にゃんこのBL徒然日記

BL:ボーイズラブ本の感想ブログ

4904835867ショコラティエの恋の味 (リリ文庫)
藍生 有
大誠社 2013-05-20

by G-Tools

笠井先生の画が美しい!色っぽい!
清潔感のある美人受が乱れる姿に萌えます。
【ショコラティエの恋の味/藍生有/笠井あゆみ/リリ文庫(2013年)】

オススメ:

↓ネタバレあり、caution!
バーで声をかけてきた年下の男――彼は由輝が忘れられない味を作ったショコラティエ・副島基也だった。過去の恋を断ち切れず、そのアプローチを躱し続けていた由輝。だがある事件で自暴自棄になった夜、彼と一夜を共にしてしまい? 「ゆっくり口説く覚悟はしました」焦る自分に、あくまで真摯な基也。思わぬ形で始まった関係に戸惑いつつ、彼の濃密で甘やかな愛情に身も心も蕩かされていく。彼の傍は、心地がいい。そう感じ始めた矢先、元恋人の原から接触があって…!?

【あらすじ・感想など】
馴染みのゲイバーで声をかけられ、それ以来アプローチし続けてくる副島基也に好感を持ちながらもかわし続けている清野由輝。
百貨店の催事を担当している由輝は、企画の目玉としてある有名チョコレート店に出店の打診をする。
その店・ソエジマのオーナーであるショコラティエが基也である事に気まずさを感じてはいたが、有名店でありながら今までどこの百貨店にも出店していないソエジマの魅力は大きい。
無事出店の契約を結ぶことが出来、基也と仕事で関わる事となった由輝。
そんな中、結婚を機に別れた元彼・原に子供がいることを知り、ショックを受けた由輝は基也と関係を持ってしまうのだが…。
という、身体の関係から始まるふたりの話。
基也の方はずっと由輝にアプローチをかけていて、そんなつもりはなくても結果的に由輝はそんな基也の気持ちを利用する形になっています。
由輝が基也に好感を持ちながらも気持ちを受け入れられないのは、由輝の中にまだ元彼の存在があるから。
大学生の頃に出会い、由輝にとって初めて付き合った相手だった原は、由輝という恋人がいながら世間体のために女性と結婚してしまいます。
身勝手な原にショックを受け別れる事になったものの、3年で別れるから待っていてくれと言った原の言葉を忘れられない由輝は、2年経っても新しい恋に踏み出す事が出来ず立ち止まったまま。
そんな事情を薄々気付きながらも、基也は由輝に好きだと言い続けている。
そうした中で発覚した原の現状に由輝はショックを受け、その時側にいた基也の優しさを求めて身体の関係を持ってしまいます。
その後も関係を持ちながらも由輝は自分の気持ちをハッキリさせることが出来ないままなのですが、基也は今まで以上に積極的にアプローチをかけるから、端から見たらイチャイチャしまくりなふたり…。
私、こういう曖昧な関係にイラッとしてしまいます。
不安定な気持ちの時の1回はともかく、その後も会う度エッチして、基也の甘い言葉を受けとめているのに何故付き合わないの?
どう考えても元彼よりも基也に心が傾いていて、その優しさに甘えているのに…。
それなのに何を迷う?!
原と揉めた時でさえ自分の気持ちをなかなか主張しない由輝の態度を見ていると、原とのトラブルに関しては由輝自らが招いた事態でもあるんじゃないか…と思ってしまいました。
原は初めて付き合った相手で、お互いいいところも悪いところも分かっているし、長い付き合いが故に情もあるんでしょうけど。
その辺りの由輝の心情がもっと知りたかったです。
それにしても、基也はベタ惚れですね~。
由輝はこれくらい積極的でストレートに気持ちを向けてくる基也だったからこそ、甘えられたんだろうなと思います。
由輝の態度にはイラッとする所がありつつ、基也の甘さに癒されていく由輝の姿は読んでいて心地よかったので、読後感はよかったです。

濡れ場は全体のボリュームからすると多め。
甘くてエロいです!
過激なプレイをしたり特殊なフェチがあるわけではない、普通の恋人同士のエッチなのですが、笠井先生の挿絵を見て頭の中で出来ているキャラのイメージで妄想するとめちゃくちゃ萌える…!!
清潔感のある受が乱れる姿は美味しいですね!
挿絵自体も素敵すぎて萌え悶えます。

ということで、藍生先生の新刊です。
挿絵買いだったのですが、期待以上に萌えも話も面白くて大満足!
今まで藍生先生の文章に関しては少し苦手意識があったのに、今回は全く気にならず読み進められました。
その理由を考えていて気が付いたのですが、もしかして私、藍生先生の作品はエロネタで買ったものしか読んだことがない……?
手元にあるのは複数Pものばかりで、今まで書いた感想もほぼ萌えについて(笑)
そうした作品ではエロありきの話で、すべての展開はエロに至る過程という感覚だったため、心情変化の不自然さが気になってしまったんじゃないかなと思いました。
今回はエロも美味しいですが、そこがメインではありません。
攻の甘い言葉に溶けていく受という、流れだけ見るとシンプルな話。
そこに仕事と元彼のエピソードがうまく絡んでいて、単調にならず面白かったです。
ショコラティエとしての描写も結構あったので、チョコが食べたくなりました(笑)
それにしてもこのふたり最後までイチャイチャしまくってますが、しばらくしたら由輝は自分の幸せっぷりに不安になり、基也との間に変な空気が流れそう…。
そんな想像をしたら、続編があっても面白そうだなと思いました。
兎にも角にも、笠井先生の挿絵が美しくて萌えまくり!
挿絵効果も大きいですが、甘くてエロくて満足です。
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2013.05.23 00:38 | 藍生有 | trackback(0) | comment(0)
            












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