にゃんこのBL徒然日記

BL:ボーイズラブ本の感想ブログ

4592851188トレインビースト~KAI~ (花丸文庫BLACK)
西野花
白泉社 2014-02-20

by G-Tools

ミラクル萌えトレイン第二弾キターーー!
エロかった!楽しかった!萌えで疲れ吹き飛びました!
【トレインビースト -KAI-/西野花/織田涼歌/花丸文庫BLACK(2014年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!
正義感や道徳心が強すぎるせいで、大学生になってなお周囲との軋轢が絶えない宮本佳依(みやもと かい)。ある日それを緩和しようと息抜きに誘ってくれたのは、長い間密かに想い続けていた高校時代の恩師、吉澤智士だった。勧められるままバーで酒を飲み、少し砕けた話もして。佳依はすっかり夢見心地だった――その電車に乗るまでは。「佳依。君は、ここで、色欲に溺れて、少し息のつき方を覚えたらいい」囁かれた狂気の台詞。混乱の極みの中、捕らえられてしまった佳依は……。「痴漢電車」で無垢な蕾が散らされる――戦慄の陵辱ロマンス第2弾!!

【あらすじ・感想など】
正しく生きないといけない、そうでなければいけない、そんな気持ちに雁字搦めになり、自分を追い詰めてしまっている大学生・宮本佳依。
周囲から距離を置かれ友人もいない佳依は、それが自分の性格が原因だと気付いているが、どうしていいか分からないでいた。
そんな佳依は、優しい言葉をかけてくれる高校時代の恩師・吉澤智士に密かに想いを寄せていた。
ある日、吉澤に誘われ連れて行かれたバー。
そこで見た淫靡な光景に動揺した心を抱えたまま、佳依はある電車に乗せられてしまうのだが…。
トレインビーストシリーズ第二弾!
今回のターゲット(アテンダント)は、常に正しくあろうとし、間違ったことを見過ごすことが出来ない堅物大学生。
ちょっとした悪ふざけでも許せず、自分が「こうあるべき」と思ったら他人にもそれを当てはめようとするので、周囲とうまくやっていけません。
自分が嫌われている事は分かっているけれど、空回る正義感をどうしていいか分からず、孤立を深めるばかり。
そんな性格は家庭環境に端を発しているのですが、家族も周囲の人たちも、佳依と向き合おうとしてこなかった為、心の歪みを抱えたまま大人になってしまっている。
吉澤は、唯一佳依に優しく、その苦しみに気付いている人物。
でも、優しい顔の裏に、ドSな本性を隠しています。
何も気付いていない佳依は、吉澤の罠に嵌まり、快楽によって強引に心の鎧を剥がされていく…という展開。
基本的には、第1弾と同じ構図でした。
荒治療で理性という心のストッパーを解除し、本当の自分、秘めていた欲求を受け入れていく。
その過程で疑似痴漢乱交パーティの場である「痴漢電車」が活用されていて、受はこの電車で男たちの餌食となる「アテンダント」として放り込まれ、強引に理性を解放させられる事になります。
一度快楽に屈したくらいではなかなか素直に自分を受け入れる事が出来ないので、吉澤は様々なシチュエーションを用意し、佳依を追い込んでいきます。
佳依は目覚めていく自分の本性に戸惑い、怯えながらも、自分の気持ちに向き合う事で、吉澤との関係を受け入れていく。
普通に考えたら吉澤の行為は酷いし、性格だって相当変態で歪んでいると思うのですが、見方を変えると、このくらい度を超していたからこそ佳依を変える事が出来たわけで、そう考えると割れ鍋に綴じ蓋でピッタリなふたりなのでしょうね。
より美味しい堕とし時をうかがっていたのかもしれないけれど、出会ってから5年くらいは優しい先生でいてあげた事を考えると、そう悪い人でもないのかも…。
まぁ、佳依を孤立させるように仕向けてはいるわけですが(笑)
この手の萌え作品を読むとき、私は攻に対して「いかに受を責め堕としてくれるか」という関心が主で、人柄はどうでもよかったりする事が多いのですが、今回はこんな面倒そうな性格の佳依を受けとめるべく動いていたと考えると、吉澤がなんだかかわいく思えてきました。
というか、こんな事までして欲しがってくれる人がいるって、ある意味羨ましい事ですよね!
前回の感想でも書いたのですが、「痴漢電車」という力業のエロシチュエーションにも関わらず意外とすんなり話に入る事が出来るのは、方法はどうあれ、「本当の自分をさらけ出す事が出来る相手に出会う」という部分がベースになっているからだと思います。

もちろんエロはこれでもかというくらいあります!
「痴漢電車」なので複数P、モブ姦は基本。
ま○ぐりがえしからのセルフ○ェラ、前作カップルを加えた受同士のプレイ、筆プレイ、緊縛などなど、今回も趣向を凝らしたエロが満載です。
ところで私、西野先生のエロで何が1番萌えるか考えた結果、射精管理が好きだ!と改めて気付かされました(笑)
受の羞恥に悶える受も美味しいですが、理性が弾ける瞬間が最大の萌えポイント。
西野先生はその辺りを毎回じっくり書いてくれるので大好き!
トレインビーストはエロで理性を取っ払う話なので、そこをたっぷり味わえる展開となっているのです!!
前作カップルの短編も収録されていますが、もちろんエロです(笑)

ということで、トレインビーストの続編キターーーー!!
続編希望していたものの、2年以上何も動きがなかったので諦めていたのですが…出版社さん、西野花先生、ありがとうございます!
このシリーズ、何故電車なんだとか突っ込みどころはいろいろありますが(日常の中の非日常という意味で電車なのかな?)、そんな事がどうでもよくなるくらい毎回楽しいです。
萌えBLにおいて、世界観や恋愛に至る過程はエロに至るための前振りみたいなものだと思っていますが、そこが破綻しているとせっかくのエロも萌えないので、エロの下準備はとても大切。
あと、やっぱり作家さん自身がテンション高く書いているのだろうなと感じられる作品は、読んでいる側も楽しいですよね。
トレインビーストは、エロで自分を解放するというシンプルなテーマが私の萌えにドストライクなのに加え、作家さんのテンションの高さが感じられて大好きです。
エロかった!楽しかった!ワクワクした!
これはきっとまた続編ありますよね?ね?
続編熱望!
新たなアテンダントの登場を心からお待ちしております!

■シリーズ
「トレインビースト」 佐伯×忍
「トレインビースト -KAI-」 吉澤×佳依

トレインビースト (白泉社花丸文庫BLACK) トレインビースト~KAI~ (花丸文庫BLACK)
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2014.02.26 00:53 | 西野花 | trackback(0) | comment(0)
            












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