にゃんこのBL徒然日記

BL:ボーイズラブ本の感想ブログ

4813008887ラブ&トラスト (SHYノベルズ)
榎田 尤利
大洋図書 2002-05

by G-Tools

遅ればせながらラブ&トラストまとめ読み。
面白かった!沓澤×核カップルが好みです!
【ラブ&トラスト(シリーズ全4冊)/榎田尤利/石原理/SHYノベルズ(2002-7年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!
「愛と信頼はワンセット」書類から盗品まがいのものまで何でも運ぶ美形の運び屋兄弟、天と核が経営する“坂東速配”にある日、厄介な依頼が!預かったのはなんと生きている子供だった!?厄介な荷物には厄介な揉め事が付きものだから、さあ大変。素直で優しい天の幼なじみ・正文に、核に固執する大物ヤクザ・沓沢。スキンシップ過剰、愛情過剰の坂東兄弟、天と核が夜の街で大暴れ!毎日をクールにタフに、あきれた男たちが繰り広げる痛快愛情物語。

【あらすじ・感想など】
新宿近くにあるビルにある「坂東速配」は麻薬や銃以外なら何でも運び、新宿界隈で独自のネットワークを築いている。
経営する坂東核とその弟・天は、誰もが目をとめる美形の兄弟。
ある日、ふたりが預かった荷物は外国人の5歳の女の子だった。
偶然再会した天の幼馴染み・興福正文の助けもあり、しばらく世話をすることになったのだが…。
という、坂東兄弟と正文をはじめとした周囲の人間が事件を解決していく話。
「坂東速配」は裏の世界に片足突っ込んでいるけれど、つかず離れず、深入りしない程度のお付き合いを心がけている運び屋。
坂東兄弟はとにかく目立つ存在で、兄・核は落ち着きがありクールだけれどキレると怖い美形で、弟・天は明るくてやんちゃな美形。
ふたりは親の離婚で離れて暮らしていた時期があり、それ故にスキンシップ過多で周囲も驚く仲の良さですが、そこに恋愛感情は全くありません。
核はクールな顔の裏に淫乱な本性を持つゲイで、暴力団の若頭・沓澤亮治と身体の関係を持っています。
沓澤は核を溺愛していますが、核の方は身体だけと割きっていて、恋人未満、セフレのような関係が続いている。
一方の天は、小学校の時の同級生である正文と大学で再会します。
小学生の頃正文の事をいじめていた天ですが、それは家庭環境の問題に加え、正文が気になる存在だったからこそ。
核と暮らすようになって精神的なストレスから解放されている天は、正文との再会を無邪気に喜んでいる。
泣かされていた事をしっかり覚えている正文は戸惑いますが、天の勢いに巻き込まれ、事件にも巻き込まれ、いつの間にかすっかり坂東速配の一員となっています。
真面目で優しい性格で、癒しキャラ。
押しの強い3人の中にあっても埋没しないのは、天然な言動に加え、人を思い遣る気持ちが真っ直ぐ伝わってくるから。
こういうキャラは生真面目さ故にひとりで無茶して周囲に迷惑をかける事が多くて、私はイラッとさせられる事がよくあるのですが、正文は全然気にならなかったです。
正文より天の方が暴走しそうだからかも(笑)

1巻あたりは天×正文カップルが話の中心になっていて、事件を絡めてふたりの距離が近づいていく展開。
このふたりは友情から恋愛感情に移るまでは意外とすんなりいっていますが、ふたりとも初心なのでなかなか素直な気持ちが伝えられず、時間がかかっています。
焦れったいけれど、そんな初々しいところが可愛い。
シリーズ中盤以降は沓澤×核カップルに中心が移り、4冊目の番外編にはふたりが出会った頃のエピソードも収録されています。
こちらは恋愛よりも先に肉体関係があるわけですが、沓澤は割と最初から核に本気になっている自分を自覚しているし、それを隠そうとはしていません。
でも、核がセフレ以上の関係を望んでいないのを分かっているから、甘い言葉を囁きつつもそれ以上を望まない。
核は、ヤクザと深く関わり合いになりたくないと思いながらも、身体の相性がいいし、ドライな関係を踏み越えてこない沓澤との関係を心地よく思っている。
そんな関係が数年続くなか、いつしか核は沓澤に惹かれている自分に気付きます。
だから関係を切ろうとするのですが、沓澤がそれを受け入れるわけもなく…。
ようやく沓澤と向き合おうとする核の姿が、いつもの飄々とした強い核とは違い、かわいくてよかったです!
核みたいなキャラ好み。
沓澤に対して女王様キャラだけど、臆病なところが垣間見えたりする。
そして、沓澤と恋人同士になった後の心許した態度がたまりません。
「触らせてあげてもよくてよ」みたいなツンツンした態度の猫が甘えてきたら…ニヤけた顔で愛でるしかないでしょう!
それにしても、思ったより核が若くてびっくりでした。
沓澤が37歳なのに対して、核は23歳!
ひとまわり以上離れているんですね。
その年の差にも萌え。

濡れ場はほどほど。
沓澤と核のシーンに比べたら、天と正文のシーンはすごく少ないです。
結局見届けれてないし(笑)
でも、このふたりはエッチまでの過程や普段のやりとりが楽しいので、エロは重要ではないですね。
その分沓澤と核がエロ分補充してくれていますよ!
最後のビーチのシーン、核がエロくて萌え悶えたわ…はふぅ。

ということで、遅ればせながらラブ&トラストシリーズを読みました。
榎田先生の100冊刊行記念の時に人気上位だった事に納得!
ヤクザが出てくるので交渉人シリーズの兵頭&芽吹とカップルの雰囲気が被るかなと思ったのですが、沓澤と兵頭は同系統でも核と芽吹は違うタイプなので、カップル的には似ていません。
話的にも、事件のドタバタは同じでもこちらの方が断然エンタメ色強いですね。
交渉人は明るい話かと思いきや結構過去に重いエピソードがあったりして泣かされますが、ラブ&トラストはシリアスな過去はほぼなし。
あっても現在まで引きずっている感じではないです。
テンポよく楽しく読めるのがいいですね!
4人のキャラがそれぞれ魅力的で、このキャラのバランスが絶妙だなぁと思います。
私は沓澤&核カップルが好きなので、4冊目の番外編が1番面白かったです。
ワクワクするBLが読みたい時にピッタリ。
1冊目が2002年と少し古い作品ですが、何度か重版かかっていて手に入れやすいので未読の方はぜひぜひ!

■シリーズ
「LOVE&TRUST」
「エロティック・パフューム LOVE&TRUST 2」
「100ラブレターズ LOVE&TRUST 3」
「ダブル・トラップ LOVE&TRUST EX.」

ラブ&トラスト (SHYノベルズ) Erotic Perfume (エロティックパフューム) LOVE&TRUST2 (SHYノベルス) 100 Love Letters ラブ&トラスト3 (SHYノベルス) ダブル・トラップ Love&Trust EX. (SHYノベルズ)
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2014.03.26 00:45 | 榎田尤利 | trackback(0) | comment(0)
            












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