にゃんこのBL徒然日記

BL:ボーイズラブ本の感想ブログ

重婚プロポーズ :沙野風結子

4829625686重婚プロポーズ (プラチナ文庫)
さの ふゆこ
プランタン出版 2014-02-13

by G-Tools

沙野先生の別名義作品。
いつものネットリ路線も好きですが、ラブコメ路線もいいですね!
【重婚プロポーズ/さのふゆこ/中井アオ/プラチナ文庫(2014年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!
祖父が遺した邸を訪れた教師の智孝。クローゼットを開けると、そこには可愛い少年・卯太が蹲っていた。彼は座敷童子だと言う。さらに突如現れた美貌の男・桂は、桂男だと言う。なにやら邸とそこに住む者には特殊な役割があり、智孝に継いでほしいらしい。けれど―「俺の花婿さんになって」「私の花嫁にしてやる」と、智孝との婚礼を望むふたりが、あの手この手で迫ってきて!?

【あらすじ・感想など】
祖父の遺産である大きな邸を相続することになった高校教師の水上智孝。
古くて広い邸にひとりは心細いが、しばらく試しに住んでみることになった。
しかし、邸のクローゼットにいた自称座敷童子の卯太、どこからか突然現れる自称桂男の桂のふたりの登場で、思いがけず賑やかな暮らしをすることに。
卯太と桂は、智孝に祖父の仕事を受け継いで欲しいと言うのだが…。
という、邸の不思議な住人と高校教師のラブコメ。
智孝は特別美形でも目立つ存在でもない、普通の20代半ばの高校教師。
偏屈で家族の誰とも会おうとしなかった祖父とは幼い頃に会ったきりですが、学費の援助や、就職先の紹介などで世話になっていた智孝は、唯一の家族である兄に反対されながらも、祖父の希望を無下にできません。
祖父の遺産である邸に住み始めた智孝は、そこで卯太と桂に出会います。
誰もいないはずの邸のクローゼットにいたり、普通に考えたら怪しい人物なのですが、祖父と親しくしていたふたりを智孝は追い出す事もできない。
そして、ふたりから邸の秘密を聞かされます。
祖父は、妖怪を守るために邸に結界を張り、人間の世界で迷っていたり暴れていたりする妖怪や霊を保護していた。
智孝がそれを引き継ぐには、秘密を抱え、妖怪たちと生きていく覚悟を決めなくてはいけません。
それに加え、卯太からは花婿になって欲しいと言われ、桂からは花嫁になれと言われ、ふたりの男(妖怪)に求愛されることに。
妖怪を保護するのにふたりの助けは必要だし、ふたりとエッチする事で力が回復するのでキッパリ拒絶することも出来ませんが、今まで女性と付き合ってきた智孝は戸惑うばかりなので…。
智孝が、何だかんだ言いつつ卯太と桂の存在を受け入れ、ほだされていく様子が微笑ましくてニヤニヤしてしまう!
高校生くらいの外見で性格的にも幼さの残る卯太と、30代半ばの外見でオレ様な桂。
対照的なふたりなのですが、智孝が好きだという点では一致していて、ライバル視しながらも結果的に協力し合っています。
卯太と桂が、妖怪なので実際の年齢はともかく、年の差や性格の違いがありつつ、言い合いをしつつも仲良しなのがいいですね。
年の離れた兄弟みたいな感じかな?
そんなふたりとの生活が、次第に智孝の居場所になっていき、惹かれている気持ちを自覚していく過程が楽しかったです。
妖怪もいっぱい出てきて、それも妖怪モノ好きな私の心を捕らえました。
でも、この先、智孝の後はどうなるんでしょうね?
そこが気になって仕方ない…。

エッチも美味しいですよー!
触手もありますが、1番のポイントは3P、しかもサンドイッチ3Pなのです!
3Pは攻2人×受1人というパターンが多いですよね。
私は受がひたすら愛され責められる展開が好きなので3Pは大好物でよく読むのですが、サンドイッチ状態は珍しい。
しかも、今回は主人公が真ん中なので、受も攻もこなしているわけです。
ここまでの展開で3人の関係がしっかり出来ていたので、智孝が受的な快楽にひたりながら攻的な欲望を抱いている様子は違和感なく読めました。
あ、でも、リバ要素が苦手な方はもしかしたら抵抗があるかもしれません。
私はとても楽しく、美味しくいただけました!

ということで、さの先生(沙野先生)の新刊です。
シリアスじゃないエロが書きたいという事で平仮名の別名義になったみたいですが、確かに、漢字の沙野先生だとシリアスでネットリエロという印象が強いですね。
沙野先生名義でこのラブコメだったら、きっと違和感ありまくりだと思います。
同じ先生の作品なので文体や表現の仕方に共通点はありつつも、全体としては沙野先生よりも文章は読みやすいし、心理描写もライト。
意外と…と言っては失礼かもしれませんが、こんなかわいい話も書けるんですね!とびっくりしたのが正直な気持ちです。
しかし、名義が違っても、萌えがしっかり盛り込まれているのが流石ですね!
エロシチュエーションに対するこだわりが感じられて、ワクワクしました!
これすごく重要(笑)
タイトルを見た時、花嫁モノには特別萌えはないので「重婚」の文字に少し不安を感じていたのですが、読んでみるとファンタジー要素が大きくて、「結婚」に至る流れを楽しんで読む事が出来ました。
沙野先生のネットリした作品も大好きですが、さの先生のライトなラブコメ作品も面白かったので、これからも時々さの先生で作品が出たら嬉しいです!
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2014.02.22 14:14 | 沙野風結子 | trackback(0) | comment(0)
            












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