にゃんこのBL徒然日記

BL:ボーイズラブ本の感想ブログ

京恋路上ル下ル :夕映月子

4403523382京恋路上ル下ル (ディアプラス文庫)
夕映 月子
新書館 2013-11-09

by G-Tools

話も面白かったですが萌えも満載でした!
京都弁、色っぽくて大好きです。
【京恋路上ル下ル/夕映月子/まさお三月/Dear+文庫(2013年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!
京町屋で古書店を営む伊織は、家庭を大切にする年上の男が好みだ。だから大学生の颯馬に告白されても拒絶する。己が失った家族の愛に恵まれた颯馬には、真っ当な恋をしてほしいから。けれど颯馬はいけず美人の伊織に焦がれ、追い続ける。伊織には幸せな恋をしてほしいし、自分がその相手に不足だとは思わないのだ。交わらぬ恋の道で、ふと大人びてきた颯馬に伊織が気づく時…?京の街ではんなり紡がれる恋双紙。大学生×古書店主の年下攻ラブ。

【あらすじ・感想など】
祖父から継いだ古書店で、ある日高校生から「大学に合格したら付き合って」と言われた木嶋伊織。
1週間後、合格を告げ、父親と現れたその高校生・里見颯馬は恩師の息子だった。
すげなく断ったが、その後も颯馬は熱心に伊織に想いをぶつけてきて…。
という、年下ワンコに一目惚れされる話。
舞台は京都で、伊織は祖父母に育てられ、古風な京都弁です。
さらに、茶道や踊りを元芸子の祖母に仕込まれているので、所作が美しい。
伊織は男ですが、誰の目にも印象的にうつる色気のある美しい容姿をしていて、颯馬は初めて会った小学生の時に一目惚れし、高校生の時には本格的に惹かれています。
あっさり断られてしまいますが、大学生になり、古書店の隣の家に下宿するようになると、伊織に近づこうと傍目にも明らかに頑張るように。
颯馬は容姿も性格もよく誰からも好かれるようなタイプで、伊織も何だかんだ言いつつ古書店のバイトをさせたりしていて、決して嫌いなわけではありません。
伊織は同性愛者である事を隠していないし、他の男を誘うような態度も取る。
それなのに、颯馬の恋愛感情は頑なに受け入れようとしません。
それは颯馬の父親に片思いしていたせいでもあり、伊織の好きなタイプがかなり年上の妻子ある男性であるせいでもある。
でも、いろいろと理由をつけて拒んでいますが、伊織にとって最も大きいのは、颯馬もいつか自分の元を去ってしまうのだろうという不安。
子供の頃に親に切り捨てられた事が、伊織が自分で思っている以上に大人になった今でも影響していて、年上の妻子ある、家庭を大事にする男性が好みというのも、過去の経験からきています。
そして、愛されて育った明るい颯馬を、好ましく思うからこそ自分の側に来て欲しくなくて拒んでしまう。
でも、その奥にあるのは愛されたいという想いなんですよね。
次第に伊織の心が溶かされていく様子が伝わって来て、胸が熱くなりました。
素直に気持ちを伝えられなくていけずな態度を取っている伊織と、それを分かって受けとめている颯馬の組み合わせがいいバランス。
颯馬がまだ大学生で、未熟なところがあっても若さと前向きな性格でカバー出来ていて、その裏のなさが好感度大でした。
伊織の過去は重いですが、今はちゃんと理解ある人たちに囲まれているので、全体の雰囲気は暗くありません。
周囲の人たちと伊織とのやりとりが、さり気なくあたたかくてよかったです。
それにしても、伊織のこの容姿と態度で、ストーカー化した男は何人いたんだろうかと気になってしまいました(笑)

話も面白かったですが萌えも満載でした!
伊織が色気たっぷりなんですよ。
男性の京都弁ってどうしてこんなにエロいのか!
しかも和装!
着物はもちろん色っぽくていいのですが、普段着物の人が洋服着ているとなんだかドキッとしちゃいます。
さらに、伊織のツンデレ具合に萌え!
いけずな態度とそれが崩れて脆さが出てしまった時のギャップがたまりません。
さらにさらに、快楽に弱い身体だなんて…どんだけ萌えさせるんですか伊織さん!
乱れるいけずな京美人は極上の美味しさ!

ということで、京都を舞台にした話でした。
ストーリーも面白かったし、登場人物のキャラ付けもよかったです。
兎にも角にも伊織がとても好みなキャラで、存分に萌えさせていただきました!
伊織の魅力を引き出していた颯馬も、嫌みのないまっすぐな明るさで好きです。
夕映先生は以前デビュー作を読んで以来なので3年ぶりかな。
作家買いしようかなと思いながらもなんとなくタイミングが合わずにいましたが、これを読んだら既刊本も読みたくなりました。

あ、余談ですが随所に京都の風土が盛り込まれているのもよかったです。
今年の夏に京都に遊びにいったけれど、また行きたくなりました。
甘味がたくさん登場していて気になります!
お取り寄せできたり、近くデパートに出店していて買えるものもあるけど、やっぱり本店まで行って買った時のワクワクには及びませんよね!
登場したものを挙げてみると(見落としがありそう…)
・ふたば / くず餅、豆餅
・塩芳軒 / こなし
・甘泉堂 / 栗蒸し羊羹、水ようかん
・グルニエドール / りんごタルト
・嘯月 / 雪餅
・和久傳(多分…)
・宝泉堂
・満月 / 阿闍梨餅
知らないものもあって思わずググってしまいましたが、どれも美味しそう!
関連記事
2013.12.04 01:32 | 夕映月子 | trackback(0) | comment(0)
            












管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://macnyanko.blog22.fc2.com/tb.php/1248-918cf78d

最近の記事

プロフィール

Author:にゃんこ
漫画も読むけれど、やっぱり小説が好き! 小説を中心にBL本の感想を書いています。

このBlogについて:Read me

日記&一言感想
→ にゃんこ雑記
お知らせ用twitter
お知らせ
中の人はこちら
つぶやき

Twetter

RECOMMEND

参加させていただいています!

【このBLがやばい!2019年度版】
(漫画中心に小説、CD含めBL全般)

【はじめての人のためのBLガイド】
(ほぼ漫画のみ)
はじめての人のためのBLガイド

作家さん別感想記事リスト

Comment

Trackback

サイトリンク

BL Novels TB

BL Comics TB

BL×B.L.People


お役立ち


with Ajax Amazon

メールフォーム

基本的にレスは雑記の方でしています。数日経っても応答がない場合は送信エラーの可能性があります。「取扱説明書」を参照してください。

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSフィード

| ホーム |