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夜と薔薇の系譜 :杉原理生

4344831365夜と薔薇の系譜 (幻冬舎ルチル文庫)
杉原 理生
幻冬舎 2014-05-19

by G-Tools

シリーズ第3弾、相変わらず美形だらけで萌えの保養でした。
今回のエピソードも切ない…。
『夜と薔薇の系譜/杉原理生/高星麻子/ルチル文庫(2014年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!
二十歳の誕生日を境に、ヴァンパイア・櫂の伴侶となった“浄化者”の律也。一緒に過ごす時間の少なかったふたりは、ようやく新婚旅行ともいえる旅に出て別荘で蜜月を過ごすことに。しかしその後、過去の浄化者について調べているうちに、今は律也と共にいる石の精霊・アニーにも関係があるらしい悲しい事件のことを知り―。待望のシリーズ第3弾。

【あらすじ・感想など】
ヴァンパイアの櫂の伴侶となった律也だが、変わらず人間の世界で小説を書きながら大学生として生きている。
夜の種族でヴァンパイアの氏族の1つ「スペルビア」の長となった櫂は多忙で、伴侶となっても一緒に過ごす時間がとれずにいた。
ようやく落ち着き始めた頃、ふたりは異世界にある別荘で休暇を過ごすことになり、そこで不思議な人魚と出会う。
「浄化者」について調べる中で、石の精霊・アニーの過去が明らかとなり…。
ヴァンパイアのシリーズ第3弾。
律也と櫂の間に事件が起こるわけではなく、今回はアニーの過去を通じて、謎の多い「浄化者」について明らかとなるエピソードです。
ヴァンパイアにとって特別な存在である「浄化者」ですが、現在付き合いのある種族の中には律也しかおらず過去の事例も少ないので、その能力については律也自身も、櫂たちも知らない部分がたくさんあります。
そこで、文献を多く所蔵している種族である「ルクスリア」を訪ねる事に。
「ルクスリア」は前巻で登場したアドリアンが長で、櫂の種族「スペルビア」とは喧嘩しつつも今はそれなりに交流を持っている種族。
律也と櫂が招かれている最中、そこへ全く交流のない閉ざされた種族である「アケディア」の長・ラルフが突然現れ、アニーの様子がおかしくなります。
アニーは律也の力を借りて子狼や青年の姿で石の中から現れる石の精霊で、長い長い時間を生きている。
でも、律也と出会いアニーと名付けられる前の事は覚えていません。
どうやらその過去のアニーとラルフは何か繋がりがあり、今は亡き「浄化者」の男がそれに関わっているようなのですが…。
気まぐれだけど無邪気でかわいい、癒しポジションだと思っていたアニーに隠されていた悲しい過去。
今のアニーがその悲しみの上にあるのだということが徐々に分かってきます。
ヴァンパイアもですが、長い時間を生きている中で多くの出会いと別れがあり、喜びや悲しみ、絶望を乗り越えてきて今の人柄があるという事に気付かされると切なくてたまらなくなります。
子供みたいに見えても精霊であるアニーも同じなんですよね。
今回はそんなアニーの切ないエピソードを通じて、作品の世界観への理解やキャラへの愛着が深まりました。
もちろん律也が主人公なので律也と櫂も活躍していますよ!
律也は「俺が頑張ってなんとかしなくちゃ〜」と思ってはいるけれど、無謀にひとりで突っ走ったりしないので安心して読めました。
まぁ、それは性格的なものというより、それだけ櫂との信頼関係が築けているという部分が大きいですが。
律也がいるからアニーも救われている。
アニーの過去、ヴァンパイアの世界の勢力図、「浄化者」の謎、いろいろな要素が盛り込まれていますが、律也の存在でうまく話がまとまっていて面白かったです!

今回は別荘で誰にも邪魔されずいちゃいちゃ過ごすという新婚旅行ネタがあるので、エロも萌えもたっぷり!
ヴァンパイアはキラキラした容姿の美形なのに、その清潔そうな見た目に反して性欲ガッツリ。
特に今回は普段以上に性欲高まる夜の季節に入っているので、食事の時間以外はずっとベッドにいるんじゃないかという勢いです。
むふふふ。

ということで、シリーズ第3弾です。
前回も切ないエピソードでしたが、今回も切なかった…。
アニーとラルフ、そして「浄化者」の過去を知ると、律也も悪い輩に狙われる存在である事は間違いない事がよく分かります。
きっと、この先そうした事件に巻き込まれていくんでしょうね。
ヴァンパイアの世界も不穏な空気が流れているし、「浄化者」の謎も残ったままで律也の母親の事もまだ明らかになっていないし、今後の展開が気になります!
続き…ありますよね?!
切ないエピソードがありつつも、律也と櫂の安定期に入ったいちゃいちゃを存分に楽しめ、魅力的な脇キャラたちも登場して、最後までワクワクいっぱいな1冊でした。
面白かったー!

■シリーズ
「薔薇と接吻」
「夜を統べる王」
「夜と薔薇の系譜」
「妖精と夜の蜜」

薔薇と接吻 (幻冬舎ルチル文庫) 夜を統べる王 (幻冬舎ルチル文庫) 夜と薔薇の系譜 (幻冬舎ルチル文庫)
妖精と夜の蜜 (幻冬舎ルチル文庫)
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2014.06.11 00:15 | 杉原理生 | trackback(0) | comment(0)
            












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