国です。
信仰の厚い王国で神の御子は形としては敬われる立場ですが、実際は王位継承権もなく、俗世から切り離された生活をさせられ、さらには賓客たちに淫らな行為をされたりする影の存在。
そんな立場さえも追われ、処分されそうになっていたメルヴィンを、ふたりの兄は自分たちの性奴とすることで王妃の了承を得、生き延びさせようとする。
兄たちの愛ある調教により、淫らに開花していくメルヴィンの身体。
いろいろな背景や設定が施されていますが、兎にも角にも兄たちに愛され調教され淫らに乱れるメルヴィンを堪能する話です。
優雅な容貌で頭も切れ芸術の才能もある第一皇子・フェンネルと、強く逞しい武人である第二王子のクライブ。
そんな魅力的な男ふたりから愛されているのは、美しい容姿と、淫らなお勤めをさせられながらも曇ることのなかった穢れない心を持つメルヴィン。
美しい兄弟たちの甘く淫らな調教シーンが見所。
メルヴィンは淫らなお勤めをしていたとはいえ、舐められていただけで「陵辱」という程酷いものではなく、バックバージンは守っています。
お勤めでは生理的な反応しか示していなかったけれど、兄たち相手では触れられただけで快楽に繋がり、メルヴィンの身体はあっという間に開発されていく。
ふたりの兄に対して絶対的な信頼を寄せているので、こうして愛される事で心もどんどん囚われていきます。
私はメルヴィンがいい子過ぎて話に入りこめないかもなんて心配をしながら序盤は読んでいたのですが、そんなことは全然なかったです!
現代の時代設定ではないからよかったのかもしれません。
そして、耽美な雰囲気が強いので、いかに美しいかが重要でキャラの性格云々はそれほど気にならないのかなと思いました。
突っ込みどころがあってもオチがなくても「そういうものだ」と思わせてしまう、それが耽美マジック。

いわずもがなエロがとても美味しかったです!!
ピアッシングされた瞬間いっちゃうシーンや、まな板3Pで観客にご開帳&射精管理でいっちゃうシーンが特に大好きで萌え転げました。
快楽に弱い身体だけど、最初からスイッチ入りっぱなしではなく、卑猥な言葉を言ったり理性が飛ぶ域に達するまでに時間がかかっているのもいい。
最後のエッチ以外は兄ふたりは着衣のままです。
普通の現代物で攻ひとり受ひとりの恋人同士の場合、攻だけ着衣という状態はあまり好きではないのですが、今回の設定だとなんだかエロさ増していていいですね。
愛玩されている雰囲気が出ていて萌えます。
服汚れそうだけど(笑)

ということで、なんだかエロについてばかり感想書いていますが、西野先生の新刊、お耽美でとても萌えました!!
いつも通りすべてエロのために用意されたような設定ではあっても、雰囲気作りが成功していて、うまくまとまっています。
その一端を担っているのは間違いなく座裏屋先生の挿絵。
座裏屋先生は以前花丸BLACKから出た山藍先生の作品(「禁じられた戯び」)も担当されていて、その印象が強く残っていたので余計に耽美に感じたのかもしれません。
座裏屋先生、最近漫画でもちらほら遭遇するのですが、画のタッチもストーリーも結構好み。
これからも挿絵も漫画も楽しみにしています!
はふぅ、何度も萌えシーンを読み返してしまった。
疲れた心に効きました、大満足!
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2014.06.27 07:30 | 西野花 | trackback(0) | comment(0)
            












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